レイニーフロッグからNintendo Switchとプレイステーション4向けに配信中のAgate開発によるRPG『ヴァルシリア アーク ヒーロースクールストーリー』を紹介する。記事担当は、ファンタジー世界に転生したいという紅葉つかさ。「黙々とゲームをするのが好きなライター。誰かと対戦や協力をするよりは、引きこもってひとりでできるゲームばかりしている」そうです。
【ココが推し】
- 自分だけの学園を作ることができる
- キャラクター育成の自由度も高い
- 見た目の印象とは少し裏腹に、意外と話が重いところ
ヒーローを育成する学園の学園長として、学園経営に取り組むRPG。プレイヤーは学生たちを鍛錬して、他国との戦闘に備えることになる。ときに、みずからパーティーを率いて冒険に挑むことも……。学園の施設を増築したりするといった、シミュレーション要素もあり、どのような学園にするか自由度は高い。まさにひと粒で何度でもおいしいタイトルだ。何よりも、ファンタジーの世界で学園長なんて、やってみたくありませんか?
王国の運命は学園長が決める?
物語は、プレイヤーが周辺の国を束ねる王国の女帝に、ヒーローを育成する学園の学園長に任命されたところから始まる。右も左もわからず学園の経営をしていたところ、女帝が病に倒れてしまい、女帝の座を狙う各国の女王の陰謀に巻き込まれてしまう。
ストーリーは、学園を発展させるとできるようになる護衛やモンスターの討伐といった依頼を達成すると進んでいく。ストーリーを進める依頼以外に
も、各国の女王からも依頼がある。それを達成することでその国との関係が変わり、ときに戦争をしたり、和平を結んだりと、エンディングが分岐する。学園長の判断で王国の運命が決まるわけだ。
名声を高めて学園を発展
学園では、空いているスペースに施設を建設できる。建設できるスペースや施設は、学園を発展させることで増えていく。学園を大きくするには、依頼を達成したときに得られる“名声”を集めて、学園のランクを上げる必要がある。施設には、一定時間ごとにお金をもらえるといった効果を持つものがあるので、施設の効果も考えて学園を発展させていくといいだろう。
学生を自由に教育
学園に入学してきた学生は、全員クラス“見習い”からスタートする。学生によって能力は違い、攻撃力が高い、防御力が高いなどといった特徴を持っている。ここからの育成ではいわゆるジョブとなるクラスを変えたり、スキルを覚えたり、名前を変えたりできる。好きなように育成できるので、魔法が得意な学生にするもよし、騎士のような学生を育成するのもよしだ。