2019年9月12日~15日まで開催されている東京ゲームショウ2019(12日、13日はビジネスデイ)。今回初の一般ブースとして出展しているPLAYISM(8-N09)では、注目のアドベンチャーゲーム『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』の新たな試遊バージョンが展示されていたので、こちらをリポートしていく。
主人公・サムの反応を変える新たなシステムが登場
『N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)』は、ベネズエラのSukeban Gamesが手がけるアドベンチャー『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』の続編。シリーズ最大の特徴はバーテンダーの主人公・サムが提供するお酒によってストーリーが変化するシステムで、客の注文に合わせたお酒やカクテルを作り、提供することでストーリーが変わっていく。
今回のプレイアブル出展では、昨年の東京ゲームショウ2018で展示されたものとは違うお客が訪問してくる新バージョンとなっていた。来訪してくるのは会社に不満を持つオリヴィアという女性。人間の臓器などを作る"カガミ・バイテック”に勤めている彼女だが、お酒がすすむにつれて話はどんどんディープで物騒な方向に……。
オリヴィアの話が終わると体験は終了となるが、会話の心地いいテンポ感や、エロスと血生臭さ漂う雰囲気にはぐいぐいと引き込まれる。さらに、昨年の展示にはなかったシステムとして、会話の途中でサムのリアクションを選べる機能が新たに追加されていたことも確認できた。
本作はNintendo Switch、プレイステーション4、Steamで展開予定。まだまだ開発中ということで、体験できる部分は少し短く感じるかもしれないが、それこそ一杯引っ掛けるくらいの軽い気持ちでPLAYISMブースに足を運んでみてはいかがだろうか。