CD Projektが、同社のRPG『ウィッチャー』シリーズの原作者である小説家アンドレイ・サプコフスキ氏と新たな契約を締結したことを発表した。
『ウィッチャー』のゲームシリーズは、過去にサプコフスキ氏が売却したライセンスを元にCD Projektが開発・販売を行ってきた。
しかしこの契約は現在の成功からすると安い金額のもので、かつ追加のロイヤルティ収入が含まれていないものとなっていたため(当時サプコフスキ氏がゲームの成功を予見していなかったため、条件に含めなかったと言われている)、昨年サプコフスキ氏がロイヤルティ分を求める申立てを公的に行う事態に発展していた。
今回の合意により、CD Projektはビデオゲームやグラフィックノベル、ボードゲームなどの商品化権を維持しつつ、将来的な協力体制を構築していくとしている。
CD PROJEKT S.A.が、ウィッチャー原作者のAndrzej Sapkowski氏と新たな契約を結びました。過去の関係性において双方が納得できる合意に達しただけでなく、未来における協力体制を改めて構築するに至ったとのことで… https://t.co/Mu769i48Rt
— 本間 覚(フォース) (@homma_force)
2019-12-21 04:31:28
直近では昨日小説の方を原作とするドラマ版がNetflixで配信開始されるなど、ますます世界中で盛り上がる『ウィッチャー』フランチャイズ。今回の新たなライセンス契約締結により、ゲームでも一層盛り上がることを期待したい。