2020年4月10日に発売を迎える、PS4用ソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』。本作の開発者が語るインタビュー動画第2弾“ストーリー&キャラクター”が公開された。

 インタビューには、プロデューサーの北瀬佳範氏、ストーリー&シナリオ担当の野島一成氏、Coディレクター(シナリオデザイン)の鳥山求氏が登場。今回のリメイクに合わせて変更されたシーンや、その意図などを明かしている。

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 詳細については動画を観てほしいが、本記事では動画内の注目部分などをピックアップしていく。

ミッドガルについて

 オリジナル版のミッドガル脱出まで、寄り道せずにプレイすると7~8時間だったが、改めてプレイしたときに、北瀬氏は「もともとの印象ではもっと長いあいだミッドガルで過ごしていたように感じていた」と思ったそうだ。そこでリメイクにあたって、ミッドガルをもともと思っていたイメージの通り、広がった世界として体験してもらうために、より深く掘り下げて追加要素やオリジナル版では描いていなかった世界観などに注力したという。

クラウドの設定について

 『FFVII リメイク』のクラウドは、『FFVII』オリジナル版より内面をもっと深く描いており、原作ではクールでカッコいいイメージだったが、今回はそれを外して、“痛い”、“カッコ悪い”、“認められたくて見栄を張ってしまう”というキャラクターになっているという。

 クラウドの有名なセリフに「興味ないね」というものがあるが、そのセリフに対しては「カッコ悪いセリフなんじゃないか、というイメージにしている」と野島氏。また、こういったチャレンジについて、野島氏は「皆さんに受け入れられるかドキドキしています」と語る。

ティファの設定について

 クラウドの幼なじみで、ともに戦うことになるティファ。彼女については、「暴力行為がいいことなのかどうか悩んでいる。幼なじみのクラウドが現れたことによって変わったところなどの繊細な部分を、声の演技やちょっとした表情でしっかり見せることで、新しくリメイクしている」(鳥山氏)とのこと。

バレットの設定について

 アバランチのリーダーであるバレット。彼は、「熱い心が空回りしてしまうタイプ」、「まわりのメンバーが必死になってバレットを支えている」(鳥山氏)とのこと。『FFVII リメイク』の体験版をプレイした人ならば、彼の熱いイメージは伝わっているのではないだろうか。

エアリスの設定について

 花売りの少女としてクラウドと出会うことになるエアリス。野島氏が「自由を大切にしている」と語る彼女には、今回のリメイクに合わせて、隠された新しい設定が盛り込まれているそうだ。「わずかに出てくるだけなのでわかるかわからないかというレベル」と鳥山氏が語るが、どんな設定が追加されているのか……。

その他

 そのほかの話題を抜粋を掲載。これ以外にもアバランチやセフィロスなどの話題もあるので、ぜひ動画を確認してほしい。

  • 「原作のセリフは、声が出ない、読むためのセリフ。今回はリメイクにあたって役者さんがしゃべる、声が入るんだったら変えたい。なんだったら全部変えたいという話をさせていただいた」(野島氏)
  • 「いちばん難しかったのは、黒い画面にクラウドの心の声みたいなものが表示されていたシーン。その心の声は誰の声なんだと。声が鳴った時点でわかってしまうこともあるし、黒い映像だけではビジュアル的に弱いから、それをどう表現するか、当時と同じように謎めいたものとして見えるように作り出すことができました」(鳥山氏)
  • 「メインになるストーリーは同じですが、原作で起こる大きな出来事の合間に人間関係を深めていくシーンを追加しています。(クラウドは)ミッドガルで、ティファの紹介でティファと同じアパートの部屋を借りることになるんですが、日本のスタイルのアパートで、なかなかかわいらしいシーンになっていると思うので、楽しみにしてほしいなと」(野島氏)

※画面は、動画をキャプチャーしたものです。