フライハイワークスからNintendo Switch版が配信中のアドベンチャー『Degrees of Separation』を紹介しよう。担当は、夏より冬が好きだというNiSHi。
ノルウェーの開発会社Moondropによる2Dアドベンチャー。主人公は、熱の力を操る能力を持つ少女・エンバーと、冷気の力を操る能力を持つ少年・ライム。
ふたりはそれぞれ、炎と氷、ふたつの属性によって分割された世界で、お互いの能力を駆使して協力し、ステージ内に存在するギミックを解きながら、旅をしていく。ギミックの難易度は絶妙で、見事突破できたときの達成感はひとしお。物語に力が入っているのも大きな特徴で、『Fallout:New Vegas』などの脚本を担当したクリス・アヴェロン氏がストーリーを担当している。
エンバー(左)
炎の世界で暮らす少女。森の大木たちがなぎ倒されていたため、好奇心から冒険へと旅立つ。
ライム(右)
氷の世界にある王国の城を守る存在であり、古くから続く英雄の家系の末裔でもある少年。
ふたりの主人公による冒険が描かれる
エンバーとライムはそれぞれ、炎と氷の力で分断された世界で協力しながら旅を進めていくことになるが、お互いの世界に侵入することは不可能で、ゲーム画面上においても、ふたつの世界が隔たれている。そのため、Lボタンでキャラクターを切り換えながらプレイすることが重要となってくる。なお、操作していないキャラクターに対しては、Rボタンでその場で待機する命令をしたり、追従の指示が行える。的確にキャラクターを動かし、冒険を進めよう。
相反する力を使いこなせ!
プレイヤーは、熱を操る力を持つエンバーと、冷気を操る力を持つライムを切り換えながら、ステージ内に存在するパズルのようなギミックを解いていくことになる。
たとえば、足場を作るために、冷気の力で雪玉を大きくしたり、行く手を阻む巨大な雪玉を熱の力で小さくしたりといった具合だ。ほかにも、ステージ内には多数のギミックが存在するため、ふたりの力を使いこなすことが攻略のポイントとなる。
スカーフを集めて新たなる旅路へ
作中には数多くのステージが登場するが、これらのステージは、ひとつの城(ハブエリア)に存在する扉から移動できる。各ステージにつながる扉には鍵が掛けられているものの、城の周囲やステージ内に点在するスカーフを集めることで解放でき
る。
スカーフが設置されている箇所には、難易度の異なるギミックが用意されている場合がほとんど。しかし、ゲーム内に存在するスカーフの数はとても多く、すべてを集めなくても城内の扉は解放できるので、獲得が難しいものは後回しでもOKだ。