2019年12月13日(金)、14日(土)、15日(日)の3日間にわたって、千葉県の幕張メッセにて“グラブルフェス2019”が開催。13日はプレオープンとなっており、閉場後には『グランブルーファンタジー』(以下、『グラブル』)の楽曲の生演奏や、声優陣によるキャラクターソングライブが楽しめる“ナイトパーティー”が昨年に引き続き開催された。本記事ではその模様をお届けする。

 ナイトパーティーは2部構成で行われ、第1部は『常盤の風』を手掛けた大渕愛子氏率いるアイリッシュバンド“フィースト・トラヴェラー”による『グラブル』楽曲の生演奏。まず、『ディフェンド・オーダー -接敵行進-』が披露されると、会場に集まった騎空士(『グラブル』のファン)たちは、トレピリ(『グラブル』内のサイリュームのようなもの)を振って盛り上げた。そのまま、のどかなメロディーが印象的な『歓談』へ突入すると、体を揺らしながら聞き入っていた。

 続いては、『碧空』、『どうして空は蒼いのか』の2曲。人気の高い楽曲ということで、曲名が紹介された瞬間に客席から歓声が上がっていた。『ティアマトマグナ』~『満天に嘶く』のメドレーでは、今回のセットリストでは数少ない激しい曲調の楽曲ということで観客もノリノリ。そして、最後はシェロカルテの「いらっしゃい~」という声が聞こえてきそうな『常磐の風』を演奏すると、大きな拍手が贈られた。

 演奏を終えた後には、司会の加藤英美里さん(シェロカルテ役)とサウンドコンポーザーの成田勤氏が登場。成田氏は、「自分とは違った解釈でおもしろいなと思いました」と大絶賛。加藤さんからは、“フィースト・トラヴェラー”によるアイリッシュアレンジのCDを発売してほしいという要望も飛び出していた。

 第2部はキャラクターボイスを担当するキャスト陣によるキャラクターソングライブ。演奏は、成田氏率いるバンド“Stella Magna”にストリングスカルテット“フォー・スカイ・カルテット”を加えた特別編成で行われた。

 司会を務める、ローアイン役の白石稔さんが軽快なトークと「ウェーイ!!」コールで会場を温めると、トップバッターを務める加藤英美里さんと東山奈央さんが登場。ふたりが演じるシェロカルテとルリアのキャラクターソング『マホウのノート』を観客を煽りながら歌唱し会場のボルテージを一気に上昇させた。トークパートでは、前回はアコースティック風のアレンジだったが、今回はCDに収録されているオリジナル版に近いアレンジで歌えたことの喜びが語られた。

 続いて登場したのは米澤円さん(フェリ役)。フェリのキャラクターソング『ソラのミチシルベ』は、コール&レスポンスが楽しい楽曲ということで、米澤さん自身がお手本を披露しなら練習を行った。そして、本番ではコール&レスポンスに加えて、後半部分を「いっしょに歌って」と会場に集まった騎空士に呼びかけ大合唱が行われ、米澤さんはうれしそうな笑顔を見せていた。

 今井麻美さんは、ヴィーラのキャラクターソング『アナザースカイ』のCDジャケットを意識した白の衣装でステージのバルコニーから登場し、そのまま最初のサビを歌い上げた。バルコニーから降りた後には、キャラクターライブ(キャスト陣ではなく、キャラクター自身が歌って踊るライブ。グラブルフェス2019では、12月15日14時30分から開催予定)のヴィーラの振り付けを取り入れながら、伸びやかな歌声を響かせた。

 そして、ここでサプライズゲストとして、植田佳奈さん(ユエル役)、白石涼子さん(ソシエ役)が登場。披露されたのはもちろん『蒼紅華之舞』。和柄を取り入れた色違いのドレスを身に纏ったふたりが息の合ったパフォーマンスを披露すると、会場は大いに盛り上がった。

 しかし、サプライズはこれだけでは終わらず、司会の白石稔さんからつぎに披露される楽曲はまだ未公開の新曲であることが語られると、会場は大歓声に包まれる。そんな中、登場したのはユイシスを演じる立花理香さん。ユイシスらしさが溢れる和ロックな楽曲『彩花の契り』を力強く歌い上げた。なお、同曲を収録したCDは2020年1月22日に発売予定とのこと。

 ナイトパーティーもいよいよ終盤戦へ。丹下桜さんが自身演じるカリオストロのキャラクターソング『7日間かけて世界を創るより可愛い女の子1人創った方がいい』をキュートに歌い上げる。もちろん「アルス・マグナ!」も生で披露され、騎空士たちを魅了した。

 続いて、小野友樹さん(グラン役)、東山奈央さん、金元寿子さん(ジータ役)が『OVER THE SKY』を熱唱。トークパートでは、同曲はグランとジータが同時に声を発することがないように作られているが、今回だけの特別バージョンとして最後の部分を3人で歌唱したことが明かされた。

 最後の曲はキャラクターソングシリーズの始まりでもある『キミとボクのミライ』。歌唱前に今回が『グラブル』のイベントに初出演だという長谷川明子(マリー役)さんが喜びを語った。また、同曲が4人揃って披露されるのも初めてということで、会場も大いに沸いた。1番が終わったところで他のキャスト陣もステージに合流。そして、最後は全員で歌唱し、グラブルフェス2019 ナイトパーティーは終演を迎えた。

第1部セットリスト

  1. ディフェンド・オーダー -接敵行進-
  2. 歓談
  3. 碧空
  4. どうして空は蒼いのか
  5. ティアマトマグナ~満天に嘶く
  6. 常磐の風

第2部セットリスト(※敬称略)

  1. マホウのノート(加藤英美里、東山奈央)
  2. ソラのミチシルベ(米澤円)
  3. アナザースカイ(今井麻美)
  4. 蒼紅華之舞(植田佳奈、白石涼子)
  5. 彩花の契り(立花理香)
  6. 7日間かけて世界を創るより可愛い女の子1人創った方がいい(丹下桜)
  7. OVER THE SKY(小野友樹、東山奈央、金元寿子)
  8. キミとボクのミライ(東山奈央、今井麻美、長谷川明子、金元寿子)