新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛の中で迎えた2020年のゴールデンウィーク。時間はあるけど出かけられない! という皆様に向けてファミ通ドットコム編集部員がオススメのゲームを毎日紹介していく企画の2回目をお届け。今回ご紹介するのは、ガチョウが暴れまくるあのゲームです。

そのほかのGWおすすめゲームはこちらをチェック

メタボIKEDAのオススメソフト

『Untitled Goose Game~いたずらガチョウがやって来た!~』

プラットフォーム:Nintendo Switch、PS4、Xbox One、PC
配信日:2019年9月20日(Nintendo Switch、PC)/2019年12月17日(PS4、Xbox One)
発売元:Panic

憎たらしいけど愛らしいガチョウ

Untitled Goose Game~いたずらガチョウがやって来た!~』は、オーストラリアのデベロッパー・House Houseが開発を手掛けた作品。2019年にローンチされ、GDC(Game Developers Conference)2020のGame Developers Choice Awardsで最優秀賞のGame of the Yearを獲得するなど、世界的に高い評価を得ています。

 そんな同作ですが、その特徴的なビジュアルと国内外での評判の高さゆえに、未プレイのゲームファンの中には気になっている方が多いのではないでしょうか。

 どんなゲームなのかというと、まさに邦題のサブタイトル“いたずらガチョウがやって来た!”そのままです。プレイヤーが操作するのは、“いたずらガチョウ”。ドタバタと歩いたり、羽根を羽ばたかせたり、「ガァ!」と鳴き声をあげたりと、いかにも“ガチョウ然”とした動作を行うことができます。そんなガチョウがいったい何をするのかというと、のどかな村を探索しながら、農園で働くおじさんの帽子を盗んだり、商店のおばさんをガレージに閉じ込めたりと、住人たちにいたずらを仕掛け、ちょっとだけ困らせていく、というわけです。

 ガチョウのいたずらは住人たちも警戒しており、いたずらをしようとすると、すかさず妨害すべく行動。いたずらを成功させるには、そうした妨害をあの手この手でかい潜る必要があるのです。そこには、“Aの行動で村人の注意を引いているうちに、目的のBを奪う”というようなパズル的な要素があり、ちょっとしたステルス要素も(というほど緊張感あふれるものではないですが)。

 本作のおもしろさは、このToDoをこなす方法を思い付くまでの試行錯誤にあります。“デッキブラシを壊す”、“リボンでオシャレする”など、新エリアで最初に提示されたときには、どうしたものやらさっぱり解法がわからないお題ばかり。ところが、住人たちの行動や、周囲に置いてある日用雑貨などを注意深く観察していると、「もしかして、こうすればいいのか……?」とアイデアが湧いてきます。

 もちろん、そんな思い付きには、正解の場合もあれば、まったく見当違いの場合も。なかには小一時間考えてもわからないものがあったりしますが、いったん諦めて翌日再挑戦すると、「あっ!」とヒラメキがあり、あっさりクリアーできたりすることも。エリアが進むに連れてToDoの難度は上がっていきますが、これらをクリアーするなかで自分の“ヒラメキ力”の成長を感じ取れるのが醍醐味と言えるでしょう。

 スリリングな冒険の果てに世界の危機を救うわけではなく、ヒリヒリとしたバトルで強敵をねじ伏せるわけでもない。そこには、ただひたすら他愛のない日常が広がっているだけなのですが、それでいて不思議な魅力が詰まった本作。絶妙な難易度に設計されたパズル要素のほか、洗練されたグラフィック、状況に合わせてインタラクティブに流れ出すピアノ曲といった演出が心地よく組み込まれており、ちょっと新しいゲーム体験を味わうことができるというわけです。

 ちなみにToDoには“するべきこと”のほかに、ゲームクリアーには必須でない(できれば)のリストがあり、こちらは達成すべき項目自体がノーヒント。課題をこなすのではなく、あちこちのエリアでいたずらできそうな事柄を探し始めると、童心に返ったかような心境を味わえます。ただし、こちらを見つけ出すのは本当に難しいので、偶然発見したもの意外は1周目をクリアーしたあとにチャレンジしてみてもいいかもしれません。

 というわけで、ゆるゆると遊んでいると得も言われぬ満足感がある『Untitled Goose Game~いたずらガチョウがやって来た!~』。五月晴れで気持ちのいい季節なのに、外出を自粛せざるえない休日に気分転換を図るには最適な1本と言えるのではないでしょうか。

そのほかのオススメソフト

 2020年1月に発売された『龍が如く7』ですが、物語が描かれるメインの舞台は横浜・伊勢佐木異人町。街並みのリアルな再現は『龍が如く』シリーズの大きな特徴ですが、モデルとなったエリアの作り込み度は相当なもの。ストーリー中では東京・神室町と大阪・蒼天堀を散策することもできるので、外出自粛の憂さを晴らしたい方はぜひプレイを。あと、本作はストーリーがかなりいいです!

 Nintendo Switchで初の『ポケットモンスター』シリーズ完全新作となった『ポケットモンスター ソード・シールド』。2019年発売の作品ではありますが、有料追加ダウンロードコンテンツ『エキスパンションパス』の展開が間もなく。2020年6月末までに『鎧の孤島』、2020年秋には『冠の雪原』の配信が予定されているので、いまのうちに『ポケットモンスター ソード・シールド』を遊んでおきましょう!

 最後はアミューズメント施設で人気を博している魚釣り体験メダルゲーム『釣りスピリッツ』のNintendo Switch版。個人的にはサオ型の専用Joy-Conアタッチメント発売を心待ちにしていますが(2020年7月21日発売予定)、Joy-Conでのプレイでも十分に楽しめます。ド派手な演出でエンターテインメント性を重視した釣りゲーで、長い巣ごもり期間を乗り切りましょう。

『龍が如く7 光と闇の行方』パッケージ版の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『ポケットモンスター ソード』パッケージ版の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『ポケットモンスター シールド』パッケージ版の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『釣りスピリッツ Nintendo Switchバージョン』パッケージ版の購入はこちら (Amazon.co.jp) 釣りスピリッツ専用Joy-Conアタッチメント for Nintendo Switchの予約購入はこちら (Amazon.co.jp)