パールアビスが開発するPC用アクションバトルロイヤル『シャドウアリーナ』。本作は『黒い砂漠』内の1コンテンツ“影の戦場”がベースとなっており、本コンテンツが非常に好評だったため、また『黒い砂漠』本体に影響を与えずに自由にシステムを変更したかったために、スタンドアローン化し、新規タイトルとして開発が進められている。

 本作の元になった“影の戦場”との違いや、『シャドウアリーナ』ならではの魅力、eスポーツ展開などについて、プロデューサーのキム・クァンサム氏に話を伺った。

テンポよく展開するアクション重視のバトロワ

 『黒い砂漠』に実装されたバトルロイヤル形式のコンテンツ“影の戦場”は、プレイヤーのあいだで非常に好評を博し、とくに欧米での人気が高かった。そのため、改良を行ってよりよいコンテンツを目指したかったのだが、MMORPGである『黒い砂漠』のシステム内では制約などがあり、なかなか難しかった。そこで、よりアクション性の高いバトルを実現するために『黒い砂漠』とは切り離し、新規タイトルとして立ち上げたという。

 最後まで生き残ったプレイヤーが勝ちとなる基本的なルールは“影の戦場”と同様。最大参加人数は50人で、ソロモードと3人部隊のチーム戦が用意される。なお、チーム戦ではパーティーメンバーと同じキャラクターは選択できない。

 ローンチ時に実装されるキャラクターは6人で、それぞれ近接系や遠隔系、パワー系やスピード系などの特徴がある。キャラクターやマップは、サービス後に適宜追加されていく予定とのこと。

 『シャドウアリーナ』では“影の戦場”から操作系を見直し、アクションやスキル効果の調整を行い、バトロワ系タイトルの中でも“アクション”を重視したゲームとして開発しているという。

 基本的な操作は、WASDキーで移動、Shiftでダッシュ、SPACEでジャンプ、1~4キー、Q、Eキーで各種スキルやアイテムを使用となっており、一般的なPC用MMORPGやFPS/TPSに慣れている人ならすんなりとプレイ可能。

 マップ内にはほかのプレイヤーに加えてAIモンスターも存在し、これを倒すことで装備が得られ、キャラクターを強化していける。ほかのバトロワゲームで言うところの“ファーミング”に当たるのが、本作ではPvEのモンスター戦となるというわけだ。

 ゲーム終盤でもモンスターは登場するが、モンスター相手に戦っていると、ほかのプレイヤーから目立ってしまうので注意。また、ファーミングがめんどうだという人は、ほかプレイヤーを倒して装備を奪うというのも手だ。

 時間経過に応じて戦場のセーフゾーンが狭まっていくというのも、バトロワではおなじみのシステム。縮小の感覚は早めで、1試合は20分程度と、テンポのいいバトルが楽しめる。対人戦ではスキル(使用するとクールタイムが発生)の使いどころが重要になり、「相手のスキルをこちらのスキルでキャンセルして、その隙に攻撃を叩き込むといったテクニックを効果的に使うのが勝利のカギ」と、クァンサム氏は本作のアクション性の高さを強調する。

 本作は、グローバル展開が予定されており、日本でのサービスも決定している。日本独自のサーバーが用意されるかは不明だが、簡単なコミュニケーションが取れる機能や、マップ内の特定の場所をマーカーするPing機能も搭載するとのことで、ボイスチャットやテキストチャット必須ということにはならないようだ。

 パールアビスが主体となってeスポーツ展開を行う予定はあるかの問いに対しては、ローンチ後にプレイヤーの反応や要望を見て、盛り上がりに合わせて検討していきたいとのこと。パールアビスとして、eスポーツにチャレンジしたいという気持ちは大いにアリという様子が伺えた。

 最後にクァンサム氏は、「勝負好きな人にはぜひプレイしてほしいです。また、プレイしてみての感想や要望をお寄せください。フィードバックに活かしたいと思います」と、コミュニティーの声を重要視して開発を進める旨を語った。

 11月21日~24日にクローズドβテストが行われ、対応言語はハングルと英語のみだが、グローバルで参加が可能となっている。運よく当選したプレイヤーは、いち早く本作をプレイし、フィードバックをどしどし送ってみよう。

Kerofen Gamesでプレイの模様をチェック

 今回の取材には、『黒い砂漠MOBILE』の動画をメインに投稿する人気ストリーマーの“けろふぇん”も同行。PCゲームも大好きだという彼は、G-STAR 2019のパールアビスブースにて『シャドウアリーナ』の実況プレイにも挑戦していた。そのプレイの模様はこちらで視聴可能。『シャドウアリーナ』のアクション性やスピード感がよくわかるはず。