『ドラゴンクエスト』(以下、『DQ』)シリーズに登場するキャラクターやモンスターたちのカードで戦う対戦デジタルカードゲーム、『ドラゴンクエストライバルズ』。
2020年2月11日に開催された公式全国大会“勇者杯2019冬”の模様と、そこで公開された第10弾カードパック『破壊と創造のフロンティア』新情報、さらに『DQライバルズ』プロデューサーの二木達博氏に第10弾カードパックや今後の展開について訊いたインタビューと、盛りだくさんの内容でその魅力をお届けしよう。
歴史に残る名勝負が連発した“勇者杯2019冬”決勝大会
2020年2月11日、東京・CIRQ新宿にて公式全国大会“勇者杯2019冬”の決勝大会が開催された。
2019年12月度ランクマッチで1位を獲得したレック選手、オフライン予選を勝ち抜いた7名の選手の8名で決勝大会が行われた。
【出場選手】
・レック選手(12 月度ランクマッチ「ライバルズ杯」1位)
・大きなメダル選手(オフライン予選 1 位/勇者杯 2018 冬&2019 秋ファイナリスト)
・yuuki選手(オフライン予選 2 位)
・Orihoan選手(オフライン予選 3 位)
・ばら選手(オフライン予選 4 位/勇者杯 2019 夏ファイナリスト)
・Sev選手(オフライン予選 5 位)
・Toby選手(オフライン予選 6 位/勇者杯 2019 夏ファイナリスト)
・アカギ選手(オフライン予選 7 位/勇者杯 2018 夏&秋ファイナリスト)
決勝戦は、Toby選手との準決勝で驚異の粘りを見せた大きなメダル選手と、レック選手との一進一退の攻防を制したばら選手の対戦となった。
※事実と異なる表記があったため、一部を修正致しました。(2020年2月11日16時30分修正)
第1バトルはばら選手の僧侶・セーニャと大きなメダル選手の魔法使い・ベロニカの対戦に。僧侶デッキに盤石の対応を見せた大きなメダル選手が制し、ばら選手の魔法使い・ゼシカと大きなメダル選手の占い師・ミレーユという組み合わせとなった第2バトルも、安定の試合運びで大きなメダル選手が勝利。ついに栄えある“勇者”の座に輝いた。
熱戦の模様は、スクウェア・エニックス公式YouTubeチャンネルでアーカイブ動画が配信されているので、コチラもチェックしてほしい。
第10弾注目の新情報も続々と公開!
表彰式に続いて、2020年2月20日配信予定の第10弾カードパック『破壊と創造のフロンティア』の新情報が公開されたので、一気に紹介していこう。
第10弾のトピックである、場に設置することでさまざまな効果を発揮する新しいカード“建物”。そのおさらいと合わせて、プレイ映像が公開された。
ビルドに続くヒーローカードとして、“少年シドー”の実装も明らかに。ビルドとは対照的でダメージに特化した能力を持っており、テクニカルでユニークな戦略を可能とするカードになりそうだ。
さらに、建物に続く新カード効果として“さくせん”が公開。攻撃力を+2する“ガンガンいこうぜ”やHPを+2する“いのち だいじに”など全10種類のさくせんから、3つのさくせんがランダムに表示される。その中からひとつを選んで、ユニットを強化できるというものとなる。
新レジェンドレアカードとして、『DQIX 星空の守り人』からイザヤールとエルギオスが登場。ともにキャラクターボイスが付くのは初めて。さくせんを主軸にした戦略を、より熱くする効果を発揮してくれるだろう。
最後に戦士のアナザーリーダーとして、『DQX』よりヒューザが登場することも発表。2020年2月19日20時より公式生放送Vol.15の放送と、“勇者杯2020春”開催決定といううれしい情報が明らかとなり、勇者杯2019冬は幕を閉じた。
では、続いて『DQライバルズ』プロデューサーであるスクウェア・エニックスの二木達博プロデューサーに『破壊と創造のフロンティア』に関して、いろいろと気になることを直撃したインタビューをお届けする。