序盤の物語を体験しよう!

 ホークアイ大好き、西川くんです。2020年4月24日に発売予定の『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』(※)。2020年3月18日より、本作の体験版が配信されます

※対象ハードはNintendo Switch/PS4/PC(Steam)。PC(Steam)版はダウンロード版のみで、2020年4月25日発売予定

 『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』とは、1995年にスーパーファミコンにてリリースされた『聖剣伝説3』のフルリメイク作品。キャラクターや物語の魅力はそのままに、フル3Dグラフィックに対応し、アクション性も向上やシステムの追加など、さまざまな要素がリメイクされています。

 本記事では、体験版を事前にプレイした筆者によるレビューをお届け。なお、アクション部分の触り心地は、“gamescom 2019”や“東京ゲームショウ2019”で試遊できたバージョンとほとんど変わりません。アクション要素は細かく下記記事で解説していますので、併せてチェックしてみてください。

 なお、本体験版は製品版にセーブデータの引継ぎが可能です。自身で選択したパーティーをそのままに、製品版で遊ぶもよし。いろいろなパーティーを吟味するために体験版を遊ぶもよし。製品版に向けてちゃっかりレベル上げをしておいてもオーケーなわけです。

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体験版ではパーティー選択が可能!

 本体験版は製品版に相当する内容となっており、序盤の物語が丸ごと遊べます(最初のボス・フルメタルハガー撃破まで)。つまり、本作の大きな特徴である、パーティー選択も体験可能なわけです。

 プレイヤーはゲーム開始時に、剣士のデュラン、獣人のケヴィン、盗賊のホークアイ、魔法使い(?)のアンジェラ、アマゾネスのリース、光の司祭の孫娘シャルロットの中から、3人を選んでパーティをー結成。最初に選択したキャラクターが主人公となり、残りふたりはパーティーメンバーとなります。

 選んだ組み合わせによって、戦闘スタイルからセリフなどまで細かく変わるので、どういったパーティーで遊ぶのかはオリジナル版『聖剣伝説3』でも悩みどころでしたよね。ちなみに僕は今回、ホークアイ、リース、シャルロットというパーティーで遊んでみました。

 ホークアイは、オリジナル版を遊んだ当時から、6人の中でもいちばんのお気に入りだからです。リースは、皆さんがいちばん見たいキャラクターだと思われるので選びました(体験版では見れませんが、のちのちホークアイとの専用のエピソードなどもありますしね!)。

 シャルロットは、体験版の性質的に選びました。というのも、今回の体験版は先述した通り、オープニング~フルメタルハガーの討伐までが遊べます。オリジナル版と同じように、シャルロット以外を3人目に選んだ場合、そのキャラクターはフルメタルハガー戦以降に仲間になりますから、3人揃ったシーンを見せるならシャルロット一択! というのが率直な選出理由です。

濃密に描かれる主人公たちのプロローグ

 ゲームがスタートすると、まずはホークアイのプロローグ。本作はカットシーンがフルボイスとなっており、イーグルとの友情、ジェシカとのやり取りから、イザベラとのいざこざまで、めちゃくちゃドラマチック。オリジナル版でもオープニングの時点で泣けちゃいましたが、本作はもっと泣ける!

オリジナル版のイーグルはナイト風の体格のいい男性でしたが、本作ではやさしそうなイケメンですね。
イザベラはメチャクチャセクシーに。
ジェシカは原作のイメージそのままに、という感じでしょうか。
ニキータ、めっちゃカワイイです。声もイイのです。

 というのも、やはりキャラクターの表情が細かく表現され、よりわかりやすくなったので、その心情がすごく読み取れるんですよね。イーグルを殺したのは俺じゃない……。でも、それを告げると呪いを掛けられたジェシカは死んでしまう……。そんな葛藤を胸に、仇討ちと呪いを解くためにホークアイはメインテーマ『Meridian Child』とともに旅立つのです。うーん、シビれる!!!!

 ちなみに本作より、仲間にする瞬間にそのキャラクターのプロローグをそのまま遊べるようになりました(はい、いいえ、の選択式です)。“いいえ”を選ぶと、オリジナル版のように、簡潔なモノローグが語られます。

ストーリー進行は、よりわかりやすく!

 プロローグが終わると、シャルロットを除く5人は城塞都市ジャドからスタート。あとはオリジナル版と同じように、ラビの森を抜けて滝の洞窟を目指しつつ、湖畔の村アストリアや聖都ウェンデルを訪れるという流れ。

 筆者は試遊版をプレイ済みですが、改めて今回感じたのは戦闘のテンポが非常にいいということ。ラビやマイコニドといった敵と出会っても、本作はダッシュの速度なども早いため、サクっとバトルが終わるのが爽快です。といってもこれは序盤ですから、そのうち道中の敵も手強くなっていくことでしょう。

 また、ストーリーを進める方法も非常にわかりやすいです。画面右上に表示されるミニマップの★マークは、ストーリーが進行するエリアへの入り口や、ストーリー進行に関わる人物に付けられたもの。★マークをとにかく目指すだけで物語が進むので、基本的に迷うことはないでしょう(もちろんダンジョンは入り組んでいますが)。

新たな育成要素が登場

 オリジナル版では、基本的にレベルを上げて、ポイントを得てステータスをアップ。そこからクラスチェンジをし、特技や魔法を覚えていく、というのが基本的なキャラクター育成の流れでした。本作でもオリジナル版のように、レベルアップ時に“育成ポイント”を得られるのですが、割り振れるステータスは力、守、知性、精神、運の5つに。回避率などに影響する素早さがなくなった、という感じです。回避は自分のアクションでおこないますからね。

 さらに、各ステータスに育成ポイントを一定数振ると、特技や魔法だけでなくアビリティも入手できるようになりました。たとえばホークアイの運に2ポイント振ると、敵に見つかりにくくなるアビリティ“隠密”を習得できます。

 アビリティは装備することで効果を発揮するもの。このアビリティの中で、最大の特徴とも言えるのが“リンクアビリティ”の存在です。このアビリティは習得したキャラクターでなくとも装備でき、仲間の誰でも使えるものなのです。

 攻撃した敵を30%の確率で猛毒状態にするホークアイの“ポイズン”をリースに装備させて、リースを猛毒を付与するアタッカーとしても活用できたりと、かなり自由度が高いのです。さらに、物語の中で、思わぬ人との会話からリンクアビリティをゲットできることも。人との絆がアビリティとなったのが、リンクアビリティということでしょうか。このカスタマイズ要素が、ゲーム後半になればなるほど奥深そうだなと感じました。

 残念ながらフルメタルハガー戦までですので、クラスチェンジは今回も体験できませんでした。う~ん、どれくらい強くなるのか気になります……!

仲間のAIカスタマイズが細かい!

 本作では、メニュー画面の“作戦”から、AIにより細かな戦術の指示をあらかじめ設定できるようになりました。たとえばどの敵のターゲットにするのか、攻撃重視なのか援護重視なのか、はたまた攻撃をしないようにするなど、その設定は多彩です。また、回復アイテムは(個数が)5未満にならないように使用する、必殺技はSPが100未満にならないようにするなどの細かな設定もあります。

 これはオリジナル版のお話ですが、防御力の低いアンジェラやシャルロットが敵へ不用意に近づいてしまいダウン、なんてことも多々あったと思います。しかし今回はAIを細かく設定することで、後衛向きのキャラクターを自分で操作せずとも、しっかり後衛として立ち回ってくれるようになったわけですね。

リースかわいい

 他作品とのコラボキャラクターとしても多数出演している、大人気キャラクターのリースさん。本作ではもうもう魅力に溢れまくりです。プロローグでは、母の形見であるリボンをほどくシーンなどもより鮮明に描かれていて、かなりヒロイック。儚げかわいい。

ちなみにアマゾネスの人たちもいろいろいます。お好みのアマゾネスを探してみては!

シャルロットもっとかわいい

 本体験版で気づいたこと。それはシャルロットがあざといくらいにカワイイことでち。オリジナル版ではコメディリリーフという感じで、まあその、物語的にちょっと暗い部分もありつつ、基本的には明るいキャラクターですよね。それがもう、本作はボイスの力と、すっごいコミカルに動き回るので、メチャクチャかわいいのです。個人的にはリース超えてますね。

体験版をとりあえず遊ぶべし!

 というわけで、装備の変更などの要素も味わえる本体験版。『聖剣伝説3』を当時遊んでいた人のみならず、これから『聖剣伝説3』の世界に飛び込みたい、という人にもうってつけの体験版となっております。少しでも気になったら、とにかくダウンロードしちゃいましょう!

 ちなみにオプション設定で、BGMをリメイクバージョンからスーパーファミコンバージョンにも切り換えできますので、ぜひ試してみてください!

プレイ動画をお届け!

 最後に、オープニングからフルメタルハガー撃破までの一連の流れを、要素を解説しつつ紹介したプレイ動画をお届けします。動画は約30分という、かなりのボリュームになっていますので、じっくりご堪能ください。