4つの『ガンダム』シリーズから30作品以上が参戦! モビルスーツやキャラクターが一堂に会するシミュレーションRPGシリーズ『SDガンダム ジージェネレーション』(以下、『ジージェネ』)シリーズ。その最新作となる『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』の無料体験版『Trial Version』が、2019年11月8日から配信される。その内容をお伝えしよう!
『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』
・対応機種:Nintendo Switch、プレイステーション4、PC(Steam)
・メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
・発売日:2019年11月28日発売予定
・価格:各8200円[税抜](各9020円[税込])
・備考:ダウンロード版は各8200円[税抜](各9020円[税込])、『プレミアムGサウンドエディション』はパッケージ版、ダウンロード版ともに各12000円[税抜](各13200円[税込])、PC(Steam)版は通常版のみダウンロード専売(オープン価格)
『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』とは?
『新機動戦記ガンダムW』シリーズ、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『機動戦士ガンダム00』シリーズ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』シリーズといった、4つの『ガンダム』シリーズの物語を追体験しつつ、これらのシリーズに登場したモビルスーツ(MS)などのユニットを自由に編成しながら戦場を駆け、ステージごとの勝利条件を満たしていく。
初期編成はいかに!?
『Trial Version』でプレイできるのは、大まかに“シチュエーションツアー”、“編成”、“グループ派遣”の3つ。グループ派遣は本作の新要素だが、今回はとくに触れずに置く。メインのモードはシチュエーションモードだが、その前に初期段階のグループ編成でどんなメンツがそろっているのかを把握しておく。
シチュエーションツアーに出撃!
とりあえず、ゲーム内通貨“キャピタル”の数も心もとないので、生産も何もせず、最初に用意された編成のままシチュエーションツアーへ。難度のうち、“EXTRA”と“HARD”は今回は選べず、“NORMAL”のみ選択可能。また、『Trial Version』でプレイ可能なのは、『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』、『機動戦士ガンダム00F』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』の4作品から各1ステージ。いずれも原作が映像作品ではないので、動くMS描写が楽しみ!
まずは『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のシナリオ“双子座という名のMS”を選択。
宇宙空間でジェミナス01の1機だけを操作し、EWACリーオーの撃破を目指すステージ。冒頭に勝利条件“EWACリーオーを撃破”、そして“チャレンジ条件”として“5ターン以内にEWACリーオーを撃破できるか?”が表示される。これはプレイ中、いつでも確認できる。こちらは1機だけだが、敵も1機のみ。難なく勝利条件をクリアーし、チャレンジ条件も達成。チャレンジ条件を達成すると、キャピタルがボーナスとしてもらえるのだ。すると会話イベントを経て、ステージ後半の舞台は資源衛星MO-Vを背景にした宇宙空間へ。ここで編成された戦艦グループ、遊撃グループの部隊が出撃可能になる。
すると、今度はイベント条件“ブルムと交戦”、シークレット条件“オデルはブルムと交戦できるか?”が表示される。操作可能なゲスト機として、オデル・バーネット搭乗のジェミナス02も出撃。敵はリーオー(OZプライズ仕様)10機と、ブルム・ブロックス搭乗のレオン1機。マップの上下に展開するリーオー(OZプライズ仕様)を戦艦グループと遊撃グループで手分けするように撃破していく。シークレット条件を満たすために、最後にオデル機でブルム機を攻撃すると……。
気になる本作の新要素“遊撃グループ”。戦艦に搭載してHP、ENを回復できない代わりに、敵ターンを終えた段階で遊撃グループ内の味方どうしが隣接しているとHPが、離れているとENが回復するというシステムだ。味方どうしが離れて行動していないと、敵との連戦を重ねたあとにあっという間にEN切れを起こす。遊撃グループ全員が攻撃に参加できる“遊撃連携”のためにも、基本はつかず離れず行動し、HPが減ってしまった味方機には隣接して味方フェイズを終えるなどの工夫が必要だ。
ほかのシナリオの見どころは?
もちろん、『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』以外のシナリオにも見どころは満載だ。
■『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』
ロウ・ギュール搭乗のガンダムアストレイ ブルーフレームが、そして舞台が変わったところでガンダムアストレイ ブルーフレームは叢雲劾搭乗機に、そしてイライジャ専用ジンも登場。ステージ後半にはロウ・ギュールがガンダムアストレイ レッドフレームに乗って颯爽と駆けつけるアツい展開も!
■『機動戦士ガンダム00F』
ステージ前半は、フォン・スパークがガンダムプルトーネに乗って宇宙に出撃。ステージ後半では、ガンダムアブルホール タイプF【飛行形態】に搭乗して地上ステージを舞台にプレイヤーが編成した戦艦グループと遊撃グループとともに出撃。アリー・アル・サーシェス搭乗のサーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア開発実験型)と対峙する場面も。フォン・スパークの笑い声「あげゃげゃげゃげゃ」は必聴!
■『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』
ステージ前半は、アルジ・ミラージ搭乗のガンダム・アスタロトとトリアイナの一騎打ち。正面から1種類しかない武器、デモリション・ナイフだけで難なく撃破。ステージ後半は、宇宙を舞台に2機のハクリ・ロディ率いるMS部隊からシャトルを守るミッションに。ここで厄介なのは、敵MSのすべてが“ナノラミネートアーマー”でビーム攻撃を軽減してしまうこと。大きくダメージを与えられる武器が限られているので、ほかとはひと味違った攻略法が必要だ。
これでもか! と入りまくるカットイン
外伝を中心に、4つの『ガンダム』世界からひとつずつ体験できる無料体験版『Trial Version』。開発や設計など、ユニットの発展、成長は本編までおあずけだが、新システム“アビリティGET”が可能なのがうれしいところ。手に入るアビリティを持つ敵を撃破すると、撃破したキャラクターにそのまま装備させるかストックして編成画面で好きなキャラクターにセットするかが選べる。しかし、編成画面でのセットは、じつはかなりキャピタルを消費する。節約したいなら、撃破キャラクターにそのままセットしてしまうのがいいかも。そして、なんといっても驚愕したのが戦闘シーンの進化。スカウト可能なキャラクターのカットインがすべて用意されているとは聞いていたが、とにかくこれでもかとキャラクターカットインが入りまくる! 前作『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』は、宇宙世紀の『ガンダム』のみ参戦だったので、MSは“兵器”としての描写が色濃かった印象。『クロスレイズ』のMSは、とくに強力な機体などを筆頭に、ヒロイックでドハデな演出が光っている。本編でほかのMSの戦闘演出を観るのが楽しみ!
さらに体験版で作成したセーブデータは、一部のデータを除き製品版にも引き継ぐことができるようだ。
●引き継ぎ内容
・”シナリオ進行データ”と”システムデータ”の引き継ぎ
(”ステージ中断データ”は引き継げない)
また、体験版では以下の制限があるとのことなので、事前にチェックしておこう。
・ユニット&キャラクター成長上限はともにLV20まで
・キャピタル(cap.)の所持上限は200万cap.まで
・時間短縮アイテムの所持上限は50個まで
製品版まで待ちきれないという方は、体験版で引き継げる制限までLV上げやキャピタルの入手を進めてみるというのもよいだろう。