遠距離から敵を撃ち抜く“狙撃”に焦点を当てた人気FPSシリーズの最新作『スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト』。本作は、プレイヤーは傭兵のスナイパーとして、無数の暗殺ミッションに挑戦していく作品だ。

 ミッションの舞台となるフィールドは広く、プレイヤーがどのような経路で暗殺を行うも自由。狙撃をフォーカスした作品ではあるものの、他の武器やガジェットも多く登場し、攻略の幅が広いのも魅力のひとつ。

 また売りである狙撃は、距離に応じて弾が落下したり、風の影響で弾道がそれたりと、徹底的にリアルを追求した挙動を実現しており、現実さながらの狙撃体験を味わえる。

 今回、発売に際して開発元であるCI Gamesのリリースマネージャー、カロル・バナシキエヴィチ氏にメールインタビューを行い、最新作としての特徴や魅力についてインタビューを行った。狙撃に対する熱の入れようを感じられる解答を頂けたので、ぜひチェックしてみよう。

カロル・バナシキエヴィチ氏

CI Games
リリースマネージャー

――タイトルを『4』ではなく『コントラクト』とした理由を教えてください。

カロル本作は以前のシリーズのようにストーリーが中心ではありません。コントラクト(契約)とオーガナイゼーション(組織)に重点を置いた非常にユニークな作品となっています。いままでとは違う、洗練された『スナイパー ゴースト ウォリアー』というアピールの意味も込めて『コントラクト』として発表したのです。

――本作では、どのような物語が展開されるのですか?

カロル具体的な物語への言及は控えさせていただきますが、主人公は、組織からシーカーと名付けられた傭兵です。つねに死と隣り合わせの暗殺者として雇われ、正体不明のクライアントからの任務を隠密にこなすことになります。本作をプレイする中で、その組織に関するヒントがあちこち隠されているので、ぜひ探してみてください。

――シベリアを舞台にした理由は?

カロルシベリアは雪に覆われた風景が特徴的なので、この地域ならではの特性を活かした作品を作れそうだと思ったからです。寒地荒原、森林地帯、閉鎖地域、造船所や港など、さまざまなロケーションを用意しています。

――シベリアと聞くと極寒の地というイメージがあります。この土地ならではの気候がゲームに影響を与えることはあるのでしょうか?

カロルもちろん天気はゲーム進行にさまざまな影響を与えます。たとえば吹雪になると雪やひょう、あられが降り、プレイヤーの視野が少し遮られたりしますね。また、水に入ると凍えて数秒フリーズし動けなくなるので注意が必要です。

――本作には5つのロケーションが存在するとのことですが、広さはどの程度でしょうか?

カロル本作は厳密にはオープンワールドではありませんが、それぞれがサンドボックス型のマップとなっているため、オープンワールドに近い感覚を得られるでしょう。各ロケーションには“コントラクト(契約)”と呼ばれるミッションと、やり込み要素となるサブミッションが用意してあるので、ボリュームも多いですよ。

――物語が進みロケーションが移動したあとに、前のロケーションへは任意で戻れますか?

カロルもちろん、戻ることは可能です。もう一度プレイすることで別の発見もできると思うので、何度も挑戦してみてください。

――本シリーズの魅力である、狙撃ならではの快感を表現するために、本作でこだわっているポイントを教えてください。

カロルユーザーにスペシャルな狙撃体験を提供できるよう、ダイナミックレチクルシステムを導入しました。これによって、スコープなどを通じて、弾丸落下や風量など、環境の要素がどれだけスナイパーの一撃に影響を及ぼすかをリアルに感じられると思います。最初は複雑に思うかもしれませんが、慣れるとすごくシンプルかつ満足度の高い臨場感を楽しんでいただけるはずです。
 また、かねてより狙撃した際の身体の破壊表現をリアルにしてほしいという要望が多かったのですが、ようやく本作で改良することができました。これを見るとスナイパーライフルの威力を実感できるでしょう。この破壊表現との組み合わせもあり、スナイパーライフルで敵の頭を狙撃できたときの快感は最高ですよ!

※日本語版ではCERO規定に従って、切断面が黒く表現されているとのこと。

――本作から新たに加わった要素や機能には、どんなものがあるのでしょうか?

カロルまず、アイテムとしてマスクを追加しました。アップグレードしていくとさまざまな機能を追加することができます。また、プレイヤーを雇った組織とのコミュニケーション機能もあって、本ゲームでは欠かせない要素だと言えますね。ほかにも、敵をマークするシステムやUIについても改良しましたし、武器についてはスナイピングライフルからアサルトライフルまで幅広い種類が整っているので、プレイヤーならではの組み合わせでゲームが楽しめるようにしています。新たに敵の狙撃手が登場するライバルシステムも追加したので、サスペンスで予測不可能な緊張感を堪能していただけるでしょう。

――ライバルとなる敵スナイパーとは、直接対決することになるのでしょうか?

カロルライバルはAIによって操作され、エリアごとにランダムに登場します。彼らはプレイヤーを倒すのに特化した装備を整えているので、素早く排除できるかが重要になるでしょうね。

――ミッション達成で得た報酬の使い道を教えてください。

カロルキャラクターのスキルをアップグレードしたり、新しい装備を購入したり、シリーズ初登場のキーアイテムであるマスクをカスタマイズして探知範囲を広げたり……といったことができます。

――武器やガジェットといった装備の切り替えを、フィールド上で行うことはできますか?

カロル基本的にはミッションに入る前に装備したもので戦うことになりますが、ゲームのプレイ中に手に入れた武器やガジェットについては、フィールド内で使用することができます。

――オンラインマルチプレイのアップデートが予定されているようですが、どんな遊びかたができるようになる予定でしょうか?

カロル本作のメインはシングルプレイですが、より深く楽しんでいただけるようマルチプレイを追加することにしました。オンラインマルチプレイでは“デスマッチ”と“チームデスマッチ“という2モードをプレイでき、シングルプレイとは別の4つのマップが広がっています。“チームデスマッチ”では銃撃戦よりスナイピングをより楽しめるような内容となっていて、マルチプレイFPSタイトルの中でも独特でおもしろいものに仕上がっていると思います。

――最後に、本作を楽しみに待っている日本のファンにひとことお願いします。

カロルシーカーよ、正義を追求せよ! そして、『コントラクト』で味わえる至高のヘッドショットをぜひお楽しみください!