ついに始まった『DQIV』イベントをさっそくプレイ!
先ごろ、配信スタートから約2ヵ月で1000万ダウンロードを突破した、『ドラゴンクエストウォーク』(以下、『DQウォーク』)。予告されていた新イベントと新システムが、2019年11月21日に解禁! これまでとどのように冒険が変わったのかを、さっそく調べてみたぞ!!
『DQIV』イベントってどんなもの? 絆システムを解説
ついにスタートした、『DQIV』イベント。まず筆者が驚いたのは、『DQIV 導かれし者たち』に登場する“導かれし者”たちと交流することで、自分のパーティを手助けしてくれる“絆”システムが導入された(『DQIV』イベント中のみのシステムの様子)こと! イベントクエストのストーリーも相まって、「オレ(ワタシ)が勇者だ!」感がグッとアップするシステムになっており、『DQ』シリーズのファンからしてもウレシイ内容になっている。
まずは“絆”のシステムを解説していこう。『DQIV』イベントのストーリークエスト第1章を進めていくと、導かれし者たちが仲間になっていく。具体的な条件は下記の通りだ。なお、初級、中級、上級のいずれでクリアーしても大丈夫なので、このタイミングで本作を始めた人でも、すぐに導かれし者たちに出会うことができるだろう。
- ミネア……イベントストーリークエスト第1章1話「導かれし者を探して」クリアー
- マーニャ…イベントストーリークエスト第1章2話「モンバーバラの姉妹」クリアー(バトルあり)
- トルネコ…イベントストーリークエスト第1章5話「武器屋トルネコ」クリアー(バトルあり)
以上の条件を満たすと、フィールドにトルネコやマーニャが続々と登場するようになる。もちろん、ただ登場するだけでなく、彼らと会話したり、バトルの“助っ人”として選んで絆を深めていく(絆レベルを上げる)ことで、キャラクターに応じたさまざまな“絆効果”を得られるのだ。絆レベルを上げると、レベルに応じた報酬も獲得できるので、スキあらば育てていくことをオススメする。
なお、ミネアとマーニャの絆効果はモンスターに与えるダメージが増えるものなどが中心だが、トルネコの場合は“トルネコの交換所”で交換できるアイテムが増えるという、ひと味違う内容となっている。
また、イベントクエストの第2章や3章が解放されるたびに、助っ人にできる導かれし者たちは増えていくこともわかった。現時点では第1章のみとなるが、第2章が始まるまでに3人の絆レベルをガンガン上げていきたいところだ。
絆レベルの上げ方は?
どうやって絆レベルを上げていけばいいのか、解説しよう。もっともわかりやすいのは、フィールドにいる導かれし者たちの近くに行って話しかけること。彼らと話をするたびに、少しずつ絆が深まっていくのだ。
また、導かれし者たちと話したとき、バトル勝利時やかいふくスポットのツボを割ったときに入手できる“贈り物”を持っていると、贈り物の所持数に応じてさらに絆が深まることも覚えておこう。絆が深まる贈り物はキャラクターによって異なっており、それぞれ以下の贈り物が有効となる。
- ミネア……タロットカード
- マーニャ…貴重な宝石
- トルネコ…おおきなパン
この贈り物をたくさん持っていれば、頻繁に導かれし者たちに会いに行かずとも、出会ったタイミングで一気に絆レベルを高めることが可能となる。ウォークモードで遊んでいれば贈り物はけっこう溜まるはずなので、「じっくりプレイできるときにだけ、導かれし者たちに会いに行く」くらいの感覚で遊んでも、絆レベルをガンガン上げられるだろう。
もうひとつ、導かれし者たちとの絆を深める方法がある。それが、バトルの助っ人に設定することだ。助っ人に設定している導かれし者たちは、一定の確率でバトルに参戦してくれるので、そのたびに絆が深まっていくぞ。
“強敵モンスター”に新たなメガモンスターも!
ぜひとも導かれし者たちといっしょに倒したいのが、今回のイベントで新たに登場した“強敵モンスター“。イベントクエスト第1章2話「進化の秘宝」クリアー後から、フィールドのあちこちに強敵モンスターのギガデーモンが登場するようになる。
強敵モンスターはメガモンスターと異なり、自分のパーティだけで戦うことになるモンスターで、勝てばさまざまな報酬が獲得できる。その代わり、勝てば勝つほど相手の強さもアップしていくので……そのうちに苦戦するようになるという、ライバル的な存在である。
試しに何匹かのギガデーモンを倒してみたが、レベル51の筆者のキャラクターならタイガークローの一撃で粉砕できるほどの相手。もしかすると、ギガデーモンのレベルと同じくらいのレベルで戦うのが適正なのかも。そう仮定すると、少なくともレベル55くらいまではギガデーモンのレベルが上がっていくということか!? こればかりは時間を費やして試してみないとわからないので、しばらく遊んでみたい。
そして、もっと気になるのが、「強敵モンスターはギガデーモンだけなのか?」という点。もしかしたら、イベントクエストの新章が解放されるたびに強敵モンスターが増えたり……なんてことがあるかもしれない。
もうひとつ、『DQIV』代表するモンスターのひとりである“キングレオ”が、メガモンスターとして追加されたことも、今回のトピックだ。メガモンスターのキングレオは、イベントクエスト第1章5話「武器屋トルネコ」クリアーすると出現するようになる。
イベントクエストで戦ったとき同様で基本的には2回行動、通常攻撃のほかにギラや“こおりのいき”などでパーティ全体を攻撃してくる。HPの量こそ多いものの、上級のイベントクエストをクリアーできれば、単独で戦ってもそこまで苦戦はしないだろう。
討伐に成功すれば、戦士に装備すると効果がアップする、キングレオのこころを獲得できる。筆者は運よくグレードCのこころを獲得できたが、グレードBになるとなかなかいい特殊効果がつくようなので、グレードSまで育ててみたい。
『DQIV』と言えば天空の装備品! その性能は?
『DQIV』イベントが実施されることは少し前から告知されていたので、「天空の装備品が出るんじゃない?」なんて予想していた人もいたのではないだろうか。筆者もそのひとりで、着々とジェムを貯めてきたのだが、ついにそのジェムを“解放”する日が訪れた! ジェム節約のため、けっきょく黄竜装備や竜の財宝装備は手に入れられず、“試練の扉”のトップ10入りをあきらめた……けれど、いまこそリベンジのとき! というわけで、10連ふくびきを2回引いてみた。
結果は、★5装備品が3つで悪くない! でも、天空の装備品は“天空の盾”ひとつしか出ず……ちょっと残念。天空の装備品はロト装備に匹敵するくらい優秀なので、今後もガンガン引いていきたいところ。そんな天空の装備品の優秀っぷりがどれほどなのか、ロト装備と比較してみよう。
ロトのつるぎ
[最大こうげき力]
+185
[習得できるおもなスキルとその効果]
ギガスラッシュ(敵全体に230%のデイン属性斬撃ダメージ)
天空のつるぎ
[最大こうげき力]
+183
[習得できるおもなスキルとその効果]
ビッグバンソード(敵1体に330%のメラ属性斬撃ダメージ)
ロトのかぶと
[最大しゅび力]
+59
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
ドルマ属性耐性+5%、すばやさ減耐性+5%、デイン属性とくぎダメージ+3%
天空のかぶと
[最大しゅび力]
+61
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
メラ属性耐性+5%、防御減耐性+5%、メラ属性とくぎダメージ+5%
ロトのよろい上
[最大しゅび力]
+78
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
ギラ属性耐性+5%、すばやさ減耐性+5%、デイン属性とくぎダメージ+3%
天空のよろい上
[最大しゅび力]
+80
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
防御減耐性+5%、けもの系への耐性+5%、メラ属性とくぎダメージ+3%
ロトのよろい下
[最大しゅび力]
+63
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
防御減耐性+5%、すばやさ減耐性+5%、デイン属性とくぎダメージ+3%
天空のよろい下
[最大しゅび力]
+65
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
メラ属性耐性+5%、けもの系への耐性+5%、メラ属性とくぎダメージ+3%
ロトの盾
[最大しゅび力]
+55
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
まもりのたて(状態変化を防ぐ)、ビッグシールド(ガード率アップ)
天空の盾
[最大しゅび力]
+55
[おもな特殊効果と習得できるスキル]
まもりのたて(状態変化を防ぐ)、ビッグシールド(ガード率アップ)
どちらも勇者の装備品ということで、攻撃力や守備力は高いレベルをキープしている。大きな違いとして挙げられるのは、武器で習得するスキルと、防具で引き上げられる特殊効果だ。
“天空のつるぎ”では、メラ属性のビッグバンソードが特筆すべきスキル。戦士に“天空のつるぎ”を装備させ、バイシオンで攻撃力を十分に高めたうえ、きあいため後に弱点属性の敵に放てば……とてつもないダメージを叩き出せるだろう。そのほかのスキルのラインアップにミラクルソードがあったりして、“メタスラの剣”と似ていると個人的には思ったのだが、ぶんまわしが超ぶんまわしに強化され、敵全体を170%の斬撃ダメージで攻撃できる点はうれしい。
加えて、究極エビルプリースト(強敵モンスター? もしかしてメガモンスター!?)に対して+30%のダメージという性能も、気になるところ。今後の『DQIV』イベントに究極エビルプリーストなるモンスターが登場し、“天空のつるぎ”があれば対処しやすくなる……のかも?
つぎは防具を確認しておこう。ロトの防具はデイン属性の与ダメージを引き上げる効果があったが、天空装備はメラ属性の与ダメージを引き上げるものになっている。現状、メラ属性の強力なスキルを持っているのは“天空のつるぎ”だけなので、天空装備をセットで装備したときは絶大な威力を発揮するだろう。
また、天空装備の防具群にはギガデーモンへの耐性、究極エビルプリーストへの耐性、けもの系への耐性がセットされていることにも注目。現段階で登場しているギガデーモンやキングレオ戦でも、かなり有効になるはずだ。
バージョンアップと聞けば、ふくびきで入手できる新たな装備品は、どうやっても気になってしまうもの。ただ、そういった最新かつ強力な装備品を手に入れられなかった人からすれば、「へー」と冷めた目になりがちだ。しかし! そんなアナタも注目なのが“トルネコの交換所”のアイテム。“
ルカニの書”、“バイシオンの書”、“メタルはやぶさ斬りの書”など、バトル中に効果を発動するアイテムがラインアップされており、使いかた次第で強力な装備品に匹敵するほどのお役立ち具合を発揮する可能性がある。
さらに、見た目装備としても大人気になりそうな“導かれし勇者の服”、そして究極エビルプリーストへの与ダメージがアップする“導かれし勇者の剣”、“天空城のかべ”に“天空城のゆか”など、注目アイテムが勢揃い。欲しい人は助っ人にトルネコを設定して、最優先で絆レベルを上げていこう。
“心珠”解説。余ったこころを“心珠”にしてパワーアップ!
最新バージョンにアップデートしていた人ならいち早く気づいていただろうが、工房の画面からモンスターのこころを“手放す”という項目がなくなり、“心珠”という項目に変化した。心珠(しんじゅ)とは、今回から追加された、こころシステムの新たな要素で、おもに特殊効果を追加できるもの。
心珠を作り出すには、不要なモンスターのこころを手放す際に得られる心珠ポイントとゴールドを使って“生成”する必要があるのだが、どのような心珠ができるのかはランダムとなっているので、ここでも自身の運が試されることになる。
画像を見ていただければわかる通り、心珠にはこころと同様のD、C、B、A、Sという5段階のグレードがある。グレードが高いほど特殊効果が優れているので、ひとまずはAからSグレードの心珠を揃えることが目標となるだろう。ちなみに、筆者が37回の心珠生成を行って出たグレードは……。
- グレードB……1個
- グレードC……13個
- グレードD……23個
この結果がいいのかはわからないが、そう簡単にグレードSの心珠を手に入れることはできなさそう。高いグレードの心珠を手に入れるには、“合成”を頼りにしたほうがいいのかもしれない。
心珠のグレードを高めるために必須になる“合成”は、同じグレードの心珠3つを使用することで行える。たとえばグレードDの心珠を3つ使うと、グレードCの心珠がひとつできるといった具合だ。
気をつけたいのは、合成でグレードを上げられるものの、どんな効果の心珠ができあがるのかはランダムになっている点。筆者の手元に、たまたまグレードDの魅了耐性をもつ心珠が3つあったので、3枠すべてをその心珠にして合成したところ……できあがったのは、グレードCの即死耐性を持つ心珠だったのだ。
ここから考えられるのは、現在のパーティに必要と思われる効果を持つ心珠は、うかつに合成しないほうがいいかも……ということ。不要な心珠で合成をくり返し、“いま装備しているものと同じ効果で、よりグレード高い心珠が出たら”装備しているものと交換する、という手法で心珠を強化していくのがよさそうだ。
不要な心珠は、売ってゴールドにすることもできるが、合成して強力な心珠にする楽しみは捨てがたい。ただし、心珠をバンバン作っているとゴールドもかなり使うので……合成するか売るかで悩む場面が出てくるかも。
なお、心珠なんていうシステムが導入されるとは知らず、アップデート以前にこころを手放してしまった人は「損した!」と思うかもしれない。だが、アップデート以前に手放したこころは記録されていて、そのぶんの心珠ポイントはアップデート後にあらかじめ所持している状態になる。そこは安心してほしい。
ちなみに、現状ではグレードアップで高グレードまで引き上げたこころを交換するより、低グレードのまま交換したほうが心珠ポイント的にお得になっている。なので、不要なこころはグレードアップせず、そのままポイントにしてしまったほうがいいことを覚えておこう。
『DQIV』イベント開始直後からマッハでプレイし、その内容を確認して解説してきたが、なにしろまだまだアップデートされたばかり。しばらくプレイを続けることで明らかになっていく内容があるかもしれない。それに関してはご容赦いただくことになるが、ひとまずは要所を押さえたうえで『DQIV』イベントを楽しんでいただければ!
(C) 2019 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
※『ドラゴンクエストウォーク』は、Google Maps Platform gaming solutionを使用しています。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んで頂くための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行われます。
※本記事の攻略情報および画像はファミ通調べです