去る2019年10月10日にリリースされたニンテンドースイッチ用RPG『moon』のオリジナルサウンドトラックが、2020年春に発売されることが、リリース元であるOnion Gamesから2019年12月8日に発表された。タイトルは『Sketch of the moondays 2020』(仮題)。価格未定。

『Fake MOON』のテーマなど、初の収録曲も

 この発表は、同日に東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて行われた催し、“公式飲み会2019冬 タマネギ大忘年会 勇者たちの宴”内でアナウンスされたもの。

 同イベントには、Onion Gamesを率いる『moon』ディレクターの木村祥朗氏をはじめ、同作の音楽を担当したセロニアス・モンキース(谷口博史・安達昌宣両氏によるユニット)や、『勇者ヤマダくん』の音楽に携わった杉山圭一氏、『moon』ディレクターのひとりである工藤太郎氏らが登壇。イベントの終盤になってからのサプライズの発表となった。「2020年の春とは?」と尋ねられた安達氏は、非公式ながらも3月中が目標と回答。そう遅くない春での発売が期待できる。

 じつは『moon』のサントラは、同作がプレイステーション用ソフトとして登場した1997年に発売され、その後2002年にファンの熱望に応える形で3枚組の増補版『The Sketches of moondays ~We Kept Our Promise to You』が登場し、以降17年が経過。いまや幻の名盤となり、中古価格が数万円と高騰していたいわくつきの代物だ。

 今回発売される『Sketch of the moondays 2020』(仮題)は、往時の音源をリマスタリングしただけでなく、ゲーム中に登場するMD楽曲の完全ゲーム版を収録し、さらに未収録だったトラック──たとえばフレッドの曲や、劇中劇『Fake MOON』のすべての曲などを収めた、いわば決定版と言えるものとなっている。また図録『moon Visual & Music』も付録する。

 ほかにもニンテンドースイッチ版『勇者ヤマダくん2』の2020年初春無料アップデートや、『勇者ヤマダくん』サントラ第2弾『 勇者ヤマダくん珍曲アルバム ~X面Y面Z面~』同時期発売決定など、ファンには堪らない発表やトークの数々が展開された。その様子は、追ってリポートをお届けする予定だ。

【追記】
 『moon』音楽担当のセロニアス・モンキースの公式サイトにて、12月9日よりサントラの制作日記を公開中。この記事末尾のリンクから確認できる。