新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛が続く、2020年5月。時間はあるけど出かけられない! という皆様に向けてファミ通ドットコム編集部員がオススメのゲームを毎日紹介していく企画をお届け。今回紹介するのは、描いた景色や不思議な生き物が動き出すアクションアドベンチャー『アッシュと魔法の筆』です。

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『アッシュと魔法の筆』

かいぶつがかわいい!

 『アッシュと魔法の筆』は、主人公のアッシュが、魔法の筆で描いた不思議な生き物とともに、廃れた港町“デンスカ”をかつてのように明るく蘇らせていくゲームです。

 本作の魅力は、自由な発想で絵が描けること、描いた絵が動き出すこと、いじめっ子たちを避けるためにパルクールすることなど、さまざまですが、私は“かいぶつ”のかわいさがいちばんだと思います。

 そもそも“かいぶつ”とは、アッシュが空想上の友だちとしてスケッチブックに描いていた生き物で、魔法の筆で描くことによって命が吹き込まれます。正直、初めて見たときはちょっと不気味さを感じたのですが、実際プレイしてみると、そのイメージはひっくり返りました。自分が描いたということも加味されるためか、とてもかわいいのです。

 ストーリーは、この“かいぶつ”たちとコミュニケーションを取りながら進みます。シャッターが閉まっていて通れない、高くて登れない壁がある……などなど、障害物があって先へ進めないとき、“かいぶつ”たちからリクエストされた絵を描いて、喜んでもらうことで彼らの力を借ります。このときのリアクションがかわいい。笑顔になって、“かいぶつ”たちの頭上やまわりにハートマークが出ていて、喜んでいるのが伝わってくるのです。

遠くから手を振ったり、魔法の筆でくすぐることもできて、ちゃんとリアクションしてくれます。

 また、仕掛けを解くために“かいぶつ”を呼ぶこともでき、アッシュがいる場所まで急いで来てくれます。表情やリアクションが豊かで、ずっと観察していても飽きません。私にとっては、友だちというより懐いてくれている子どもみたいな感覚でした。

 また、自由に絵を描けるのも本作の魅力です。自由と言っても、いちから輪廓を書いて色を塗って……というものではありません。草花や木、星などのパーツを組み合わせて自分だけの絵を描けます。

 私は絵が得意とは言えないのですが、心配ありませんでした。簡単です。間違えてもボタンひとつで描き直せます。パーツも、植物や生き物だけでなく、雨雲やオーロラといった“天気”のパーツも存在します。

 描いた絵に、“かいぶつ”が反応してくれるのもうれしいポイント。好物のリンゴを描けば、手に取って食べたり、雨を降らした場所では、描いた葉っぱを傘にしている様子を見られるかもしれません。

 魔法の筆で描いた絵は、“かいぶつ”を含め少し発光していて幻想的。少し離れて自分が描いた作品を眺めるだけでも楽しめます。

  “かいぶつ”や風景を描くためのパーツは町中に散らばっていて、集めることでペイントで使用できるものが増えていきます。当然ですが、集めれば集めるほどさまざまな絵が描けるので、クリアー後にでもすべて集めておいて損はないと思います。

風を吹かせると風車が回ります。この風車を“かいぶつ”が持って遊ぶことも。

 ストーリー展開は私にとってはかなり予想外で楽しめました。絵を描くだけでなく、ときにはいじめっ子を避けるために、路上や屋根の上をパルクールしたりと、アクション操作を求められる場面もあります。基本はペイントで絵を描いて、“かいぶつ”と協力して謎を解いたりして進みますが、合間にアクション要素があることでテンポよく進められました。

 また、本作にはやり込み要素もあって、パーツの収集もそのうちのひとつですが、看板や思い出のスケッチを完成させることも要素のひとつです。

 思い出のスケッチは、町のあちこちにある落書きの場所で、かいぶつたちからのリクエストどおりの絵を描き上げると、スケッチブックを模したメニュー内の“思い出”に保存されていきます。さらに、アッシュのバッグに記念のバッジが装着されます。

バッグがオシャレになりました。

 トロフィー集めも、そこまで難しくないので、挑戦してみてはいかがでしょうか。「○○するかいぶつを見る」といったトロフィーもあって、「そんなことするんだ」という発見もあり、楽しいです。

 本作は、PS VRにも対応しており、ストーリーが進むとVR専用コンテンツ“ポタリと不思議なキャンバス”および“VRフリーペイントモード”をプレイできるようになります。私は、PS VRではまだプレイしていないのですが、本作の世界に入り込んだ感覚でペイントが楽しめるとのこと。もちろん、VRなしでも十分楽しめるのですが、絶対楽しいと思うので、持っている方はぜひプレイしてみてください。

 クリアー後には、フリーペイントモードが遊べるので、ただ絵を描きたくなったとき、“かいぶつ”を眺めたくなったとき、何度でもプレイできます。

そのほかのオススメソフト

 『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く7 光と闇の行方』。主人公が桐生一馬から春日一番に変わり、バトルスタイルがライブコマンドRPGに変わるといった大きな変化がありましたが、個人的にはとても気に入っています。『龍が如く』らしさを残しながらも、新しく生まれ変わったというイメージ。やはりバトルが大きく変わりましたが、鳩に攻撃させたり、デリバリーヘルプ(通称デリヘル)で助っ人を呼んだりと、バリエーションが豊富でレベルアップが楽しみになります。

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