有限会社アレス(※)は、開発会社の解散により活動休止となっていたPCゲームブランド“light”と提携。PC用ソフト『シルヴァリオ ラグナロク』を2020年春に発売することを明らかにし、ティザーサイトとティザームービーを公開した。
※美少女ゲームブランド“ういんどみる”の運営会社。
未完となっていた『シルヴァリオ』シリーズが完結へ
lightは、テレビアニメ化クラウドファンディングで約1億円の資金を集めたビジュアルノベル『Dies irae(ディエス・イレ)』を制作したグリーンウッドのPCゲームブランド。
シリーズ三部作のうちの二作品『シルヴァリオ ヴェンデッタ』と『シルヴァリオ トリニティ』をリリースするも、2019年3月にスマートフォン用ゲーム『Dies irae PANTHEON』の開発に伴う資金繰りの悪化を受けて活動を休止。シルヴァリオシリーズは未完の作品となっていた。
lightの活動休止とシリーズの未完がファンたちに惜しまれる中、ソフトウェア開発・販売のネクストンの支援のもと、lightの一部開発スタッフとアレスが提携。シリーズ完結編となる『シルヴァリオ ラグナロク』の開発を再開し、2020年春に発売することを発表した。
なお、彩色、スクリプト、シナリオの中核を担ったスタッフは続投しており、これまで外注として制作に携わっていたフリーランスや法人も協力しているという。
『シルヴァリオ ラグナロク』は、ヒトならざる神祖たちが統べる千年王国を舞台に、“神殺し”を誓う主人公による神々の終焉の戦い、すべての“シルヴァリオサーガ”に終止符を打つストーリーが展開される。
シリーズ初の試みとして、従来通りの年齢制限版(18禁版)に加え、年齢制限なしの全年齢版が同時発売される。公式サイトは2019年冬に公開予定。
■『シルヴァリオ ラグナロク』製品情報
- 発売時期:2020年春(全年齢版、18禁版同時発売)
- プラットフォーム:PC(Microsoft Windows 7 / 8 / 10)
- シナリオ:高濱亮 / 森間まりも
- 原画:KeG / 六時
- 音楽:樋口秀樹
- 開発元:light