2019年9月12日~15日(12日、13日はビジネスデイ)千葉県・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2019。9月15日には日本で初めてとなる『Dead by Daylight』のファンミーティングが行われた。
ファミ通.com“TGS2019情報まとめ
じつはマシュー氏はドワイトじゃない?
お笑いグループ、こりゃめでてーなの伊藤こう大さん司会のもと、Behaviour Interactiveのヘッド・オブ・パートナーシップ、マシュー・コート氏が登壇して日本初のファンミーティングがスタート。
まずは、伊藤さんが疑問に思っていたこととして、「Are you Dwight?」と質問。ご存じのとおり、『Dead by Daylight』のサバイバーであるドワイトは、マシュー氏にそっくりで、ドワイト=マシューと思っていた人も多かったのでは? これに対してマシュー氏は、即座に「No」の返事。
じつは、ドワイトは『Dead by Daylight』に登場する唯一の実在の人物をモチーフにしたキャラクターで、『Dead by Daylight』に登場できる権利をチャリティーオークションしたところ、その権利をゲットしたのがスタッフで、たまたまマシュー氏に似てしまったのだそうだ。会場でもマシュー氏がモデルだと勘違いしていた人も多くいた模様。
と、意外な事実が明らかになったところで、9月18日より配信される新チャプター『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の話へ。まずはPVが公開された。
いままでは2、30年前の作品とコラボしていたが、現在進行系の作品とのコラボは初めてであることや、ふたりのサバイバーの追加や、『Dead by Daylight』初のモンスターを追加にするに至った経緯などが語られた。
最新チャプターの紹介が終わったところで、マシュー氏と会場にいるお客さんの中から選ばれた4名がサバイバーとして、いっしょにフレンドマッチを行うことに。
マシュー氏は新キラーのデモゴルゴンを選択、サバイバーの中にも新しく追加されるナンシーが選ばれるなど準備が整ったところで試合が開始。
デモは日本語対応だったようで、「これはハンデだね」といいつつも、巧みにデモゴルゴンを駆使するマシュー氏。デモゴルゴンの能力をうまく使ってサバイバーを追い詰めるさまはさすがで、会場からは大きな歓声が上がっていた。とはいえ、サバイバーの皆さんもファンクラブに参加するだけであって、相当な腕前の様子。負けじと発電機の修理を終わらせて脱出に向けての準備をしていく。
結果は3人が脱出に成功してマッチは終了。マシュー氏も「とても楽しかった!」と、日本のゲームファンを遊べてうれしそうな様子だった。
試合が終わるとお楽しみのQ&Aのコーナーへ。事前に募集された質問にマシュー氏が答えることとなった。
「キラーを楽しむコツは?」という質問には「サバイバーを倒すのが目的ではなくゲームを楽しんでほしい」とコメント。マシュー氏自身もキラーでプレイするときにはうろうろしながら楽しんでプレイしているそうだ。
「好きなサバイバーは?」という質問には「ニア」と答え、さらに『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のつぎのチャプターに登場するキャラクターも好きと気になる発言が聞かれた。さらなる新チャプターの話に会場から驚きの声が上がっていた。
そしてつぎの質問は「日本映画とのコラボの予定は?」。これには「日本映画にはおもしろいものもたくさんあるので、これから模索していきたい」と答えたところで、すかさず伊藤さんが自身をモデルにしたサバイバーの出演を提案。すると、マシュー氏から「あとで話そうか」とのお返事が。もしかしたら遠くない未来には伊藤さんをモデルにしたコメディアンのサバイバーが登場するかも……?
さらに、マシュー氏の計らいでその場で質問を募集。「『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のほかのキャラクターは登場するか」という質問には「もしかしたら子どもをキラーとして登場させることはあるかも」と答えていた。
最後にマシュー氏は「日本のファンは情熱があると思います。そして、『Dead by Daylight』はもう自分たちだけのゲームではないので、意見があればフィードバックをしてもらいたいです」とコメント。さらに、日本語で「ありがとうございます」と感謝の意を表してファンミーティングは幕を閉じた。