2019年9月26日、コーエーテクモゲームス ガストブランドの最新作であるNintendo Switch/プレイステーション4用ソフト『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』が発売を迎えた(Steam版は10月29日配信予定、DMM GAMES版は配信日未定)。これを記念する完成発表会が、都内にて開催。コーエーテクモゲームスの代表取締役社長 鯉沼久史氏、同作のプロデューサーを務めるコーエーテクモゲームスの細井順三氏が登壇し、ゲームの魅力を紹介した。
また発表会には、スペシャルゲストとして、主題歌『虹色の夏』を歌う女優・歌手・声優の神田沙也加さん、ふなっしーが登場。ふたりともゲーム好きということもあり、『ライザのアトリエ』に対する興味は十分。
『ライザのアトリエ』の主人公ライザは、発表当初から、キャッチーなキャラクターデザインで話題となっていた。これを受けて、MCが「ライザが、より人気を得るにはどうしたらいいか?」とふなっしーに質問。するとふなっしーは、“ライザとTwitterで検索すると、予測で“太もも”って出てくるくらい浸透していて、すでに十分な人気があるのでは……”と述べつつも、“人気者になろうとして行動するのでは、人気者になれない。人を喜ばせようとして行動する結果が人気につながる”と持論を展開。その言葉の深さに細井プロデューサーも神田さんも感じ入った。
では、ふなっしーは、どのように行動した結果、人気キャラクターになったのか。ふなっしーは、“「ありがとう」という言葉をみんなに伝えてきた”という。みんなへの感謝の気持ちが、人気として返ってきたわけだ。その回答を受けて、細井プロデューサーは「ゲーム本編から、皆さんにありがとうの気持ちが伝わればいいな」と展望を語った。
続いて話題は、少年少女たちのひと夏の冒険を描く『ライザのアトリエ』の見どころについて。神田さんは、「青春時代に、自分の秘密だけにしていたことを思い出せるんじゃないかな」、「どの音楽も素敵で、聴いているだけで心がきゅっとなる」と、青春ストーリーと音楽のよさを語った。ふなっしーは、同作ではフィールドにある木や石などを採取できることに言及。好奇心豊かだった子どものころ、いろいろなものに触れていたことを思い出す……と、神田さん同様、ノスタルジーを刺激されるところが魅力だとアピール。
ちなみに、同作の主題歌を神田さんが歌うことになったきっかけは、前作『ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~』をプレイした神田さんが、「いつか『アトリエ』に関わってみたい」とツイートしたこと。それを見たコーエーテクモゲームススタッフが、この機を逃すまいとオファーし、神田さんと『アトリエ』のコラボレーションが実現することとなった。
主題歌『虹色の夏』は、“気持ちよく聴ける爽快感のある曲だけれど、ちょっと寂しさもあり、それが青春のほろ苦さを感じさせる曲になっている”と神田さん。微笑みだけではない、いろいろな感情が入れば……という思いを込めて歌ったとのこと。ふなっしーも“天使の歌声のよう”と大絶賛した。『虹色の夏』は、下記のPVなどで流れるので、ぜひ聴いてみてほしい。
なおファミ通.comでは、『ライザのアトリエ』のレビュー、攻略アドバイス記事を掲載している。同作が気になっている方も、プレイ中の方もぜひチェックを!