漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の25周年の節目を記念した初の大規模作品展“25周年記念 るろうに剣心展”が、2020年4月24日より東京ドームシティ“Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)”にて開催。
本日2020年2月4日、原画展示ゾーンの詳細と展示予定の原画の一部が公開。その他にも展覧会公式ショップ“黒べこ”や和月伸宏先生公認の登場キャラクター10人の家紋など詳細情報も明らかとなった。
また、2月8日(土)より一般チケットの販売が開始される。
以下、リリースを引用
「25周年記念 るろうに剣心展」2月8日(土)より一般チケット販売開始展覧会の全容が明らかに! 原画を一部公開
登場キャラクター10人の「家紋」発表や公式ショップ「黒べこ」など、ファンに向け多彩な企画が続々!
1990年代に「週刊少年ジャンプ」で掲載され、シリーズ累計発行部数 7,200 万部(電子版含む)を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(著:和月伸宏)。
その誕生から25周年の節目を記念し、初の大規模作品展となる「25周年記念 るろうに剣心展」を2020年4月24日(金)より東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて開催いたします。いよいよ2月8日(土)からは一般チケットの販売を開始します。
これに先駆け、今回、本展覧会の「柱」となる、五つの原画展示ゾーンの詳細と、展示予定の原画の一部を公開いたします。なお、会場内は、一部のエリアの展示物を除き、スマートフォン、タブレット、携帯電話での撮影を可能とします。
また、25周年の節目を記念して、和月伸宏氏公認の登場キャラクター10人の「家紋」が決定しました。本展覧会では、この家紋を使ったオリジナルグッズや、来場記念品の<『るろうに剣心』おみくじ>などを準備中です。
このほか、作中に登場する牛鍋屋「赤べこ」「白べこ」の姉妹店として、<展覧会公式ショップ「黒べこ」>が会場内にオープンします。会場にて販売する記念のオリジナルグッズについても今後、順次公開いたします。
作品ファンに向けた多彩な企画を今後も発表予定です。ぜひ「25周年記念 るろうに剣心展」にご注目ください。


其ノ壱 「週刊少年ジャンプ」連載時代の原画展示 × 五つのキーワード
200点を超える展示品の中で最大の注目ポイントが、「週刊少年ジャンプ」連載時代の、作者入魂の原画の数々となります。
本展覧会では、作品を語る上で欠かせない5つのキーワードに分類して展示を構成します。今回はその中から厳選した原画の一部を公開します。
キーワード【1】 仲間とは
作中に登場する「剣心組」、「御庭番衆」そして「十本刀」など、様々な形の“絆”で結ばれた仲間たちを、空間演出とともに原画で紹介します。
(C)和月伸宏/集英社


キーワード【2】 正義とは
緋村剣心(ひむら・けんしん)、相楽左之助(さがら・さのすけ)、明神弥彦(みょうじん・やひこ)、斎藤一(さいとう・はじめ)、四乃森蒼紫(しのもり・あおし)、志々雄真実(ししお・まこと)、瀬田宗次郎(せた・そうじろう)ら、登場人物の掲げる正義を紹介します。
闘いを通じてぶつかりあう、ひとりひとり異なる「正義」の形。それぞれの登場人物が背負うものや信念を、和の空間で演出します。

(C)和月伸宏/集英社


キーワード【3】 強さとは
「東京編」「京都編」「人誅編」の各ストーリーでの記憶に残る戦闘シーンや必殺技を中心に展示し、激闘の中で見出された答えへと迫ります。
四乃森蒼紫の「回転剣舞六連」や、比古清十郎(ひこ・せいじゅうろう)の「九頭龍閃」など、迫力ある必殺技の剣閃が演出されたこのエリアに、作者渾身の原画の数々が集結します。
また、志々雄と駒形由美(こまがた・ゆみ)、そして十本刀が初めて集結した、京都編の前日譚を描いた読切作品『るろうに剣心 裏幕ー炎を統べるー』の原画も特別に紹介します。

(C)和月伸宏/集英社


キーワード【4】 命とは
強さや正義の先にある、それぞれが思う「命」の価値。生と死を想起させるモノクロの空間の中で、登場人物たちそれぞれの“想い”を繋げるかのように、赤い“組紐”がその先にある「幸せとは」のエリアへと、続いていきます。

(C)和月伸宏/集英社
また、本展覧会の会場に、岐阜県・関の無鑑査刀匠・尾川兼國(おがわ・かねくに)氏の手により完全再現された剣心の愛刀「逆刃刀・真打」の展示が決定しました。「命とは」のテーマを元に選ばれた数々の原画と同じ空間で、剣心の“不殺(ころさず)”の信念を象徴するこの「逆刃刀・真打」を鑑賞することで、より深く作品の世界を堪能できます。


キーワード【5】 幸せとは
剣心や神谷薫(かみや・かおる)、雪代巴(ゆきしろ・ともえ)、由美など、登場人物それぞれが追い求める幸せのかたち。激動の時代を生き抜いた先で見つけた幸せの答えを、情感あふれるシーンを中心にセレクトして読み解きます。

(C)和月伸宏/集英社


其ノ弐 会場限定のシアターには、本展覧会オリジナルの映像が登場
優美な意匠の障子造作に囲まれたスクリーンに特別映像を投影。展覧会のキーワードを織り込んだ疾走感あふれる映像構成で、物語の名シーンや人気キャラクターを紹介。来場者を“るろ剣”の世界へと誘います。

(C)和月伸宏/集英社
其ノ参 会場内の写真撮影を解禁! カラー原画は展示入替で新たな感動も
本展覧会の展示エリア内では、「一部を除き写真撮影可能」が基本ルールとなります。ただし、写真撮影に使用できる機材は、【スマートフォン/タブレット/携帯電話】に限ります。ファンの皆さんに、作品との特別な思い出をぜひ本展覧会で作っていただきたいと思います。
写真撮影ルールに関する補足
<禁止事項について>
- 「撮影禁止」の表示がある展示物は撮影できません。
- カメラ類(一眼レフカメラ、コンパクトカメラ等)では撮影できません。
- 以下の行為は禁止です。
・フラッシュ撮影
・自撮り棒や三脚等の使用
・動画(ビデオ)撮影
・録音
<撮影マナーについて>
- 撮影の際は、周囲のお客様にご配慮いただくとともに、スタッフの指示に従ってください。
※主催者が周囲のお客様のご迷惑になると判断した場合、退場をしていただく場合があります。
- 展示物や壁面に手や体を触れての撮影はできません。
- 写真に他の来場者が写っている場合は、取り扱いにご注意ください。
<写真撮影ルールを変更する場合について>
上記の撮影に関するルールは、予告なく変更になる場合があります。また会期中の混雑状況により、作品保護や安全管理のため上記のルールを変更し、特定の日に限って写真撮影をご遠慮いただく場合があります。詳しくは、会場係員の説明に従ってください。
また、本展覧会では、展示物保護のため、前期・後期に分けてカラー原画の展示替えを行います。入替数は 15 点を予定しています。新たな原画を鑑賞することもできますので、リピートでのご来場もお楽しみいただけます。
前後期の日程(※展示替え情報)
- 前期:2020年4月24日(金)~5月17日(日)
- 後期:2020年5月18日(月)~6月7日(日)
登場キャラクター10人の「家紋」が決定!
作品の25周年を記念して、作者・和月伸宏氏公認の各キャラクターの「家紋」が公開となりました。下図が、緋村剣心/神谷薫/明神弥彦/相楽左之助/斎藤一/四乃森蒼紫/志々雄真実/瀬田宗次郎/雪代縁/比古清十郎の10人の公式紋となります。本展覧会では、それぞれの紋を使ったオリジナルグッズの販売を企画中です。
来場記念品の<『るろうに剣心』おみくじ>にも使用予定です。今後のグッズ詳細発表をお楽しみに!

展覧会公式ショップとして、「黒べこ」が開店!
作中に登場する牛鍋屋「赤べこ」「白べこ」の姉妹店として、<展覧会公式ショップ「黒べこ」>が会場内にオープンします。“るろ剣”の魅力が詰まった展覧会オリジナルグッズを開発中です。詳細は後日発表します。
展覧会公式ショップ「黒べこ」

(C)和月伸宏/集英社
チケット・入場券
入場券(各種)
4月26日(日)以降の会期中、いつでも有効な入場券です。
※入場時間の指定はできません。当日の状況によって長時間お待ちいただく場合、または入場できない場合があります。
(1)入場券(前売料金)
チケット料金(税込)
一般:¥1,400
中学生/高校生:¥800
小学生:¥500
(2)入場券(当日料金)
チケット料金(税込)
一般:¥1,600
中学生/高校生:¥1,000
小学生:¥600
(3)グッズ付入場券【前売のみ】【数量限定】
共通料金:¥2,900
※区分はありません
- 入場券(各種)の取り扱いはローソンチケット(L コード 37777)と、Gallery AaMo チケットカウンター(4月26日(日)~6月7日(日)の期間のみ販売)となります。
- (1)、(3)の各チケットは、2月8日(土)~4月25日(土)の期間のみの販売となります。尚(3)のチケットは数量限定のため、なくなり次第販売終了となります。
- (2)のチケットは、4月26日(日)~6月7日(日)の期間の販売となります。
- (1)、(2)、(3)のチケットにて入場のお客様には、会場にて、来場記念品<『るろうに剣心』おみくじ>をお渡しします。
- (3)は、入場券とグッズ引換券各 1 枚のセット券です。グッズ引換券は会場で「豆風呂敷+小箱入付箋(2箱)セット」と引き換えができます。
- その他券売についての詳細は、公式サイトをご参照ください。
グッズ付チケット特典「豆風呂敷+小箱入付箋(2箱)セット」

豆風呂敷(右)27cm×27cm
※4月24日(金)と4月25日(土)は先行鑑賞券各種をお持ちの方のみ入場可能です。
※先行鑑賞券の申込期間は、1月27日(月)で終了しました。
「25周年記念 るろうに剣心展」とは
幕末から明治へと移り変わる激動の時代のなか、 “不殺(ころさず)”の誓いを立て、逆刃刀を手に流浪の旅を続けていた主人公・緋村剣心。人斬りだった過去を背負い、迷い悩みながらも闘い続けたその姿は、それまでの少年漫画の主人公と異なる新しいヒーロー像として、当時の読者に鮮烈な印象を与えました。
世の中の価値観が大きく変わるなかで、時代の変化に苦しみつつも、自分の信念を貫き、幸せとは何かを模索し続ける――現代の人々の有り様と何ら変わらない、人生の普遍的なテーマが『るろうに剣心』には描かれています。
平成から令和へと変遷する今の時代だからこそ、改めてこの物語をひもとき、次の時代へと読み継ぐべく「るろうに剣心展」は企画されました。
本展は、剣心をはじめとした魅力的なキャラクターたちがそれぞれの生き方を模索しながら信念を貫く姿を、かつてない規模の直筆原稿やカラー原画で展示するほか、現在連載中の続編 “北海道編”や、映画をはじめとした多岐にわたる作品展開も紹介し、今なお続く『るろうに剣心』の世界に深く迫ります。
さらに、ここでしか見ることのできない展覧会特別描きおろしの原画も展示し、新たな剣心の姿を皆様にご覧いただきます。
開催概要
会期最初の4月24日(金)、25日(土)の2日間は「先行鑑賞券」各種をお持ちの方のみが入場できる「先行鑑賞日程」です(申し込み期間は終了しています)。
- 会期:2020年4月24日(金)~6月7日(日)
※会期中無休
※4月24日(金)と4月25日(土)は先行鑑賞券をお持ちの方のみ入場できます。
※先行鑑賞券の申し込みは終了しました。
- 開館時間:11:00~19:00
※最終入場は18:30まで
※4月24日(金)は15:00開場
- 会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)東京都文京区後楽 1-3-61
- “25周年記念 るろうに剣心展”公式サイト
- “25周年記念 るろうに剣心展”公式 Twitter @ruroken_ten
- 主催:「るろうに剣心展」東京実行委員会
- 原作:和月伸宏
- 企画協力:ジャンプスクエア編集部、週刊少年ジャンプ編集部
- 協賛:大日本印刷、ローソンチケット
『るろうに剣心』 作品概略
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』
【作者:和月伸宏(わつき・のぶひろ)】
1994年19号(4月12日発売)から1999年43号(9月21日発売)にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載。幕末に「人斬り抜刀斎(ひときりばっとうさい)」として恐れられた伝説の剣客・緋村剣心(ひむら・けんしん)が、明治維新後に「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて、人を斬れぬ逆刃刀(さかばとう)を手に、仲間とともに人々を助ける姿を描いた物語。
圧倒的な力を持ちながら、自らが犯した過ちに苦悩し成長する、全く新しいヒーロー像を繊細な筆致で描いた。
剣心が駆使する必殺技「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」のスピーディなバトルシーンと、人の心に向き合う力強いストーリーは、テレビアニメ化や実写映画化もされ幅広い世代に支持される。
全世界シリーズ累計7200万部以上(電子版含む)の発行部数を誇る人気作品。現在、「ジャンプスクエア」で、続編『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中。
既刊情報
- ジャンプコミックス版 全28巻(1巻:1994年9月発売、最終28巻:1999年11月発売)
- コミック文庫版 全14巻
- 完全版 全22巻
※その他、関連企画本も複数刊行
メディア化情報
テレビアニメ、映画、舞台と幅広く、メディアミックスされている。2020年夏、新作劇場版を公開予定
- 1996年~1998年 テレビアニメ放送 ※その後 OVA 作品も発売
- 1997年 劇場版アニメ映画化
- 2012年、2014年 劇場版実写映画3部作が公開
- 2016年 宝塚歌劇団により舞台化
- 2020年 新作劇場版実写映画公開予定
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』
【作者:和月伸宏(わつき・のぶひろ) 】
1999年に連載終了した同作の続編として、2017年より月刊マンガ雑誌「ジャンプスクエア」にて連載中。コミックス1巻は2018年9月に発売。2019年12月現在、3巻まで刊行中。