声優、歌手として活躍する今井麻美さん初のミニアルバム『Flow of time』の発売記念イベントが、2020年1月18日にとらのあな秋葉原店C 5Fイベントスペースにて開催された。本記事では、そのイベントの模様をお届けする。

 開演時間になり登場した今井さんは、2020年になってから初めてのイベント出演ということで、「あけましておめでとうございます」と元気に挨拶。また近況として、お正月はゲームをしたり、Youtubeを見たり、ゆっくりと過ごしながらも、大学時代からの親友でフリーアナウンサーの池田めぐみさんと神田明神に初詣に行き、おみくじで大吉を引いたことをうれしそうに報告していた。

 今回のイベントでは、『Flow of time』に収録されている4曲すべてを歌唱するため、時間が限られているということで、さっそく1曲目の披露へ(※ふだんのイベントで歌唱する楽曲は多くても3曲)。

 1曲目に選ばれたのは『アドレッセンスの丘』。歌唱前には、爽やかな楽曲であるものの、歌うのが難しいことを明かしていたが、そんなことを感じさせないほど、透き通るような伸びやかな歌声を響かせた。

 トークパートに戻ると、イベント当日が雨だったことに触れ、「雨女に戻っちゃう」と話し始めた今井さん(※今井さんが歌手活動を始めてから数年間は、イベントやライブなどの当日に雨が降ることも少なくなかったが、2014年に自身初となる野外ライブの開催を発表して以降は晴れることが増えた)。今井さんは、「(雨女に戻らないために)今年はイベントを控えようかな?」と冗談交じりに話しつつ、2020年はファンクラブイベントをやりたいと目標を語った。

 その流れで「どんなイベントをやってほしい?」と観客に尋ねると、“最近ライブで歌ってない楽曲を歌ってほしい”との声が。今井さんは、歌っていない楽曲には「それなりの理由がある」とぶっちゃけながらも、ライブのセットリストはバンドメンバー(楽器)の編成なども考慮する必要があるため、基本的にはプロデューサーの濱田智之さんが決めていることを改めて説明。

 もちろん、濱田さんがすべてを決めるわけではなく、2019年12月26日に開催された“Winter LIVE”東京公演では、今井さんの希望により『化身』を歌唱することになったというエピソードが披露された。

※“Winter LIVE”東京公演のリポート記事はこちら

 また、2016年に東武動物公園で行われた「私物へのサイン会をまたやってほしい」という提案では、今井さんも「持ってきてくれた物品を見ながら、おしゃべりできるのが楽しかった」と当時を振り返っていた。

 さらに、話題が“ディナーショー”に移ると、ファンが料理を食べながら今井さんの歌を聴くのではなく、今井さんが料理をファンに振舞う(料理している間は見守る)という案も飛び出していた。

 そのほか、“カラオケ大会(ファンが歌って今井さんが審査をする)”、“バースデーパーティー”、“ゲーム大会”といった意見も挙がっていた。

 なお、2020年3月7日には、今井さんと来場者がいっしょにゲームを遊ぶ『今井麻美のニコニコSSG』のリアルイベントを神奈川県の横浜YTJホールにて開催予定なので、こちらもお楽しみに! イベントやチケットの詳細は以下の関連記事をチェック。

 ライブパートの2曲目となる『Carve out』では、コール(※)を入れてほしいということで、歌唱前に練習を行った。そして迎えた本番では、今井さんのパワフルな歌声に負けないほどのコールが入り、うれしそうな表情を見せていた。

※『Carve out』のコールは、1番とラストサビの「今叫ぶ」(今井さん)→「栄光を」(ファン)、「今唄う」(今井さん)→「微笑みを」(ファン)という部分。2番の「変わらない」(今井さん)→「この想い」(ファン)、「変わらずに」(今井さん)→「掲げゆく」(ファン)でも同じようなやり取りがあるが、まずは「栄光を」と「微笑みを」だけでも覚えてほしいとのこと。

 発売記念イベント恒例のサイン入りポスターを賭けたジャンケン大会を挟んで、再びトークパートへ。今井さんはイベント当日の朝、数年ぶりに愛猫のグレミーに机の上に置いてあったコップを割られてしまったことを報告。ふだんは、ペットボトルなど落としても平気なものは気を引くために落とそうとするが、ガラスなどには絶対に手を出さないそう。ただ、当日はいつもより早い時間から朝ご飯をほしがっていたそうで、早くあげるとリズムが崩れてしまうため、我慢させようとしたのが原因だと今井さんは語っていた。

 ライブパートの3曲目に披露された『孤独な銀河』では、歌詞のないアウトロ部分でメロディーにあわせて歌うというCDに収録されているものとは違ったアレンジも! そして、最後の曲の歌唱前に活動を支えてくれているファンへ改めてメッセージを送った。

 「(『Flow of time』は声優活動)20周年、(歌手活動)10周年の記念のCDとして発売させていただきました。私はCDを発売することがすごく簡単に思えるほどに出させていただいていたんですけども、じつは本当にたいへんなことで。多くの方のご尽力と、それを許してくれる環境と、来てくれる方がいるという保証……これも大事。いろいろなものが相まって、やっと出させてもらえるということを今回のCDで改めて感じました。(中略)自分の中ではいい区切りになったのかなと感じているので、またいつかこういった形で自分の表現を磨ける場を与えていただけるのであれば、今回で1回リセットしてがんばっていきたいと思います」

 その後、『Flow of time』をやさしく歌い上げ、イベントを締めくくった。