2020年2月7日~8日の2日間、千葉・幕張メッセでアーケードゲームの見本市“JAEPO 2020”が開催中。本記事では、筆者が気になったタイトルの試遊リポートをお届けしよう。

『GunArena(ガンアリーナ)』(TAITOブース)

 タイトーとナツメアタリの共同開発のガンシューティングゲーム『ガンアリーナ』。その特徴は、コントローラーが実際のエアガンを使用しているということ。つまりBB弾を発射して遊ぶゲームということだ。担当者によると、ガンデバイスと呼ばれる銃は台湾のICS社発売したガスブローバックハンドガン“BLE-ALPHA”を改造したものだという。

こちらがガンデバイス
BB弾が地面に落ちていることからも、BB弾を本当に発射して遊ぶゲームということが分かっていただけるのではないだろうか。

 遊べるモードは瓶などを破壊する“クラッシャーゲーム”、サバイバルゲームさながらの的撃ちゲーム“ミッションファイト”などさまざま。実際に遊んでみると、やはりブローバックアクション(銃の上部がスライドする動作)とBB弾の発射により、撃ち応えは満点だ。

 デジタルなシューティングゲームと違い、自身の手ブレなどが如実にヒット率に影響するため、どっしり構えてじっくりと狙い撃ちする必要があるなど、アナログな要素がなんだか楽しい。

 なお、画面は跳弾防止素材となっていて、弾が跳ね返る心配はナシ。画面以外には撃てないセンサー機構なども充実しているので、安全にエアガンを楽しめるとのこと。

 ガンデバイスが付属していない『ガンアリーナ』はすでに稼働中。ゲームセンターではなくシューティングバーやダーツバー、インターネットカフェやカラオケなどに設置されている。

【2020年2月10日 12:05】
※掲載内容に誤りがあり、当該情報を修正しました。読者の皆様及び関係者様にはご迷惑をおかけしました。訂正のうえ、お詫び申し上げます。

テトテ×コネクト(TAITOブース)

 『テトテ×コネクト』は、等身大のパネルに表示されるノーツを手のひらでタッチしたり、なぞって遊ぶ新作リズムゲーム。

試遊時には、プレイに欠かせない特製手袋がプレゼントされる。

 特徴的なのは、選択したキャラクターの手のひらに、自分も手のひらを合わせるような形でプレイするスタイル。それに合わせて遊ぶだけで、まるで華麗にダンスを踊っているような感覚が味わえるほか、キャラクターたちとのコミュニケーションを取っているかのようにも見える。

キュートな女の子から
まるでゴリラのようなキャラクターまで、個性豊かな登場人物とゲームが遊べる
手を合わせる瞬間は、なんだかドキドキ

 収録楽曲はオリジナル曲だけでなく、テレビアニメの主題歌などさまざま。また、稼動前ではあるがすでに初音ミクとのコラボが決定しており、初音ミクといっしょにゲームが楽しめるほか、有名ボカロPの楽曲なども多数収録されるようだ。

 プレイを重ねていけばアクセサリーなども手に入るようなので、リズムゲームの中でもとくにキャラクター性が重視されている本作。画面の中のキャラクターと手を合わせながら遊ぶ感覚を、ぜひ味わってみてほしい。

APM3(セガブース)

 APM3とは、アーケードゲームのコンテンツ配信サービス“ALL.Net P-ras MULTI バージョン3”の略称。簡潔に言えば、ひとつの筐体で複数のタイトルが遊べるというもの。試遊では、既存のタイトルと新作タイトルが試遊できる。『ギルティギア ストライヴ』、『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』、『ペンゴ!オンライン』、『オトシューDX』、『海腹川背 Fresh!』、『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX IGNITION』、『ローリングガンナー』がプレイ可能だ。

好きなゲームを遊ぼう。なお、試遊版は1クレジットぶんのゲーム終了で交代となっている。

『ギルティギア ストライヴ』

 アークシステムワークスの対戦格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズの最新作、『ギルティギア ストライヴ』が早くも試遊可能。中身自体は、ソル、カイ、メイ、アクセル、チップ、ポチョムキンが使用できる、先日開催された“EVO JAPAN 2020”での試遊版と同じものとなっている。

 今回はアーケード版ということで、アーケードならではのUIなどが確認できたほか、技表なども確認できたが、技名も決まっていないなど、まだまだ製品版には遠い模様。

アーケード版でもキーコンフィグが可能だ。

 なお、ディレクターの片野 旭氏にお話をうかがったところ、バトル画面のUIなども含めて、ほとんど仮の状態だそうだ。本来は完成しきってから遊んでもらうべきところ、美麗なグラフィックを含む、さまざまな要素を変更しているので、とりあえずまずは遊んでもらおうと決めたのだとか。また、これまでのシリーズ作での戦闘経験をあまり生かせないので、全員が同じスタートラインで始められるゲーム性を目指しているという。

技名が“必殺技1”になっているなど、本当に仮の要素が満載のバージョンなのだ。

 さらに片野氏は「最初に覚えることが従来より少ないので、『ギルティギア ストライヴ』は初心者でも比較的入りやすいです。ただ、駆け引きがシンプルになったわけではありません。やり込めば『ギルティギア』らしい、上級者たちが好むような、対戦の奥深さが味わえます。」と、熱い眼差しで語っていた。

 そんなガチバトルが“JAEPO 2020”2日目のステージで披露されるので、ぜひご注目を。

『海腹川背 Fresh!』

 2019年4月25日にサクセスよりNintendo Switchにて発売された、『海腹川背 Fresh!』がアーケードに登場。伸縮自在のロープを駆使して進んでいくラバーリング・アクション『海腹川背』シリーズの最新作で、従来のステージクリアー型のゲームスタイルから、クエストクリアー方式に変更されている点が特徴。

 アーケード版でも同じスタイルとなっており、特筆すべきはゲームオーバーになったらゲームが終了するのではなく、時間制限式。試遊版では、1クレジット5分間となっていた。

『オトシューDX』

 EZDAEMONによるインディーゲーム『オトシュー』が、アーケード版『オトシューDX』としてパワーアップ。本作はリズムゲームとシューティングゲームが合体したタイトルで、シューティングゲームを遊んでいる最中、カウントとともに突然リズムゲームが始まるのが特徴。リズムゲームの成績に応じて、敵に大ダメージを与えられるのだ。

 オリジナル版はタッチ操作のみだったが、『オトシューDX』ではレバーとボタン操作に対応(もちろんタッチ操作も可能)。1クレジットで3曲(3ステージ)遊ぶことができるのは、なんだかとってもリズムゲームチック。でも中身はシューティング、ときどきリズムゲームという不思議な感覚が味わえた。