ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、プレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』を用いて開催しているeモータースポーツ大会“FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ2019”。

 2019年11月22日〜24日(現地時間)、モータースポーツの聖地として知られるモナコ、モンテカルロ公国にあるSALLE DES ETOILES(サル・デ・ゼトワール)にて、同大会のワールドツアーで好成績を収めてきた選手たちが集い、年間総合チャンピオンを決する最終決戦、ワールドファイナルを開催。

 最終日となる11月24日、“FIA GT チャンピオンシップ2019”ネイションズカップの決勝戦が行われた。

 ネイションズカップは、国・地域に分かれて勝利を競うチャンピオンシップとなっており、いわば個人としての最速を競い合う大会。

 今回のワールドファイナルには、各国・地域から参加資格を得たドライバー、36名が参戦。11月22日に、決勝戦出場枠を競い合う準決勝が行われ、同レースを勝ち抜いた12名のドライバーが、ワールドタイトルを賭けて戦うこととなった。

最終戦に挑む12人の選手たち。それぞれの国・地域の威信、自信のプライドを賭けて、世界最速の座を競うことになる。

 11月22日(現地時間)に行われた準決勝戦では、日本の宮園拓真選手が決勝進出を決めたほか、2018年のヨーロッパチャンピオンであり、“FIA GT チャンピオンシップ2018”の年間2位のミカイル・ヒザル選手(ドイツ)や、同じく“FIA GT チャンピオンシップ2018”の年間3位、コディ・ニコラ・ラトコフスキ選手(オーストラリア)といった強豪選手らも、決勝戦に参戦。

 しかし、優勝候補のひとりとして注目されていた“FIA GT チャンピオンシップ2018”ネイションズカップの初代王者であるイゴール・フラガ選手は残念ながら準決勝でスピンを喫してしまい決勝進出鳴らず。“FIA GT チャンピオンシップ2019”ワールドツアー TOKYOの覇者でもある國分諒汰選手も、同じく準決勝で敗退するというハプニングも。

 そんな中で行われた決勝戦では4レースが行われ、各レースごとの獲得ポイントを集計して優勝を決定。結果、すべてのレースで堂々の1位を獲得したミカイル選手が悲願の初優勝を遂げることになった。

 2位には予選順位こそふるわなかったものの、終盤に見事な追い上げを見せたコディ選手が2位に入り、日本勢唯一の決勝進出を果たした宮園選手は序盤こそミカイル選手と対等な走りを見せたものの、第3戦で失速。最終レースで挽回して総合3位の座を獲得。

レース1からレース4まで、他車を寄せ付けない圧倒的な走りを見せたミカイル選手が堂々の初優勝。悲願のワールドチャンピオンとなり、ドイツ国家を会場に鳴り響かせていた。
左から総合2位のコディ選手、優勝のミカイル選手、総合3位の宮園選手。1年を通して速さを競い合ってきたバトルもついに終結。
決勝戦の会場には、アストンマーティン・レッドブルホンダレーシングチームに所属するマックス・フェルスタッペン選手も登場。選手たちの熱いレースを見守っていた(前列左から4人目)。

 ハイレベルのバトルが展開したレースの模様は、以下のアーカイブにて視聴することができる。

 前日に行われたメーカー別対抗戦となるマニュファクチャラーシリーズの結果は、以下の記事にて紹介している。

 マニュファクチャラーシリーズの優勝チーム(TOYOTA)とネイションズカップの優勝者は、12月にフランス・パリにて開催が予定されているFIAの年間表彰セレモニーに出席し、国際自動車連盟主催レースの王者として表彰を受けることになる。

 なお、マニュファクチャラーシリーズ、ネイションズカップの優勝者のインタビュー、大会の詳細な模様などは、追って紹介する。