『SHIROBAKO』声優からのコメントが到着

 2020年2月29日、劇場版『SHIROBAKO』がいよいよ公開となった。

 本作に出演する声優陣6名からコメントが到着! 見どころなどを訊いたインタビューを一挙に公開する。

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木村珠莉さん(宮森あおい役)

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じていかがでしたか?

 宮森さんもミムジーもロロもずっと自分の中に生き続けていたというか、ずっとそばにいたような印象で、久しぶり感はあまりなかったです。

 宮森さんは放送が終わった後もありがたいことにCMなどで演じることもありましたし、ミムジーとロロはつい日常生活でひとり言を彼らでしゃべってしまったり……本当に身近なところにずっといるキャラクターたちだったので、今回のアフレコもすんなり当時の気持ちに戻っていけました。

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

 宮森さんは5年の間に修羅場をさらに重ねてきたのか、監督とのやり取りなどシリーズ序盤に比べるとたくましくなったなぁと思わされるシーンがたくさんありました。

 オーディションのときには宮森さんは社会人1年目という役柄だったので、まだ「すこししっかりしていない部分というのを残そう」と意識していましたが、今回そんな部分はなくなって、頼れるラインプロデューサーに成長していました。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 宮井さんの登場によって宮森さんの意外な一面が見られるシーンがあります。演じていてもすごく楽しかったシーンなので注目してもらえたらうれしいです。

 ほかにもたくさんあるんですが、ぜひ劇場でびっくりしてほしいので確かめにいってくださいね。

――あおいのように多くの人達をまとめあげるお仕事・役割は得意ですか? またはそういった経験は過去にありましたか?

 学生の頃からよく飲み会の幹事をやることが多かったです。

『SHIROBAKO』の現場でもみなさんを誘ってお店を探して毎回飲みに行っていました。楽しいことのためなら、多少大変でもがんばれるような気がします!

――これまで『SHIROBAKO』を観たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 “お仕事モノ”で、アニメ制作という舞台ではあるんですが、みんなが直面する悩みや葛藤は普遍的ですごく共感できて……。

 そんな誰もが抱える問題を乗り越えるきっかけになるセリフやシーンがたくさん散りばめられていて、見るたびハッとなるそんな作品です。でも説教臭くなくてすごくエンターテイメント性が高い作品なので、気軽に観てほしいです! テレビシリーズは全24話あるのですが、本当にあっという間に観られてしまうと思います! もちろん、劇場版もよろしくおねがいします!(笑)

佳村はるかさん(安原絵麻役)

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?

 テレビアニメが終わった時点では、二期や劇場は作らないとお聞きしていたので、劇場版でまた安原絵麻を演じられる事ができるなんて思ってもみませんでした!

 テレビシリーズのころから芯は変わっていませんが状況が色々と変わって、成長している絵麻を演じられてうれしかったです。

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

 ネタバレはできないのですが、絵麻は約5年間の間に色んな事があったんだなぁー(涙)と思うセリフがありました。

 いいことも悪いことも、きっといっぱいあったのだと思います……。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 映画公開前に「絵麻はムサニに席をおいていない」と発表しているのですが、それはどういうことなのか? どういう生活を送っているのか? 

 テレビシリーズでひとやまを超えた絵麻ですが、映画では順風満帆なのか……などなど、いろいろと確かめていただけると幸いです。

――絵麻は、原作中では原画の腕前を上げるのに苦労されていましたが、佳村さんが声優の演技の幅を広げるために心がけていることがあれば教えてください。

 幅を広げるというのとは違うのかもしれないのですが、テレビシリーズのときに絵麻とおいちゃんとりーちゃんと梅干しを食べて酸っぱがるシールがあったのですが、そのアフレコ前に大和田仁美ちゃんが梅干しを持ってきてくれて、珠莉ちゃんと3人ですっぱい梅干しを食べたり、実際にいろいろなことをできるだけ経験をしたいと思っています。

――これまで『SHIROBAKO』を見たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 テレビシリーズ『SHIROBAKO』は、アニメの事があまりわからない私の父が「大人になってこんなにアニメをおもしろいと思えるなんて!」と感動した作品です。

 ですので、劇場版の前にアニメで予習して頂けるとより楽しめると思うのですが、観てない方でも、この映画の中で“一本の映画を作るための大人の戦い”をぜひ映画館で見届けてほしいです。

千菅春香さん(坂木しずか役)

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?

 テレビアニメ後のしずかを演じられるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。久しぶりな感じはまったくしませんでした!

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

 しずかは、視野が広がったように思いました。意見の伝えかたや悩みかたなど、あのころはただただガムシャラだったのが、人の意見も自分の意志も尊重できるようになっていて。

 演じている私も、テレビアニメ放送当時よりも柔軟な考えかたができるようになったと思います。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 ずかちゃん、がんばってます!

 抱えている悩みは“これぞアニメ業界”という感じですが、その根幹はどんな仕事にも通じるところがあると思います。

――しずかのように駆け出し時代は誰にでもありますが、千菅さんが新人だったころの苦労・うれしかったことなどのエピソードや思い出があれば教えてください。

 仕事を始めたての頃は“がんばる”というのが常に力を込めている状態だと思っていたので、力の抜き方がわからず、いつも気を張っていました。よくスタジオに遅刻する夢を見ていました(笑)。

――これまで『SHIROBAKO』を見たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 どんな人にも必ず共感できるポイントがあるところです!

 『SHIROBAKO』には、お仕事あるあるが詰まっています。いろんなトラブルを、悩みながら、ときにはぶつかりながら乗り越えていくキャラクターたちの姿が本当にリアルに描かれています。

 観てくださった皆さんに、明日からもがんばろうと思ってもらえる作品だと思います。

高野麻美さん(藤堂美沙役)

※高は正しくははしご高。

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?

 アフレコスタジオに入るまでは久しぶりに美沙を演じることに緊張していたのですが、いざアフレコが始まるといろいろな幸せがあふれていて、やっぱり『SHIROBAKO』に触れられることがうれしかったです。

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

 劇場版では美沙だけじゃなく、美沙といっしょお仕事している方々の心境もわかって……これはテレビシリーズのときの自分にはわからなかったことだなと思いました。

 わたしは美沙よりもはやく大人になってしまったのかもしれないと、すこし悲しくも感じました(笑)。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 テレビシリーズでは、美沙としては状況の変化がとても大事なところとして描かれていたと思うのですが、劇場版では状況だけではない、心の成長が描かれている部分がかなりあるのではと!

 そして何より……テレビシリーズより、出番、あります!!(笑)

――美沙のように、パソコンを使う作業は得意ですか? 苦手ですか?

 あまりきちんと説明書を読まずとも感覚でなんとなくできたりするので、パソコンは割りと得意な方だと思います!

 美沙を演じるにあたって3DCGの勉強をしてみようと思ったこともあったのですが、持ってるパソコンのスペック的に無理でした……。

――これまで『SHIROBAKO』を見たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 「ここが!」と断定して言えない……すべてがおもしろい作品! です!

 人生のうち何かで悩んだことのある人はおもしろいと思うのではないでしょうか。そしていま笑顔になりたい人にオススメ!

大和田仁美さん(今井みどり役)

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?

 アフレコ現場に向かうまでは、久しぶりに演じることに不安もありましたが、いざ現場に行ったらそれも消えて、自然とキャラクターに入り込めた感覚がありました。

 アニメ同好会の4人や『SHIROBAKO』のキャラクターたちと久しぶりに会えて、すごく懐かしくて、安心して、すぐアニメ版のときの雰囲気になれたというか。

 劇場版はないと思っていたので……またみどりを演じられることが本当にうれしかったです。

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

「脚本家になりたい!」という思いで、好奇心旺盛に挑戦してきたみどりですが、劇場版ではつぎのステージの壁や不安にぶつかっています。

 その姿が新鮮でしたし、いろんなことを経験して、知ったからこその悩みなんだなぁと。着実に一歩一歩成長しているんだなぁと思いました。

――みどりは作中で“ディーゼルさん”というあだ名で呼ばれていますが、大和田さんは何かつけられていたあだ名はありますか?

 印象的なあだ名は、“うっしー”でした。牛のキーホルダーをつけていたからです。まったく定着しませんでした(笑)。

『SHIROBAKO』の現場では“ひーちゃん”と呼ばれたりします。いろいろあだ名はあるのですが、親戚からは“ひとちゃん”と呼ばれるので、そう呼ばれるとほっこりします。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 舞茸師匠とのやり取りはいつも独特で好きです。ぜひ注目していただきたいです。

――これまで『SHIROBAKO』を見たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 とにかく登場人物が多くて、びっくりされるかもしれません。でも、ひとりひとりが個性的でドラマがあって、どのキャラクターにも愛着がわいてくるのが『SHIROBAKO』の魅力のひとつだなぁと思います。

 アニメ業界を知るという点でもおもしろいですし、その登場人物たちの葛藤や想い、エピソードは、きっと観る人それぞれ、共感できたり元気をもらえたりする場面があると思います。

 ぜひ、まだ観たことない方にも感じていただきたいです!

松風雅也さん(渡辺隼役)

――テレビアニメ版放送終了から、久しぶりにキャラクターを演じてみていかがでしたか?

 けっこうな時間が経過したと思いますが、劇場版のうれしさが先に来て、役には自然に入れました。

――テレビアニメ版が公開されてから約5年が経過しますが、あのころと比べて、ご自身やキャラクターが「成長したな、変化したな」と思う部分、エピソードなどがあれば教えてください。

 ナベPはいい意味で相変わらずのペースだと思いますので、実際は5年経っている私が妙に老け込んだり、貫禄が出過ぎないように気を付けています。

――いよいよ劇場版『SHIROBAKO』が公開となります。ご自身がご担当されるキャラクターが登場する見どころを教えていただけますでしょうか。

 ネタバレになるので個人の話はしにくいですが、ムサニは巻き込まれます! 振り回されます! 立ち向かいます! まさに奮闘、楽しみにしていてください。

――松風さんは『シェンムー』シリーズなど、ゲームでも声優として情熱を持った収録に多く参加されてきたと思いますがアニメ作り、そして『SHIROBAKO』でも作りての情熱を感じられたエピソードや思い出はありますか?

 私がアニメーション制作に関わらせていただいていちばん幸せだなと思うのが、自分の持っていない才能を豊富に持った方々といっしょに、私ひとりでは絶対に作れない、世界に通じる作品を作れることです。

『SHIROBAKO』は多数のヒット作を持つ水島努監督とP.A.WORKSさんのタッグ!

 水島監督は温和な方ですが「いろいろ湧き上がってきちゃうんだろうな」と思わせる天才型の人でお話ししてるとワクワクしてきます。

――これまで『SHIROBAKO』を見たことがなかった方に向けて「ここがおもしろいから観て!」というおすすめポイントをお願いします。

 たくさんありすぎるので、箇条書きで……

  1. 「“アニメ“って何?」と言う人はいないと思いますが、みんな知らないアニメの作りかたがわかる。
  2. 個性的なキャラクターやエピソード満載ですが、それは実在したり実際の出来事だったりする。
  3. “好きなことを仕事にする”という普遍のテーマである。
  4. アニメが好きな人に刺さるあるあるも豊富。
  5. 全力でがんばることを恥じない大人がたくさん出ている。
  6. 主役の宮森役の木村(珠莉)ががんばっている。

 です!

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