毎年6月に行われていた世界的ゲームショー“E3”の開催中止により、ゲーム業界では新作発表や新情報公開のための代替手段の模索が続いている。今回新たにインディー系の“Guerrilla Collective”の開催が発表された。
A collective of amazing game studios and publishers have come together to create a digital multi-day press conferen… https://t.co/9aI961Sic8
— Guerrilla Collective (@GuerrillaCollec)
2020-05-11 22:31:13
Guerrilla Collectiveを主催するのは、E3やGDCなどのアメリカの業界イベントに合わせてインディーゲームイベントを行っていた“Media Indie Exchange”(The Mix)と、ゲームメディアから配信者に転身したグレッグ・ミラー氏が率いるKinda Funny Games(こちらもE3などに合わせて発表配信を取り仕切っていた)。
配信は日本時間の6月7日午前2時を皮切りに8・9日の3日間にわたって行われ、特に初日はストラテジーゲーム『ハーツ・オブ・アイアン』シリーズなどで知られる中堅パブリッシャーのParadox Interactiveによる“Paradox Insider”(7日午前3時半開始)、海外PC Gamer誌の主催する“PC Gaming Show”(同4時開始)、同じくGamesRader誌による“Future Games Show”(同6時半開始)と連携し、各チャンネルで立て続けに発表が行われる予定となっている。
なおGuerrilla Collectiveに協力するゲームメーカー等には、前述のParadoxをはじめ、PCゲーム販売プラットフォームのHumble Bundle、またLarian Studios(RPG『ディヴィニティ』シリーズほか)やRebellion(FPS『スナイパーエリート』シリーズほか)といった独立系スタジオ、Raw Fury(『Bad North』『Mosaic』等)やYsbryd Games(『Va-11 Hall-A』、『恐怖の世界』)などのインディーパブリッシャー、そしてデビュー作のRPG『Disco Elysium』が高い評価を受けたZA/UMなどのインディースタジオの名が挙がっている。