2002年(平成14年)5月16日『ファイナルファンタジーXI』サービス開始

 2002年(平成14年)5月16日は、プレイステーション2用ソフト『ファイナルファンタジーXI』が正式サービスを開始した日。本日で18周年を迎えた。

 『ファイナルファンタジーXI』は、スクウェア(当時)から発売されたMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)。『FF』シリーズ初のオンラインタイトルで、PlayOnlineというプラットフォームを通じて提供されていた。遊ぶには“PlayStation BB Unit”と呼ばれるハードディスクドライブを備えたネットワーク接続機器が必要だったため、ゲーム開始のハードルは少々高かったが、多くのゲームファンが冒険の舞台“ヴァナ・ディール”へと降り立ち、さまざまなジョブで戦いに明け暮れる日々を過ごしていた。

 当時はまだネットワークゲーム自体が珍しく、ましてやMMORPGとなると本作が初体験というプレイヤーがほとんど。街で行き交う人々がみんなどこかで遊ぶプレイヤーということにすら、驚きワクワクさせられたものだった。夢中になって遊んだプレイヤーの多くは、いまなお当時の冒険が鮮明に思い出せるくらい深く記憶に刻まれているのではないだろうか。筆者はなぜか初期の全滅の記憶ばかり残っていて、セルビナの入り口で大量のゴブリンに絡まれたり、クロウラーの巣に入った瞬間にイモムシに蹂躙されたりしたことが忘れられないでいる。……ともあれ、『FFXI』はMMORPGというジャンルの魅力と認知度を多くのゲームファンに広めたタイトルと言っても過言ではないだろう。

 PS2版『FFXI』の発売と同年の2002年(平成14年)11月7日にはグラフィックのクオリティーを向上させたPC版が、2006年(平成18年)4月20日にはXbox 360版が登場。多数の追加コンテンツも発売されており、『ジラートの幻影』を始めとする拡張ディスク5タイトルのほか、『石の見る夢』や『シャントット帝国の陰謀』などの追加シナリオ、『禁断の地アビセア』などの拡張コンテンツも配信されている。3機種でのクロスプレイを実施し、以降長期のサービスが続いていたが、2016年(平成28年)3月31日にPS2版およびXbox 360版のサービスが終了。現在はPC版でのみ遊ぶことができる。

 『FFXI』と言えば、難度の高いパーティプレイを想像するプレイヤーが多いと思うが、現在は強力なフェイス(手助けしてくれるNPC)や装備のおかげで、ソロプレイでも何のその。実際“プロマシアミッション”の実装当時は絆ブレイクなどと称されるほどの高難度だったのは間違いないが、筆者が3年ほど前に遊んでみたときは悠々ソロで突破可能。何年越しかわからない『プロマシアの呪縛』のエンディングを見られたうえ、最終ミッションである“ヴァナ・ディールの星唄”のクリアー目前くらいまでは比較的スムーズにソロで遊べた。移動手段も細かく整備されていて、『FFXI』はもはや移動に時間が掛かるゲームではなくなっているから本当に驚きだ。

 こうしたアップデートによる環境の変化もMMORPGの大きな魅力。筆者はサービス開始直後のカオスなお祭り騒ぎが大好きだったが、ガッチリと整備されたヴァナ・ディールもなかなかオツなものだった。2020年5月16日現在、ウェルカムバック&ディスカウントキャンペーンが開催中なので、かつての冒険者仲間たちで復帰してみるのもいいかもしれない。

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