2019年12月某日、セガゲームス本社にて、『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』のメディア対抗戦が開催された。
バーチャロイドと呼ばれるロボットを、2本のスティックで操作する『バーチャロン』シリーズ。本作『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001』は、初代『電脳戦機バーチャロン』(通称は『OMG』)、2作目の『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66』((通称は『オラタン』))、そして3作目の『電脳戦機バーチャロン フォース』が1本になったソフトだ。
※下の動画も見てみてね!
さて、そのメディア対抗戦には、以下の5メディアが参加した。
- Gamer
- GAME Watch
- 電撃オンライン
- ファミ通.com
- 4Gamer.net
※50音順
この大会は、『OMG』、『オラタン』、『フォース』でそれぞれトーナメントが開催され、1位から3位のチームにポイントを付与。その合計点で優勝チームが決定する。つまり、総合力が大事ということだ。
ファミ通チームは、『OMG』をゲームセンターでやり込んでいた“ででお”と、『オラタン』をXbox 360版でよく遊んでいた“北口徒歩2分”が出場。『フォース』は、その両名が力を合わせてなんとかする算段だった、のだが……。
『フォース』部門
『フォース』は2対2の対戦のため、ひとりで参加しているメディアには、セガから助っ人プレイヤーが参加した。このルールが告知されたときからうすうす気づいてはいたのだが、この助っ人たちがメチャ強い。「助っ人を使ったほうが有利じゃねーか!」と言いたくなったが、上位のチームはメディア側のプレイヤーもめちゃくちゃ上手だったので、ぐうの音も出ず。
こちらの優勝はGamerチーム。ちなみに、ファミ通チームはいいとこなしで終了。
『OMG』部門
ベルグドルを使って、ででおが参戦。“漕ぎ”と呼ばれる高速移動のテクニックを駆使し、ナパームやミサイルを巧みに当て、まずは1回戦を突破。つぎは決勝に臨んだが、GAME Watchチームに負けてしまい、2位でフィニッシュとなった(GAME Watchの方もやり込み勢感が満載だった)。
とはいえ、2位になって2ポイントを獲得。ここまでは、まあまあの成績だ。
『オラタン』部門
北口がフェイ・イェン・ザ・ナイトを使って出場。事前のネット対戦ではそれなりに勝てていたので、まあまあやれるかと思っていた。しかし! 対戦した電撃オンラインチームに敗北! 相手がゴローさん(ヒゲの人)だったら勝てていた気がするのに……!
この部門の優勝は、『フォース』に続きGamerチーム。同じフェイ・イェン・ザ・ナイトを使っていたが、動きが違った。ホワイトベースのクルーが、シャアのザクを称して「通常の3倍のスピードで動く」と言っていた意味がわかった気がする。
ということで結果は?
だいたいお察しの通り、Gamerチームが優勝。賞品として、ツインスティックをクラウドファンディングで商品化したタニタから、ドリームキャスト体組成計が贈られた。いいなあ。また、2位はGAME Watchで、賞品は同じくタニタのコーヒー。
亙P賞も設けられ、そちらは「10数年ぶりに“漕ぎ”を見せてくれた」という理由により、ファミ通が獲得。タニタのコーヒーをいただいた。ででおさん、やったね!!
ということで、久々に『バーチャロン』をプレイしたわけだが、バーチャロイドのカッコよさ、そして操作しているときの楽しさは、やはり唯一無二。20年ほど前のゲームではあるが、いまでも色褪せない輝きを放っている理由が改めて感じられた。
チャロナーの皆さん、久々に復帰してみてはいかがですか?
商品概要
商品名:電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001
対応機種:プレイステーション4(※PlayStation Storeからのダウンロード販売)
配信日:好評配信中
価格:4500円[税抜](4950円[税込])
ジャンル:3Dロボットアクション・シューティング
プレイ人数:1~4人(オンライン対応)
発売・販売:セガゲームス
CERO表記:A(全年齢対象)
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