ベセスダ・ソフトワークスのMMORPG『エルダー・スクロールズ・オンライン』で、2020年を通じて展開される新たなDLCシリーズ“The Dark Heart of Skyrim”が発表された。

 The Dark Heart of Skyrimは、昨年末に行われたゲーム賞The Game Awards 2019で予告された最新コンテンツ。『The Elder Scrolls V: Skyrim』の舞台であるスカイリム地方を舞台に、その約1000年前にあたる時代のダークなストーリーが展開される。

 このシリーズは年間を通じて実装される4本のDLCによって構成され、まずは序章にあたる2月の“喪心の嵐(Harrowstorm)”からスタート。“アイスリーチ”と“呪われた墓”という2種類のダンジョンが登場予定で、公開テストサーバーでは1月20日(米時間)よりプレイ可能となる。

 そして新チャプターとして話が展開する“グレイムーア”は、PC/Mac版で5月に、海外で展開されている家庭用ゲーム機版では6月頭に登場予定。新ゾーンとしてソリチュードを含むスカイリム西部が解放され、吸血鬼の王が背後で糸を引くストーリークエストが用意される。

 吸血鬼以外にもウィッチやワーウルフなどがキーとなるゴシックホラー的なテーマになっているようで、人々をモンスターやゾンビに変えてしまう超自然的ワールドイベント“喪心の嵐”の実装や、吸血鬼系のスキルラインの改善も予定されている。

 グレイムーアではそのほか、新たな12人プレイ用のトライアル(試練)“カイネのアイギス”や、タムリエル各地で遺物を発掘していくアンティークシステムなどの実装が予定されている。

 加えて内容と名称は明かされていないものの、第3弾は“喪心の嵐”同様のダンジョンDLCで8月に、第4弾は“ストーリーゾーンDLC”という扱いで11月に配信予定となっている。