2001年 3月31日 セガがドリームキャストの製造を終了

 2001年(平成13年)3月31日は、セガがドリームキャストの製造終了をもって家庭用のハードウェア事業から撤退した日。

 いまから19年前の2001年1月31日、セガは“構造改革プラン説明会”と題する記者会見を開催し、3月31日をもってドリームキャスト本体の製造を中止すると発表。今後はコンテンツプロバイダーとして他社ハードへソフトを提供し、世界一を目指す方針を打ち出した。

 セガの家庭用ハード事業からの撤退宣言という、あまりにも衝撃的なニュースに当時のゲームファンは騒然。ふだんはのほほんとしている編集部も、このときばかりはテレビ局の報道フロアばりに編集者が慌ただしく作業していたと筆者は記憶している。

週刊ファミ通2001年2月23日号の記事より。巻頭8ページにわたり特集記事が組まれ、ニュースは大きな衝撃を持って迎えられた。

 記者会見の際、当時のセガ最高執行責任者の香山哲氏は「約200万台の在庫をユーザーに届けるために、価格施策も視野に入れています」と発言し、実際に2001年3月1日からドリームキャストの本体価格が現行の19900円から9900円に値下げ。こちらもかなり話題となったので、記憶している人も多いのではないだろうか。この施策によって筆者の周囲では『ファンタシースターオンライン』で遊ぶためにドリームキャストが爆売れで、ドリキャスユーザーが増えたのをうれしく思うと同時に、切ない気分になったことをいまでも覚えている。

 また、3月下旬には『バーチャファイター』と『鉄拳』のコラボ広告が日本経済新聞に掲載。これはプレイステーション2用ソフトの見開き広告になっており、アキラが「十年早いんだよ!」と言えば、風間仁が「一年遅いんだよ!」と返すフレーズが印象的で時代の流れを痛感させられる内容だった。そして3月31日には前述の通り、ドリームキャストの製造が終了。セガ初の家庭用ゲーム機SG-1000の登場からドリームキャストまで、約18年のハード事業が幕を閉じた。