“日本ゲーム大賞2019 年間作品部門”において、スマートフォン向けのゲームとしては唯一の受賞作となったRPG『メギド72』。2019年12月25日にはオープニングソングやキャラクターソングなどを収録したアルバムや、ゲーム中楽曲を収録したオリジナル・サウンドトラックが発売となり、2020年1月4日には本作の楽曲を使った初のコンサートも開催される。

 今回こうした流れを受けて、本作の音楽の魅力と、サントラ制作に纏わる秘話などを、プロデューサーの宮前公彦氏と作曲家の寄崎諒氏を直撃し、ゲームの外でも盛り上がりを見せる本作の音楽について語ってもらった。

『メギド72』プロデューサー・宮前氏×作曲家・寄崎氏の特別対談。待望の初サントラ発売&コンサート開催記念!_05

宮前公彦(みやまえ きみひこ)

『メギド72』プロデューサー。過去には『ファイナルファンタジーIX』のフィールドマップデザインや『アンリミテッド・サガ』の舞台美術のリードデザイナーを務めた。(写真左)

寄崎 諒(よりさき りょう)

『メギド72』で作曲を務めるコンポーザー。『メギド72』と同じくDeNAとメディア・ビジョンが共同で製作した『マジック&カノン』でも作曲を行った。(写真右)

メギド72 1st Full Album 特設サイト

サウンドトラック4枚組……音に力を入れてきた理由

――サウンドトラックがCD4枚組という部分を見てもそうですし、ゲームをプレイしていても感じるのですが、『メギド72』はかなり音楽に力が入っていますよね。

宮前そうですね。映画でも同じことが言えますが、同じ場面でも曲があるかないかで、印象は全然違ってくると思うんですよ。演者さんの演技などで表現しきれない部分を、視聴者やプレイヤーに上手く伝えられるのは、やはりBGMやサウンドエフェクトだと考えています。

――やはり、音には力を入れて開発されてきたんですね。

宮前ええ。なので、僕としても音楽にはこだわっています。たとえばシーンが切り換わるとき、ロード中に音を入れるだけで場面の転換を感じやすくなりますし、逆に切り換え前からBGMを長し続けていれば、ロードを挟んでも場面の同一性が保てますよね。視覚とは違う情報でプレイヤーの気持ちを変化させるという意味で、音は本当に大事な要素だと思っています。

――そうした大事な要素である『メギド72』の音楽が、今回ついにサウンドトラックとして形になったと。ところで、寄崎さんは今回CDに収録する際、一部楽曲はミックスにも手を加えられているそうですね。

寄崎はい。楽曲によっては2014年ごろから作っていたものもあるのですが、サントラ発売のタイミングで改めて聴き返すと、「ボーダーラインはクリアーしているけど、まだ手直しできるな」と感じる部分もあったんです。なので、一部の曲は少し調整を加えています。

――なるほど。

寄崎ですが、ゲーム中と印象が完全に変わってしまうようなものではないので、そこは安心してください。

――それにしても、いまではたくさんの楽曲が生まれましたが、サウンド制作で何か印象に残っているエピソードはありますか?

宮前テレビCMを制作していたときは、改めて寄崎さんはすごいと思いました。初めてのCMということもあって、ちゃんと『メギド72』の世界を感じさせるような雰囲気を出したかったので、イタリアの廃墟まで行って撮影をしたんですよ。じつはそのほうが国内でセットを組むよりも早いうえに安くて(笑)。しかし、撮影を終えて編集作業に入ったのですが、映像におなじみのメギドたちが映っていても『メギド72』らしさが足りなかったんです。「やっぱり音楽が必要だ」と思って、その場で寄崎さんに電話したら「ちょうどスタジオにいる」ということだった。そこですぐに15秒と30秒のバージョンでCM用の曲を作ってほしい、と(笑)。

――なかなかの無茶ぶりですね(笑)。

寄崎演奏者の皆さんにはご飯を食べにいっていただいてその間の1~2時間ぐらいで作編曲して譜面を作りました。 ただ 、メインテーマのアレンジだったので、そこまで無理難題というわけではありませんでした。そのときはちょうど“化身舞踏 -血統と指輪-”という曲と、“孤独を繋ぐナキ声”を作っていたので、 それらに近い雰囲気でを入れ込むことにしたんです。これまで長年『メギド72』の楽曲を作ってきたこともあって、すごくいいアレンジに仕上げられました。映像に合わせたものを見せてもらったときも、すごくしっくりきていましたね。

参考:1周年記念の寄崎氏の寄稿文と、化身舞踏 -血統と指輪-の特別なアレンジ版の試聴サイト

参考:メギド72ポータルサイト内“メギド名曲コレクションVol.4 孤独を繋ぐナキ声” 試聴サイト

宮前本当に、あのときは「寄崎さんすげー!」って思いました(笑)。しかも、新しくアレンジした楽曲を使っていたんですけどCMを見た人たちの反応が「さすが『メギド72』、CMにもちゃんとゲーム内の音楽を使ってるよ」みたいになっていたんですよ。新曲でもゲーム内の楽曲だと感じられるくらいに、“『メギド72』の音楽”の軸ができあがっているんだな、というのを感じられました。寄崎さんは天才ですよ。

――やはり今回のアルバムは4枚組、計102曲と非常にボリューミーですが、どの曲もタイトルが特徴的ですよね。こちらはどのように決められているのでしょうか?

寄崎曲名はプランナーさんに決めてもらっています。同じ方がどの場面に使うかの割り当てもしているのですが、曲名にしっかりと意味を込めていて、かなり考え抜いたうえで決定してくれるんですよ。なので、タイトルを見るだけどの場面に使われたかわかる曲もあると思います。

宮前“追放アッパーグラウンド”とかもおもしろいタイトルですよね。よくこんなタイトルを思いつくな、と驚きましたよ。

寄崎最初は追放“アンダー”グラウンドにしようとしていたんですけど、メインビジュアルでメギドラルが下に描かれていたので、それならメギドラルから上に追放されるから、“アッパー”がいいんじゃないか、という話をしていましたね。

宮前アッパーグラウンドという語感が格好よくて、すごくいいと思います。

サントラからコンサートへ

――サントラに続き、2020年1月4日には初の単独コンサートも開催されますが、こちらはどのようなものになるのでしょうか?

宮前新年なので、酒場に来た3体のメギド、メフィストとインキュバス、カスピエルが主軸となって、皆さんと音楽を楽しむ、というコンセプトになっています。いわゆるオーケストラのようなカッチリしたものでもなく、かといっていわゆるアニソンライブとも違う、カジュアルな雰囲気の音楽会にしたいと思っています。

――カジュアルとは、これまたひと味違う『メギド72』らしさがありそうですね。

寄崎これまでリアルイベントを2回やって、2回とも生で演奏をさせてもらったのですが、とくに2回目は体験型のイベントにしたのがすごく印象的でした。見ているだけだと少し物足りなさを感じることもあって、観客の方も参加できるのはいいな、と思ったんですよね。今回もお客さんがその場で気軽に、ゆるく参加できる要素が入っているので、おもしろいものになると思います。

――会場全体で一体感が味わえるような要素があると。

寄崎そうですね。あくまでゆるく、なので、そんなに身構えていただく必要はないですけど(笑)。

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宮前あとは、メギドたちの会話などはライターさんに仕上げてもらっているので、ちゃんと各メギドらしさも楽しめると思います。アスモデウスが登場するシーンなども、おもしろくなっていますよ。

――新年の宴にアスモデウスが登場する、というだけでもどうなるのか想像がつかないです。

宮前アニソンライブとも違う、とは言いましたけど、歌も何曲か用意しているので、そういう部分では騒いでいただきつつ、カジュアルに楽しむ部分はカジュアルに楽しんでほしいですね。『メギド72』らしいひとときにできるといいな、と思います。

――コンサートでのアレンジはどのようになるのでしょうか?

寄崎全体がよく鳴るようなオーケストレーション(楽器の割り振り)になっているので、どの曲も今回の編成でできるベストな音楽になったと思います。また、曲の尺なども伸びておまけ要素も充実しています。聞いていただきたいのはもちろん、演奏するのも楽しみです。

宮前寄崎さんから話を聞いていて、なるほどな、と思ったことがあって、『メギド72』の曲って、人前で演奏する用には作られていないから、実際に演奏するのはむずかしいということだったんですよね。最初のころに僕がジャズアレンジはどうか、みたいな話をしていて、実際以前そういう動画も公開したんですよ。

参考:メギド72ポータルサイト内“公式が「メギド72」の楽曲を弾いてみた”第2弾 試聴サイト

――“公式が「メギド72」の楽曲を弾いてみた”の第2弾でジャズアレンジの生演奏をされていましたね。

宮前なので、「数名いれば格好いい感じにできるんでしょ?」ぐらいに思っていたんです(笑)。ところが、実際は少人数で演奏するような密度になっていないから、弾こうとするとむずかしい、少人数で弾けるようにすると、今度はスカスカになってしまう、だから楽器の数が必要なんです、と。演奏面に関しては本当に疎いので、言われて初めて知りましたよ。

寄崎あと、ジャズというのがちょっと特殊な音楽で、ジャズっぽいと言ってもいろいろありますけど、やっぱり一般的にイメージされるのはスイングするリズムだと思うんですよ。そのため、ジャズ風にアレンジすると、曲の構造自体がそもそも変わってしまうので、難しいんです。きちんとアレンジしようとすると、もはや新しく曲を作るのと変わらない労力がかかると思います。

――ジャズアレンジはたいへんなんですね。

寄崎リズムを変えないでジャズ風にすることも可能だとは思いますが、やはり曲の全体をジャズのために変えた方が、よりジャズというジャンルの持つ特徴を表現することができますから。それが歌の場合だと、もはや再度レコーディングをして完成形を作ってしまったほうがよくなる。コストが高いですが……。器楽曲(楽器のみによるインストゥルメンタルの曲のこと)の場合だと、リハーサルがしっかりできればジャズらしさは出せます。

宮前ただ、僕としてもジャズじゃないとダメ、というわけではなくて、あくまで初期のコンセプトとしてそういう話があった、ということですね。いまは、先ほどお伝えしたように『メギド72』の、ヴァイガルドの酒場で宴を開いているような、楽し気な雰囲気が出ればいいと思っています。

『メギド72』プロデューサー・宮前氏×作曲家・寄崎氏の特別対談。待望の初サントラ発売&コンサート開催記念!_06
初の単独コンサート、メギド72 THE CONCERT ~新年の宴~については、以下公式サイトへ。
メギド72 THE CONCERT ~新年の宴~公式サイト

コンサートチケット完売につき、急きょパブリックビューイングや生配信の実施も決定。※パブリックビューイングの申込みは終了しています。

まだまだ尽きない音楽の野望

――今後、こんな楽曲、ジャンルに挑戦してみたい、というものはありますか?

寄崎やりたいことはいくつかありますが、以前から僕が言っているのはミュージカルものですね。作品内で“アルテ・アウローラ(芸術の夜明け)”と呼ばれる芸術系のメギドが何体もいて、演奏系のメギドも多いので、たとえば小説家のフルーレティが台本を書き美術家のバールゼフォンがセットを作って、みんなが演奏する。そういう、芸術系メギドの総決算的なものができたらいいな、ぐらいに考えています。

――その設定だけでコンサートができてしまいそうですね。

宮前僕はやっぱり、全メギドで“We are the world”をやりたいですね(笑)。無理だとは思うんですけど、無理そうだからこそやってみたいです。

――カラオケでの楽曲配信やコンサートなど、ゲーム外での動きも活発ですが、今後ゲーム外で音楽的にやってみたいことはありますか?

寄崎あんまり先のことが考えられていなくて、3ヵ月くらい先のことしか……(笑)。

宮前ちょっとわかる(笑)。プロデューサーはそれじゃダメなんですけどね。

――宮前さんから見て、こんなことをやったらおもしろいんじゃないか、みたいなものは?

宮前歌ってくれる声優さんの数を増やして、『メギド72』だけの歌唱ライブとかはおもしろそうですし、やりたいなと思います。僕も聞きたいですしね。

――そこに向けて、というわけではないですが、今後も歌の数は増やしていく?

宮前そうですね。あとは、お酒を飲みながら楽しむ、大人向けのジャズコンサートなんかもやってみたいですね。これに限らず、リアルイベントを考えるときに思うのが、僕が立場上接していておもしろいと思ったものを、みなさんにも見せてあげたい、というところなんですよ。採算などを考えるとたいへんかもしれないですけど、そういうことはやっていきたいですね。

『メギド72』プロデューサー・宮前氏×作曲家・寄崎氏の特別対談。待望の初サントラ発売&コンサート開催記念!_03

――ファンからも音楽イベントの要望は強いですよね。

宮前そうですね。今回のコンサートも、72席の限定席に対して5000を超える応募があったりして、すごかったです。関心が非常に高いものだと思っているので、僕らが独り占めしている部分を、これからも何とか皆さんにシェアしていきたいですね。

――最後に、ファンの方々に向けたメッセージをお願いします。

寄崎まず、102曲もの楽曲が入っているので、すごくお得なサウンドトラックだと思います(笑)。ライナーノーツも約11000字書いていますので、楽曲を聞きながらそちらにも目を通してみてほしいです。楽曲にもライナーノーツにも熱を込めましたので、ぜひお買い求めください。

宮前すごい量ですよね。もう論文ですよ(笑)。改めて、リリース当初からご要望をいただいていたものを、2周年に向けてやっと実現できるようになったことをうれしく思います。CDについてもコンサートについても、これまで僕らが独り占めしていた『メギド72』のステキな部分を味わえる機会だと思うので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。

メギド72 -music box-について

 絶望を希望に変えるRPG・『メギド72』初のサウンドトラックが完成。ボーカル曲を収録した "songs"と、 ゲーム中の楽曲を収めた"ost"のほかに、初回限定版として上記2作品に加えて限定楽曲を収録した"music box"という3作品が発売中。4枚のCDと特製ブックレットを、メインアーティストによる新規イラストを納めた特殊パッケージに収録した、シリーズの1st フルアルバムとなる。

『メギド72』プロデューサー・宮前氏×作曲家・寄崎氏の特別対談。待望の初サントラ発売&コンサート開催記念!_02
メギド72 -music box-【初回限定盤】
CD 4枚組+特製ブックレット+特殊パッケージ
価格:4500円+税

メギド72 -songs-キャラソンCD+ブックレット
価格:2800円+税

メギド72 -ost-サントラCD 2枚組+ブックレット
価格:3300円+税
『メギド72』プロデューサー・宮前氏×作曲家・寄崎氏の特別対談。待望の初サントラ発売&コンサート開催記念!_01
限定版となる“music box”は、以下の豪華特典付きとなっている。特殊パッケージ仕様/特製ブックレット(56ページ)/イントロダクション:宮前公彦 (プロデューサー)/音楽対談:宮前公彦×寄崎 諒 (コンポーザー)/寄崎諒氏によるセルフライナーノーツ (約11,000字)/ジャケットイラスト・ステッカー。

メギド72 -music box-曲目リスト

ディスク:1

1. メギド72
2. キミに届くように
3. ふたりでみるユメ
4. 混沌より愛をこめて
5. 俺らイケメン
6. カタチを成す想い
7. 永遠意光~Twilight
8. 志操堅固の大胸筋 (ボーナストラック)
9. #青の組曲 (ボーナストラック)
10. Megidobics (ボーナストラック)
11. メギド72 (インストゥルメント)
12. キミに届くように (インストゥルメント)
13. ふたりでみるユメ (インストゥルメント)
14. 混沌より愛をこめて (インストゥルメント)
15. 俺らイケメン (インストゥルメント)
16. カタチを成す想い (インストゥルメント)
17. 永遠意光~Twilight (インストゥルメント)

ディスク:2

1. ソロモン王の伝説 -承-
2. 追放アッパーグラウンド
3. 辺境の剣
4. 黄昏に泥む古跡
5. 魔を統べる少年
6. 更なる高みへ
7. 昏き底の低音
8. 破壊の統率者
9. 誰がために戦う
10. 掴んだ勝利
11. 紋章に誓って
12. 王都の盾
13. 幻獣街道
14. 黒き剣と白き盾
15. 宵闇を駆ける
16. 化身舞闘
17. 輝界を翔ける
18. 天地に誓う騎士
19. 臨戦告げる銅鑼
20. 絶望を超えし存在
21. 赤い月
22. 紅の一戦
23. 勝算の一手
24. ソロモン王の帰還
25. Be sure to come back
26. 踏み出した一歩
27. 母なる妖蛆を愛せよ
28. ソロモン王の伝説~魔を統べる少年 -Piano Solo-
29. 化身舞闘~紅の一戦 -Violin And Piano Duo-
30. ソロモン王の伝説

ディスク:3

1. 陽に紡がれし外伝
2. 大獣の轍
3. 未知との遭遇
4. 大敵への挑戦
5. 蔭に泥む異伝
6. 虚像蔓延る館
7. 予期せぬ邂逅
8. 譲れない正義
9. まどろみの朝焼け
10. 夢魔謡う一夜
11. 魅惑狂騒曲
12. 逃走と闘争
13. 異端審問の庭
14. 繋留する影
15. 宿縁を断つ剣
16. 呪縛の刻印
17. 免罪の系譜
18. まつろわぬ四冥王
19. 隠世交わる断崖
20. 断罪の太刀風
21. 家なき猫
22. 災禍転生
23. 化身舞闘 -嵐渦叫風-
24. Lovable Debris!
25. チェッキー・スタッカート
26. インビジブル・ハンター
27. リフレイン・キリング
28. 「じぶん」になる
29. 私は故に諍う
30. 化身舞闘 -血統と指輪-

ディスク:4

1. 万謝の杯~1st Anniversary
2. 交差する言霊
3. 常連のグラス
4. 追憶の72柱
5. 常しえの古塔
6. 王無き総力戦
7. 星間の禁域
8. 禁じられた死闘
9. 理性の断末魔
10. 畏怖放つ寵児
11. 紅き炎の闘志
12. 己の名を賭けて
13. 神域闘技場
14. 永遠の闘争
15. 共襲旋風
16. 王無き総力戦 -白兵-
17. Chain World
18. 知恵の白柱
19. 虹雲の居城
20. 聖なる霊廟
21. 虚ろなる遊戯
22. 千金を求めて
23. 神魔降臨
24. 追放アッパーグラウンド~魔を統べる少年 -Jazz Arrange-
25. 化身舞闘~紅の一戦 -Jazz Arrange-

『メギド72』とは

 72体の悪魔と呼ばれる“メギド”たちと、その真の力を引き出す“ソロモンの指輪”を持つ主人公が、“世界崩壊(ハルマゲドン)”の危機に立ち向かう物語。思考性の高い全く新しい戦闘システム“ドラフトフォトンシステム”と、ハイクオリティーなキャラクタービジュアル、音楽、ストーリーが魅力。2017年12月7日にサービスを開始し、“日本ゲーム大賞2019 年間作品部門”において、スマートフォンゲームでは唯一の受賞作となるゲーム大賞優秀賞を獲得している。