2019年9月12日から9月15日まで、千葉・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2019(12、13日はビジネスデイ)。

 ビジネスデイの1日目となる9月12日、カプコンブースでは『モンスターハンターワールド:アイスボーン』スペシャルステージが行われた。

 ステージには、プロデューサーの辻本良三氏と、エグゼクティブディレクター兼アートディレクターの藤岡要氏が登壇。無料アップデート第1弾で追加される金獅子ラージャンについて、体を張って紹介してくれた。

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掴んで投げてぶん殴る! より狂暴になったラージャンに開発陣もたじたじ!?

 実際にラージャンの狩猟を始める前に、まずはラージャンの紹介映像を見ることに。こちらはすでに公開されている内容だが、ここで辻本氏がひと言「情報がアップデートされているところがあります。映像の最後に配信日が公開されますので、ぜひご注目ください」とネタバレ。

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』プロデューサー・辻本良三氏
エグゼクティブディレクター兼アートディレクター・藤岡要氏

 藤岡氏から「あ、先に言っちゃうんだ(笑)」とツッコミが入り、会場からも笑いが起こった。

 そんな和やかな雰囲気で映像が流されたものの、『MHW:アイスボーン』のグラフィックで見るラージャンの迫力はすさまじく、思わず息をひそめてしまうほど。

 そして、配信日は10月10日に決定! コンシューマー版でラージャンが最後に登場したのは2014年10月11日発売の『モンスターハンター4G』なので、じつに5年ぶりの復活となる。

 そんなラージャンの初登場は『モンスターハンター2(ドス)』。辻本氏は開発当時のことを振り返り、「マスターアップ間際まで作っていてたいへんだったね」と裏話を披露。本作でディレクターを務めている徳田優也氏が開発を行っていたらしく、バランス調整の協力を仰ぐも全員が忙しかったために手伝ってもらえず、みずから調整を行っていたのだという。

 さて、ここからはいよいよラージャンの狩猟にチャレンジ! カプコンの松本氏がプレイヤーとして登場し、辻本氏とふたりでクエストに挑んだ。なお、今回挑戦するのはTGS会場でプレイ可能な試遊用のチャレンジクエスト。実際に配信された際には各々の装備でプレイできるので安心してほしいとのこと。

 クエスト開始直後、辻本氏はいきなり“隠れ身の装衣”を着用してラージャンのターゲットを松本氏へ向けさせる。ちなみに、辻本氏が愛用のハンマー、松本氏は辻本氏をサポートするため片手剣を使用した。

 闘技場での狩猟のため、ラージャンの猛攻から逃げ回るスペースがあまり確保できないなか、松本氏は軽快な身のこなしで流れるように攻撃していく。クエスト開始から数分、藤岡氏いわく“リハーサルで2乙した(2度力尽きた)からガチ”だという松本氏が完璧に立ち回りすぎたため、本ステージの主目的であるラージャンの紹介が存分にできないというまさかの事態に。

 ここで辻本氏の画面に切り換えてみると、しっかりと攻撃を食らって見せてくれた。ハンターのあいだで“デンプシー・ロール”と呼ばれる腕を大きく振り回す攻撃や、こちらも絶大な威力を誇るブレス攻撃など、その攻撃力は健在。前方にいると危ないため後ろから攻撃していると、突然後ろ蹴りをしながらバックステップをしてくるのが筆者的にはいちばん苦手なのだが、これもバッチリ確認できてしまった。

 攻撃をくり返しているとラージャンが怒り状態に。毛が金色に輝きだすこの状態からが“金獅子ラージャン”の本領発揮。より狂暴性を増したラージャンの猛攻が休む間もなく襲い掛かる。

 すると、ラージャンの前腕が赤く光りだした。どうやらこの状態になるとさらに攻撃力が高まり、腕の肉質も硬化するようだ。藤岡氏いわくこれが“最強の状態”とのこと。

 ここまでくると、もはや狂暴という言葉が安っぽく感じるほどの暴れっぷりを見せる。もっとも衝撃的だったのは、ハンターを掴み上げて攻撃し、そのまま壁に向かって投げつけ、さらに地面ごと叩き割るようなパンチで追撃する一連の猛攻だ。

 これはHP的にも精神的にも食らいたくない。対策としては、はじけクルミをスリンガーで射出してよろけさせるのが有効なようだ。実際、松本氏は前もってはじけクルミを採集してスリンガーにセットしていた。

 今回はより強くなったラージャンの紹介が目的だったため、ひと通り行動パターンを見せたところでクエストは終了となった。なお、松本氏は1度も力尽きなかったが、辻本氏は2回力尽きてしまった(うち1回はラージャンの攻撃を見せるためにわざと)。

 ステージ後半は、『モンスターハンター』シリーズ関連の最新情報が告知された。

作品の世界観を五感で感られる展示空間を歩き進むことができる。なお、匂いはあくまでも森の中にいるかのように感じさせるためのもので、“こやし玉”の臭いをかがされる心配はないらしい。
「価格の桁数に間違いはない」と念押しされた1500万円の超高級フィギュアセット。この値段でも「誰か買うんだろうな……」と思えてしまうのがすごい。
各モンスターがメインで登場したタイトルをイメージしてデザインされており、文字盤の内側をよく見るとそれぞれのタイトルに登場したタイマーやエンブレムが描かれている。
本日(9月12日)よりイーカプコンで予約受付中。価格は13000円[税抜]。

 最後に、辻本氏と藤岡氏よりそれぞれファンに向けてメッセージをいただき、ステージは終了となった。

藤岡氏「『モンスターハンターワールド:アイスボーン』を皆さんに楽しんでいただけておりましたら、とてもうれしく思います。本日紹介したラージャンのように、今後もコンテンツやモンスターの追加を考えておりますので、長く楽しんでください。応援よろしくお願いします」

辻本氏「9月14日(土)、一般公開日の1日目には今後のアップデートの予定を記したロードマップを皆さんにお見せしたいと考えています。会場だけでなく生放送でもご覧いただけますので、よろしくお願いします」

 なお、会場にはド迫力のラージャンおよびイヴェルカーナのフォトスポットもあるので、会場に足を運んだ際は、ぜひこの圧力を生で感じてみてください!

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