秋。抜けるような青空が広がっていた。絶好のデート日和、そして、イベント日和だ。こんな日は、ふらりとアキバに立ち寄って、ラブレターを受け取るに限る。
2019年11月2日『ラブプラス EVERY』 “ラブレターお渡し会”が実施された。
これはゲームアプリ『ラブプラス EVERY』が2019年10月31日に配信されたことを記念するもので、作中に登場するキャラクターのマナカ、リンコ、ネネたちが書いた“ラブレター”を受け取れるというもの。
東京・秋葉原、愛知・名古屋駅前、大阪・日本橋の全国3都市で行われた。本稿では、そのうち東京・秋葉原での模様をリポートする。
朝からカレシたちが大行列!


イベント開始の11時前にして、会場の秋葉原UDX サボニウス広場にはすでに長蛇の列が!
主催者によると開始直前で1000人ほどが並んでいたそうで、集結したカレシ(『ラブプラス』プレイヤーのこと)たちの熱の高さがうかがえる。
先頭に並んでいた方(ネネカレ)にうかがったところ、イベント開始の約2時間前、朝9時から並んでいたそうだ。



11時になるとともに、十羽野高校の制服を着用した3人の女の子たちが登場。
スクールバッグからラブレターを取り出し、つぎつぎと手渡していった(作品の雰囲気を活かしつつ、バッグの中にある手紙がなくなると、またたくさん入った新しいバッグと交換し、オペレーション的にも素早く補充できる有能なシステムだった)。
手渡す際には「友だちから、ラブレターを預かっていて……」と言いながら、来場者にラブレターを差し出していく。
つまり、ここにいる女の子たちはキャラクターのコスプレをしているわけではなく、リンコやマナカ、ネネさんの“お友だち”というわけ。
ラブレターを受け取った来場者は皆一様に、ニコニコと笑顔を浮かべて、手に取り写真を撮影したり、さっそく手紙を開いて手紙の内容を確かめたりしていた。
ちなみに、このラブレターには小早川凛子からの手紙、高嶺愛花からの手紙、姉ヶ崎寧々からの手紙と計3種類あり、ランダム配布となっていた。
となると、自分のカノジョではないキャラクターからの手紙に当たった人はさぞ残念がる……かと思いきや、その場ですぐさま
「○○の手紙と××のものを交換してくれる方いませんかー?」
と、声を上げたり、ノートに「求む△△、■■差し上げます」と書いて持っていたりと、即席交換会がそこかしこで発生。
それぞれ自分のほしがっている手紙が手に入るとまた笑顔になり、カレシどうしの会話も弾むなど、むしろファンの交流イベントのような和やかな雰囲気に満ちていた。

イベント開始から1時間程度で、秋葉原会場の配布は終了。その後公式ツイッターでは、その他会場の配布も終了したとのツイートがされた。
全国3都市で数千通のラブレターを用意していたがすべてがカレシたちの手もとへわたったとのことだ。
「ラブプラス EVERY」ラブレターお渡し会は、すべての会場で配布終了となりました。
受け取っていただいたみなさん、ありがとうございました。
今後とも、カノジョたちをよろしくお願いします。
#loveplus
— ラブプラス公式 (@loveplusproject)
2019-11-02 14:52:44
ラブレターの中身をすべて紹介! 封筒の中には……
というわけで、編集部では紹介用に本日配布されたラブレター3種をゲット。中身を大紹介する。中身は
- ラブレター
- スマホリング
- 二次元コード(『ラブプラス EVERY』ダウンロードサイトURL)
となっていた。
読みやすいようにお手紙部分をトリミング
ラブレターの内容は、文面、字体、書きかたなどでそれぞれのキャラクターの性格が表現されていて、思わず何度も読み返してしまう。そりゃあこんなかわいいお手紙もらったら、もらったカレシは笑顔になるって!
イベントでなんとも印象的だったのが、集まったカレシたちのうれしそうな笑顔と、楽しげな雰囲気。ラブレターを受け取ったり、交換したりしているときの明るい表情だ。
『ラブプラス』愛に満ちていてファンがあたたかい。それは『ラブプラス』プレイヤーの特徴でもあるし、美点のひとつだと思う。なにしろ『ラブプラス』プレイヤーは、紳士・淑女の集まりなのだ。
さて、その『ラブプラス EVERY』は、いま長めの緊急メンテ真っ最中。昨夜未明から始まったメンテナンスの終了予定日時は2019年11月5日14:00とされている。
配信直後の3連休でしっかり遊ぼうと思っていたプレイヤーにとってはなんとも残念なお知らせだけど、サービス再開を祈ってKONAMIのある六本木方面に念を送りつつ待とう。
なに、どうってことはない。こちとら、かわいいカノジョに待たされることは、慣れているんだ。