2019年9月12日~9月15日に千葉の幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2019(12、13日はビジネスデイ)。一般公開日の1日目となる9月14日、カプコンブースでは『モンスターハンターワールド:アイスボーン』スペシャルステージが行われた。
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ステージには、プロデューサーの辻本良三氏と、ディレクターの市原大輔氏が登壇。改めて、10月10日に追加される金獅子ラージャンの紹介が行われたほか、観覧席からランダムに選ばれたユーザーが市原氏とともに冰龍イヴェルカーナの狩猟に挑んだ。
開発陣4人で金獅子ラージャンの狩猟に挑戦!
12日のステージでも辻本氏と松本氏のふたりが同様のチャレンジクエストに挑戦したが、これはラージャンの紹介が主目的であったため、クエストは最後まで行われることなく終了となっていた。
今回は、カプコンより松本氏のほかに大西氏も登場。辻本氏と市原氏も含めて4人での狩猟にチャレンジすることに。もちろん主目的はあくまでもラージャンの紹介だが、4人揃えばクエストクリアーも見えてくる。
そんな中、ひとり離れてビューモードでラージャンとハンターの戦闘を観察したり、武器を研ぐためにモドリ玉で戻ってみたりと、観客を沸かせることも忘れないのがエンターテイナーの辻本氏。
ラージャンのアクションをすべて紹介しきると、4人のハンターが気合を入れなおしてクエストクリアーを目指す。制限時間が15分のクエストであるため残り時間は多くないが、角を1本、また1本と折り、尻尾の部位破壊にも成功するなど、さすが開発陣だけあって順調にダメージを与えていった。
しかし、手負いの獣は恐ろしいもの。毛を金色に輝かせ、腕を赤く染めた最強状態のラージャンの重い一撃がハンターを捉え始める。もう少しというところで、ひとりまたひとりとやられてしまった。その復帰時間が響いてしまったか、ラージャンを満身創痍になるまで追い詰めたものの、時間切れでクエスト失敗となってしまった。
「ラージャンの強さを見せるためですから!」と強がりつつ、ここで一度最新情報の告知が挟まれた。
冰龍イヴェルカーナに来場者といっしょにチャレンジ!
続いては、本作の看板モンスターである冰龍イヴェルカーナに挑戦! 今度は、市原氏とともに戦うハンターが3人、客席からランダムに選ばれた。
それぞれ本作の進行度もバラバラの3人だが、市原氏との協力プレイにやる気満々。その意気込みも語ってくれた。
と、そんな意気込みを尋ねるインタビューが行われている中、なんとすでにクエストがスタートしてしまっていることが発覚! こちらも制限時間15分であるため、なかなかに痛いタイムロス。
遅れを取り戻そうと焦ってしまったか、イヴェルカーナの攻撃をかわし切れずにやられてしまう。すでに本作をクリアー済みだという猛者が奮戦するも、3度目の「力尽きました」が流れてしまい、残念ながらクエストは失敗……と思いきや、「これはね、クエストをクリアーしました」と辻本氏の鶴の一声。
辻本氏がクリアーと言えばクリアーなのである。じつは、クエストをクリアーするとステージ前に集まった観客すべてにクリアファイルがプレゼントされることになっていたのだが、もちろんクエストはクリアーされたのでプレゼントも無事に配られた。めでたしめでたし。
こうして辻本氏が懐の広さを見せてくれたところで、本ステージもエンディングの時間に。最後に改めて商品情報のスライドが映され、イベントは終了となった。