2019年10月31日から11月12日まで東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催中の“DNP Produce MONSTER HUNTER×NAKED「モンスターハンター15周年展」-THE QUEST-”。

 イベントでは、『モンスターハンター』シリーズに登場するフィールドをイメージした体感エリアと、歴代シリーズの装備や初公開となる“黒龍”ミラボレアスなどの資料が展示されているエリアのふたつで構成されている。本記事では、記念展の模様をお届けする。

ひとりのハンターになった気分が味わえる

 体感エリアは、森・砂漠・火山・海・雪山の5つのフィールドが映像やプロジェクションマッピングなどで再現されている。その再現度は『モンスターハンター』の世界に入り込んでいると思わせるほどだ。

 体感エリアで、最初に訪れるのは森フィールド。入り口は、いかにも何かが出てきそうな鬱蒼とした洞窟のような造りで来場者を迎え入れる。

 床には、『モンスターハンター:ワールド』で、ハンターを目的地へ誘導してくれる“導蟲”の映像が映し出されている。導蟲に導かれるまま進むと、爪痕や足跡といったのモンスターの痕跡を見つけられるのだ。また、痕跡はそのままでは見えず、入場時に渡されるブラックライトで照らすと浮かび上がるようになっており、まさに“導蟲の誘導に従って痕跡を見つける”というゲームさながらの体験ができた。

 洞窟を抜けた先は開けた場所となっており、ところどころからモンスターの咆哮や鳴き声が聞こえる。その中を抜けて進んでいくと、大型のモンスターと対面できるエリアへ到達。ここでは、“ジンオウガの放電”や“リオレウスの捕食シーン”などの映像を見ることができるのだが、映像だとわかっていても「襲われるのではないか」と思ってしまうくらいの迫力だった。

 森フィールドを抜けた先に待っているのは、360度全面がスクリーンになっているエリア。この場所では、砂漠・火山・海の3つのフィールドの映像が時間経過によって変わっていき、それぞれのエリアに登場するモンスターが縦横無尽に動き回る姿が見られる。

 映像には、モンスターだけでなく、『モンスターハンター:ワールド』に登場する環境生物(フィールド内に生息しているモンスター以外の小動物)の姿も見られる。

 つぎは雪山のベースキャンプをイメージしたエリア。ここでは、いままでのエリアで聞こえていたモンスターの鳴き声はやみ、ゲームと同様に一息つけるような場所になっている。もちろん、テントも設置されており、環境生物の“ギンセンザル”がかわいらしく迎えてくれる。

 テントの横の壁や床には温泉の映像が投影されて、温泉に入っているような写真を撮影できるフォトスポットにもなっていた。

 『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の温泉のように“ギンセンザル”が浸かっているわけではないが、それでもゲーム内の雰囲気を十分味わえるようになっていた。

 最後のエリアは雪山のフィールド。ここでは最新作『モンスターハンターワールド:アイスボーン』に登場する“ティガレックス”や“イヴェルカーナ”の映像を見ることができる。

 ほかのエリアと違うのが、このエリアだけ4D体験ができること。映像に合わせて地面が揺れたり、温度や雪、風、香りが変化するので、より一層の没入感を得られるのだ。残念ながら本エリアの撮影はできなかったのだが、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の世界に引き込まれてしまうのは間違いないので、どういったものかは実際に体験して確かめてほしい。

“黒龍”ミラボレアスの資料が初公開

 体感エリアのつぎは、資料が展示されているエリアに行くことができる。

 エリアに入って最初に見られるのは、シリーズに登場した武器の資料。いままでのシリーズが発売された順に並んでおり、その作品に登場した武器が、大剣や片手剣など種類ごとにまとめられている。新しい武器がどの作品から登場したかも一目でわかるので、ついつい見入ってしまう。ファンには嬉しい限りだ。

 武器の資料の横では、歴代シリーズに登場した装備が展示。こちらは武器と違い、資料ではなく、実際にハンターが装備しているような姿を見ることができる。個人的には、ゲーム内では見られないような細かい部分まで間近で見れるのは感慨深かった。

 また、ハンターには切っても切れない関係の料理についての資料も展示。料理ができるようになったのはどの作品からだったのか、そしてシリーズを経るごとにどう進化していったか、いままでの歴史とともに振り返ることができる。

 展示を見て、こんがり肉ひとつをとっても、現在はキッチンで肉を焼いてこんがり肉を作ってもらえるが、昔は、クエスト中にせっせと肉を焼いていたことを思い出した。

ハンターにはおなじみのこんがり肉も展示。

 さらに、今回の15周年展用に描き下ろされたモンスター比較図と“祝15周年! 歴代人気モンスターも集まるニャー!”の映像も公開。モンスター比較図では『モンスターハンターワールド:アイスボーン』までのシリーズに登場したモンスターが並んでいた。

 資料エリアでとりわけ目を引いたのが“禁忌モンスターコーナー”。ここでは、シリーズにおいて、いままで謎に包まれていた“黒龍”ミラボレアスや“アルバトリオン”などのモンスターのコンセプトや、それらのモンスターの素材を使って作れる武器や防具のイメージ画などを見ることができる。シリーズを通して、多くのハンターを苦しめてきたであろうモンスターたちの資料が初めて展示される貴重な機会となるだろう。

 15周年記念展はまるで『モンスターハンター』の世界に入ったようなリアルな体験ができ、初公開となる“黒龍”ミラボレアスの情報も公開されているので、シリーズをプレイしてきたハンターにとっては楽しく、そして興味深いものになっている。

 前売り券はすでに売り切れているものの、当日券の販売は行っているので、興味がある人はぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

開催概要

  • イベント名
    DNP Produce MONSTER HUNTER×NAKED「モンスターハンター15周年展」-THE QUEST-
  • 開催期間
    2019年10月31日~11月12日
  • 当日券(税込)
    大人(12歳(中学生)以上)
    平日:3300円、休日:3850円
    小人(11歳(小学生)以下)※幼児(4歳以下は無料)
    平日:1650円、休日:1870円
  • 限定グッズ付きチケット(税込)
    大人・小人共通
    16500円
  • 会場
    ベルサール秋葉原