『Fate/Grand Order』(FGO)の星3セイバー“ガイウス・ユリウス・カエサル”の強化クエスト2が2020年2月12日に実装された。本記事ではカエサルの強化内容や強化後の性能、クエストの情報をまとめてお届けする。
強化クエスト開放条件
【条件】
- 最終再臨のみ
【開放期間】
- なし(恒常)
強化内容
【ランク】
- B+→B++
【効果】
- <追加>自身にHPが少ないほど強化成功率がアップする状態を付与(1T)
- <追加>高確率で攻撃力アップ(1T)<成功し続ける限り最大5回付与>
- <強化>宝具の基礎威力アップ
【性能解説】
カエサルの宝具強化では、高確率で最大5回の攻撃力アップ(1ターン)が付与される効果が追加。さらに、HPが少ないほど強化成功率がアップするため、ダメージを受けるほど多くの攻撃力アップが付与される確率が高まる。
まずは強化後の宝具を30回使用し、HP最大時に攻撃力アップが付与される回数を計測した。
【攻撃力アップ付与数(HP最大時)】
- 0個:6回
- 1個:5回
- 2個:6回
- 3個:2回
- 4個:2回
- 5個:9回
30回中、攻撃力アップが付与されなかった回数は6回のため、HP最大時の攻撃力アップ付与確率は約80%だと思われる。
続いて、陳宮の生贄宝具+不夜城のキャスターのガッツ付与スキル+HP回復スキルを活用し、HP低下時の攻撃力アップ付与確率を計測した。HP5%、HP49%時は5回の攻撃力アップが付与され続けたため、HP50%以下になると付与確率が100%になると思われる。
なお、HP約80%時にも計測してみたが、攻撃力アップの付与確率は85%以上~90%未満となった。
HPを減らしたくない場合は、他サーヴァントの強化成功率アップスキルを使用するとよい。相性がもっともよいのは星4セイバー“ラクシュミー・バーイー”だろう。同じセイバーの蘭陵王もNPを付与できるため、宝具を複数回撃ちたいカエサルとの相性がよい。
【強化成功率アップ役】
- 星4セイバー“蘭陵王”
- 星4セイバー“ラクシュミー・バーイー”
- 星4アーチャー“カラミティ・ジェーン”
- 星5ライダー“オジマンディアス”
- 星4キャスター“美遊・エーデルフェルト”
続いて、強化後の宝具を60回ほど使用し、攻撃力アップの倍率を計測した。以下で攻撃力アップの付与数に対応する与ダメージをまとめる。
【攻撃力アップ付与数/与ダメージ】
- 0個/44908
- 1個/50676(約13%アップ)
- 2個/56842(約27%アップ)
- 3個/58378(約30%アップ)
- 4個/63264(約41%アップ)
- 5個/67282(約50%アップ)
攻撃力アップの倍率は1個あたり10%であると推測できる。攻撃力アップ2個の場合のみ高い数値が出たが、おそらく高乱数を引き続けたのだろう。
【おまけ】
ためしにカエサルに最大解放済みの“黒の聖杯”を装備させ、2騎のスカサハ=スカディでサポートしてみた。
自身の軍略(レベル6)とカリスマ(レベル6)、原初のルーン(レベル10)×2のみを付与後にスケルトン(セイバー)に宝具を撃ってみたところ、なんと約30万ダメージを記録。ランサーが相手であれば60万程度のダメージを与えられることになる。
Wスカディでサポート時は宝具によるNP回収量も申し分なく、二度目の宝具も撃ちやすい。加えて自身の第3スキルでクリティカル威力アップと防御力ダウンを付与できるので、強化後の宝具効果と相性がよい。宝具後の通常Quickクリティカルでとんでもないダメージを叩き出せる。
絡め手が少なく火力で押し切れる単体の高HPボスが相手であれば、レアリティを問わず、単体宝具セイバーの中でもトップクラスの使い勝手となった。筆者はこれまで、NPチャージスキルもあってベディヴィエールをアタッカーに採用することが多かったが、今後はカエサルを第一候補に選ぶことになるだろう。