2019年9月12日(木)から9月15日(日)まで(12日・13日はビジネスデイ)、千葉・幕張メッセにて開催中の、東京ゲームショウ2019(TGS2019)。VR/ARブースでは、バーチャルリアリティーをフィーチャーしたタイトルが多数出展されている。本記事では、ブースの内容をピックアップして紹介しよう

・ファミ通.com“TGS2019情報まとめ”特設サイト

VR/ARゾーンはTGS2018より、ちょっと縮小。ゲームタイトルの出展よりも、技術的な披露を目的としたブースが多かった。

Vカツ

 3Dアバター作成サービス“Vカツ”のブース。バーチャルステージでカラオケができるVカラコのほか、ライブアプリ“17 Live(イチナナライブ)”で実際に配信も体験可能だ。また、バーチャルシンガー・星乃めあさんとの会話や記念撮影も楽しめる。いわゆるVTuberファンにはうってつけのブースだ。

IVR

 IVRブースでは、2020年初頭にiOS/Android用アプリとして配信を予定している、恋愛VRコミュニケーション『VRカレシ』を出展。プレイヤーは豪華声優陣が演じるイケメン4人の中からひとりを選び、VRの世界で恋愛体験を楽しめるタイトルだ。

 ブースは本作の舞台となる喫茶店“はるかぜ”をイメージしたものとなっており、中に入るとイケメン店員、もといスタッフたちに導かれて、本作の試遊体験ができる。

 ビジネスデイの試遊でも“男女問わず”、長蛇の列となっていた。一般公開日にはさらに混雑が予想されると思うので、甘いひとときを楽しみたい人は、ぜひいち早く“はるかぜ”の前に並ぼう。

試遊やアンケートの回答で、さまざまなグッズもプレゼントされる。
TGS2018でも体験できた穂波アキト(声:細谷佳正)だけでなく、今年は、楠木ゆう(声:鈴木千尋)、白川奏摩(声:森久保祥太郎)、山城洋介(声:藤原啓治)といった3人のキャラクターも選択可能だ。

グランディング

 2019年内に発売予定の『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』が体験できるブース(ソニー・インタラクティブエンタテインメントブースでも体験可能)。
 TGS2018での試遊版よりもさらにパワーアップしたバージョンとなっており、より製品版に近い体験が可能だ。なお、一般公開日の試遊整理券の配布は開幕10時のみにおこなわれるそうなので、体験したい人はいち早く会場へ足をアップダウンアップダウンしよう。

UNIVRS

 TRIGGER制作によるアニメ作品『リトルウィッチアカデミア』を原作とした、2020年6月の発売を予定している『リトルウィッチアカデミア-VRホウキレース-(仮)』の試遊ができるブース。

 試遊できるのはプロトタイプ版となっており、アッコたちといっしょに魔法を使ったり、ホウキで空を飛ぶといった基本システムを体験できる。開幕から試遊の整理券を配布するそうなので、こちらもいち早く会場へGO! 傷のひとつやふたつや3つや4つや5つや6つ! みんなもVRでホウキに、乗るったら乗るんだからっー!

KEYWEST

 『VRカレシ』に負けず劣らず、こちらも長蛇の列となっていたのが、VRお化け屋敷『呪刻3』を試遊できるブース。その名を見れば分かる通り、ホラー系VRタイトルとなっている。

 試遊している人たちからも悲鳴があがるほどの、恐怖体験が待ち受ける。まだまだ夏の暑さが残る中ですし、さぁさぁ会場で背筋をひんやり冷やしてみては?

よむネコ

 VR空間の中で、剣と盾をあやつりながら、ガチンコバトルをくり広げる対戦ゲーム『Duel of Gargantua』の体験ができるブース。マジで剣を振らないと攻撃できないので、周囲の人やモノに当たらないように注意して遊ぼう(試遊者の中にはスタッフを叩いてしまう、という人がちらほら居た(笑))。

 盾で相手の攻撃をガードすると、相手の攻撃力を奪えるのが特徴で、VR空間だからといって剣をやみくもに振り回しても勝利できないのがミソ。とはいえ、まだまだバトル部分は調整中とのことなので、剣戟VRバトルを難しいことは気にせずに遊んでみるべし。

これからのVRは“歩く”のが基本?

 さて、そのほかにもさまざまなブースの出展があるが、筆者とくに気になったのは、自身の身体を動かして、ゲーム内のキャラクターを歩かせるという、VR体験を拡張するデバイスが多く出展されていたことだ。

 きっと各企業・団体ともに目指しているのは、『ソード・アート・オンライン』のようなVR体験ではなく、映画『レディ・プレイヤー1』の世界なのだろう。実際に身体を動かして、気軽に広大なフィールドを冒険する日も近いのかもしれない。

広島市立大学が研究中の、VR空間を360度自由に歩行するデバイス。銃も撃てるが、ゲーム的な要素はほとんどない。あくまで実験的なデバイス体験が楽しめる。
匠ブースの、“KAT WALK mini”。こちらはすでに予約も開始されているデバイスで、低摩擦の専用靴を履いて、実際にゲーム内を歩くような感覚でFPSなどをプレイできる。
ユニークだったのが、サンダル型のVR用歩行デバイス“Cybershoes”。足に装着するだけでVR空間を歩ける。ただし、イスに座る必要がある。その感覚が気持ち悪くなりそうな気もしないが、座高の高いイスならばもしかしたら、立っているような感じで遊べるのかも。