2019年9月12~15日に開催予定の東京ゲームショウ(TGS)2019(12日、13日はビジネスデイ)では、eスポーツに関連するステージやイベントが盛りだくさんだ。

 2018年2月の発足以降、eスポーツの普及活動を続けてきた一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)。そんなJeSUが、TGS2019にブースを出展し、講演や体験会、エキシビションマッチなど大掛かりな催しを行うという。本記事ではその詳細に迫るべく、JeSUの副会長を務める浜村弘一氏に、これまでのJeSUの活動を振り返ってもらうとともに、TGS2019への出展について訊いた。

・ファミ通com“TGS 2019情報まとめ”特設サイト

浜村弘一(はまむら ひろかず)

JeSU副会長。ファミ通グループ代表。

JeSU立ち上げから1年半。その成果とは

“JeSU(一般社団法人eスポーツ連合)”とは?

一般社団法人eスポーツ連合(Japan esports Union)。2018年2月1日、既存のeスポーツ関連3団体を統合し発足した。日本国内における統一的なeスポーツ団体として、プロライセンスの発行や大会の運営など、eスポーツ産業の普及と発展を目的に活動している。

――発足から約1年半が経ちましたが、JeSUのこれまでの活動を振り返ってみて、いかがですか?

浜村eスポーツに対しての皆様の期待が、我々の想像を超えるくらい大きくて、うれしい反面、その“期待”があまりにも大きくて、たいへんな1年半でしたね(笑)。もちろん準備は整えて発足したのですが、我々に、そしてeスポーツに掛けられている期待というのは、その想像以上でした。

 たとえばeスポーツにまつわる法整備の話も、「なかなか出てこないなあ、進展が見えないなあ」と思われていた方も多いと思うのですが、やはりこれには時間がかかるんです。省庁の方と話し合いを持っても、ちょっとボタンの掛け違いが起こると、いろいろなところが爆発してしまう。丁寧にやらないといけない。それで時間がかかっているのですが、TGS2019ではなんとかその成果を発表できそうです。

――すこし説明を加えておくと、日本国内で高額賞金の出るゲーム大会を開こうとすると、風営法、景表法、刑法(賭博罪)に引っ掛かる可能性があるという懸念があり、そのハードルは “プロによる興行”という形にすればクリアーできるので、プロライセンスを発行できるようにしようというのがJeSU設立の経緯のひとつ、ということでした。そういったeスポーツに関する法律面について、法運用の実務を担当する省庁との話し合いを続けていたということですか。

浜村その通りです。そうした国との話し合いを進めるとともに、あらゆる方面から「統一団体であるJeSUは、日本のeスポーツに対してこうしてくれるだろう」と非常に大きな期待を寄せられたもののていただいたのですが、それに対応できるだけの体力や準備が全然追い付かなくて。

――実際、浜村さんはJeSUの中でどのようなお仕事をされていたのでしょう。

浜村表には出ていなかったのですが、いろいろと受ける相談にお答えをしたり、様々な課題に取り組んだりもしていたんですよ。

――“相談”というのは、たとえばゲームメーカーから?

浜村もちろんメーカーさんから、それにユーザーや、いろいろな団体など、ありとあらゆるところから、ご質問やご意見をいただくんです。たとえば、地方の商店街から「eスポーツの大会をやりたいんだけど、どうしたらいい?」というものだったり、「大学の卒論でeスポーツを書きたいのでインタビューをさせてもらえないか」という要望なども。大きな組織では国際オリンピック委員会(IOC)などとの対話も続けています。

――商店街からIOCまで。

浜村現在、JeSUが実質的に“日本のeスポーツにまつわる窓口”と受け取られていますし、eスポーツに関連する相談が毎日来ていました。そういうお問い合わせにも私が自分でメールを書いたりして、すべて返していましたね。

――ご自身で直接返事を書かれていたりしたのですね。

浜村JeSUの目的は、日本でのeスポーツの普及というのがまずありますから。とにかくいろいろなことが起こった1年半でした。

 法律面で省庁との折衝を続けていく中、話し合いはもちろん難題につぐ難題という感じで簡単にはいかないのですが、2018年に安倍内閣が打ち出した“骨太の方針”の中にeスポーツを取り上げていただいて、省庁も「じゃあ前向きに考えようか」と追い風になったり、国会議員の皆様にも、オンラインゲーム・eスポーツ議員連盟を中心に100人を超える方が支援してくださったりと、eスポーツという新たなムーブメントにかかる期待に応える仕事というのがたいへんな反面、課題解決に協力してくれたり、後押ししてくれる方がいっぱい出てきてくれたりして、うれしかったですね。

 話を進めていく中でも、どんどん新しい何かが起きて、刻一刻と状況が変化していくという時期でした。

省庁との折衝で発生した意外な“追い風”

――省庁との法運用にまつわる話し合いというのは、想像するだけでもしんどいものになりそうですね。

浜村そうですね(笑)。でも、この1年半、関係省庁と話をしてきて、ひとつわかったことがあるんです。いまの関係省庁でそれなりの決定権を持っていて、そういった話し合いの現場に出てくださる方というのは、『週刊ファミ通』を読んでくれていた方が多いんですよ。

――おお。打ち合わせの相手というのは、イメージとしては、40代くらいで現場の責任者という感じの……。

浜村そうですそうです。ああでもないこうでもないと言い合って、果てしなく続くかのような長い会議の帰り際にポロッと「浜村さんって、ファミ通の浜村さんですよね?」と言われたこともあります(笑)。

 その流れで、「今日の話はつまり、『ファミスタ』で戦って、それをみんなが観戦して盛り上がるみたいなことですよね」と、言われたりして。「そうです、それがまさにeスポーツの原点です」と返して盛り上がったり。そんな風に、一見、お固そうに見える官僚の方との話がファミ通をきっかけに好意的に進んだときは、「編集長をやっていてよかったなあ~」と思いましたね。後で何が役に立つかわからない(笑)。

――(笑)。

浜村実際に会ってお話させていただいた省庁の方々もeスポーツをまったく知らないわけでなく、「いまの法の条文ではこういう支援のしかたはできない。でも、こういう解釈なら、こういうやりかたで支援できるかもしれない」という風に、ただ「ダメ」というのではなく、向こうも前向きに考えてくれていたんです。これは、僕らからすると明るい希望ですよ!

――話し合いを持つにしても、もし相手側がゲームそのものに理解がなくて、けんもほろろな対応をされたら、そもそもお手上げですもんね。

浜村そうそう。てっきり、省庁の上の偉い人はゲームをしない人たちで「eスポーツって何? スポーツなの?」とか、これまで100万べん説明してきたことをまた聞かれるのかなと身構えていたのですが、意外と理解を示していただけてありがたかったですね。

――“ファミコン世代”が現場の第一線にいるというのは大きいですね。でも、そういった進捗というのは、ある程度固まるまで発表できない、と。

浜村そうなんですよ、表からは見えない。ですから、SNSを見ると「法整備とかちゃんと進んでいるのか! JeSUは何をやっているんだ、浜村は仕事しているのか!?」と、いろいろとボロカスに書かれてしまったのは、なかなか進捗が発表できなくて申し訳ないと思いつつ……辛かったですね。

――SNSの書き込みも拾って読んでいるんですか?

浜村否定している人の気持ちを聞いておかないと、いまeスポーツファンは何を求めているのか、JeSUに何が足りていないのかというのがわからなくなりますから。それを知るために“JeSU 浜村”とかでエゴサーチして……だけど精神的にキツくて2日続けては読めない(笑)。ちょっと冷却期間を置いてね。

――たとえばですけど、将来的には“eスポーツ促進法”か何かわからないですが、新法ができればいちばんスッキリしていいのだろうなとは思うのですが。

浜村新法となると、さらに時間がかかるだろうしね。実際に難しいのが、現状ハードルとなっている法律自体は、昔にできた法律だから、eスポーツを対象にしていないこと。景品表示法にしろ、刑法賭博罪にしろ風俗営業法にしろ、eスポーツをターゲットに作られていないので、このために法を変えることが、根本的に変えない限りできないんです。

 ただ、我々に追い風なのは、そういった組織の上の人たちがゲームのことをわかってくれる人たちということですね。eスポーツのムーブメント自体、いろいろな人が「大きくしたい、盛り上げたい」と思ってくれているということを体感できているのが救いです。

地方×eスポーツの盛り上がり

――eスポーツは地方でも独自の大会が開かれたり、茨城国体の文化プログラムの種目になったりと、地方での盛り上がりも目立ちますよね。こういった盛り上がりは想像されていましたか?

浜村2017年には、“○○県eスポーツ協会”といった都道府県のeスポーツ団体は14しかなかったのが、最近調べたら60を超えているんですよ。ごく一部を除いて、すべての都道府県にあるくらい、ものすごく増えたんです。

 ひとつあるのは、国体(国民体育大会)にeスポーツ種目が登場している影響が大きくあると思います。地方に住むプレイヤーにとってひとつの具体的な目標になる。そして、国体の地方予選を行うと、地方の新聞やメディアが大きく載せてくれるんですよ。そうして「地元のあの子が載ってる!」となると、新聞が売れたりするので、地方の新聞社がすごく応援してくれました。

――その土地からスターが出てくれることはいちばんうれしいですよね。

浜村そうなんです。現代、地方って、たとえば小学生のころに1学年に1万人いたとしても、大学を出るときに8割方が東京や大阪に出てしまう傾向にあって。地方としては、地元に若者を残して産業を作りたいという想いがあるので、若い世代に人気があるeスポーツで産業を作っていこうと。たとえばシャッター商店街にeスポーツのゲーミングハウスを作って、そこからeスポーツのスターを発信して盛り上げたいみたいなことですね。

 そういう狙いもあり、県知事などからeスポーツを応援したいという話も出てきたんですよ。あとは総務省にもイベントでいっぱい呼ばれましたね、総務省は“地方創生”もお仕事のひとつなので。たとえば“5G(第5世代移動通信システム)とeスポーツ”という組み合わせで、いろいろな話をしました。

――5Gが定着したら、時代が変わるというか、また新しい局面を迎える可能性もありますよね。

浜村5G時代では、超高速通信で東京と離島など距離的に遠く離れた地でも同じ対戦、多人数同時対戦もしやすいですし、5Gの整備はeスポーツに追い風になっていくでしょうね。

 ……と、こうして、あらゆる人や組織、環境が相乗効果でいい結果を呼ぶように、みんなでよりeスポーツを盛り上げようとしていたのがJeSU立ち上げからの1年半でした。

「TGS2019でのJeSUブース・ステージは、1年半の活動の集大成」

――冒頭ですこしお話が出てきましたが、2019年9月12日から15日まで開かれる東京ゲームショウ2019でのJeSUブース、JeSUステージは、どのようなものになるのでしょうか?

浜村まさにJeSUの1年半の集大成といったものになります。12~13日でe-Sports Xのステージを使ってプレゼンテーションの試合を、14~15日にはJeSUだけではなく、JeSUに参加してくれているメーカーさんがeスポーツのステージを開きますので、全体として“eスポーツのいま”というか、最新シーンをぜひ見てほしいですね。

――JeSUブース・ステージの見どころはどんなところに?

浜村さまざまなタイトルの大会、大会のステージを含めていろいろな催しがあるので、本音は全部見てもらいたい(笑)。それは難しいにしても、見てもらえると、この1年半でやってきたものの成果がそこでわかるようなものになっていますし、eスポーツの大会を開きたい人、放送をしたい人、コミュニティを作りたいという人の役に立つ情報があると思います。

――まずは、eスポーツそのもの、観て楽しめる試合や大会があると。

浜村そのほか、先ほどお話したような、この1年半なかなか発表できなかったこともTGS2019で発表させていただく予定です。たとえば、賞金付き大会をどうするかなどの課題に対して、関係省庁の方と話をしてきた、法律まわりの整備についての進捗にひと区切りが着いたので、それをここでお話させていただきます。そういったJeSUとしての1年半の活動のある意味総括、さらに、“世界に対してどうやって日本の選手たちを外に連れていくか”といった、未来に向けて日本のeスポーツをどう発展させていくかという、今後の計画もある程度発表できると思いますよ。

――大会などのほかに、JeSUとして講演、スピーチなどを行うというわけですね。たとえばどんな話が聞けるのでしょうか。

浜村9月12日(木)の12時15分から、JeSUの会長である岡村(秀樹氏)と、アジアeスポーツ連盟(AEFS)のケニス・フォック氏が来てくださって、“アジアのeスポーツをどうしていくか”という講演があります。

 プロの選手がどこを目指しているのかといった、アジア規模でのスケジュール感が出てくるので注目してください。13日の11時からは、国際eスポーツ連盟(IESF)事務局長レオポルド・チャン氏が来てくれます。IESFにはいま50ヵ国以上が加盟しているんですが、IOC加盟を目指しているんですよ。つまりは“今後、eスポーツがオリンピック競技としてどうなるか”という話が出てきそうです。

 講演では、ユービーアイソフトのスティーブ・ミラー代表取締役が『レインボーシックス シージ』について話してくれるもの(12日13時30分~14時15分)や、mixi ライブエンターテインメント事業部部長の比奈本真氏が、“モンストグランプリ2019アジアチャンピオンシップ”の総括をしてくれる講演にも注目です(13日15時30分~17時)。

 また、“全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI”国体の、組み合わせ抽選会なんてのもありますよ。

――国体の試合の組み合わせの抽選をTGSでやるんですか!?

浜村そうです。『ぷよぷよ eスポーツ』とか『eFootball ウイニングイレブン 2020』などです。今年の国体には、プロ選手も出場するので、抽選結果によっては初戦からプロどうしの対決になったりするのではないかと。『グランツーリスモSPORT』も、タイムが飛び抜けている選手もいるので、そこら辺がどういう形で組み合わさってくるのか注目ですね。

 12日(木)『eFootball ウイニングイレブン 2020』、14日(土)の夕方からは『鉄拳7』、『DOTA2』、計3タイトルの日本代表を選ぶイベントがあります。これは熱い試合になると思います 。

――TGS会場で日本代表が決定されると。

浜村そうなんです。ほかにも、今回はプロ選手がどれだけスゴいか見てもらおうと思っています。“Fnatic”という世界的に有名な『レインボーシックス シージ』のチームと、日本のトップチーム“父ノ背中”のエキシビションマッチを開催します。実力ある両チームが激突するので、とても盛り上がると思うんですよ。

 これらの試合は、普通は一般入場者は入れない、木曜、金曜のビジネスデイに行われるのですが、今回は一般オープンします。

――と言うと?

浜村僕らのブースは、幕張メッセのメインホールからすこし離れた9ホールにあるのですが、そこの扉を一部開けて、無料でeスポーツのステージを見られるようにしました。ただ、事前申し込みで先着制となっています。平日のお昼という時間帯ですが、見たいという方は登録できれば入って来られるようにしていますので、ぜひ来場していただきたいです……と、言いつつも、この記事が出るころにはもう枠が埋まっているかもしれないのですが(笑)。

※2019年9月12日、13日来場事前登録サイトはこちら

JeSU eスポーツプログラム 特別入場券応募ページ

※TGS2019、JeSUブースでの催しについてはJeSU公式サイトをチェック!

JeSU TGS2019特設サイト

TGS2019 eスポーツの見どころは

――そのほかの見どころについてもお聞かせください。

浜村ARゲームの『HADO』などでしょうか。eスポーツって、テレビの前に座ってやるものだけじゃなく、こういう体を動かすものも含めてeスポーツと認めようと思っています。公認大会ができるような作りにしようと考えていて、つまり『HADO』でライセンス発行できる形まで持っていこうと。

 ほかだと『パズドラレーダー』 なら、プロたちに“どうやったら『パズドラ』がうまくなるのか”といった、プロの技を見せてもらおうと思っていますし、『ぷよぷよ』は、プロライセンスの発行をこの場でやろうと思っています。

――イベント会場のその場でプロライセンスが発行されるというのは初の試みですね。

浜村いままで、プロライセンスは、何かのイベントに参加して、そこで勝ち上がった人だけに発行するという形でした。今回はもっとオープンな形で、プロに挑戦できる場でライセンスを発行できるコーナーを設けました。簡単に言うと、プロに勝てる腕前の人はもう、プロだよねと(笑)。

 あと、忘れちゃいけないのが“GCN(ゲーミングコミュニティネットワーク)”。これはゲームコミュニティを広げていきたいという団体なのですが、それの設立発表をゲームショウでやるんです。その中身がどんなものになるか、コミュニティをどう作っていくのかのガイドラインを彼らが話してくれるので、おもしろいと思います。

――eスポーツ関連の出し物をこれだけの規模で出すのは、闘会議を除けば日本最大級と言っても過言ではないですね。

浜村闘会議は、eスポーツの“大会”がメインで、関連団体の講演や発表ステージというのはあまりなく、割と閉じていたのですが、今回はより広く“開いている”と言えると思います。eスポーツの未来、過去にぶすぶすと燻っていた課題がクリアーになったものの発表が、今回のイベントでは見られるので、ぜひご期待ください。

――eスポーツファンとしてはかなり注目度が高い。

浜村そうですね。最先端のeスポーツに触れたい、プロを見たい、eスポーツで世界を目指したい人など、ありとあらゆる切り口でeスポーツが揃うので、ちょっとでもeスポーツに興味がある人なら、どこか見たいと思えるものが必ずあると思っています。TGS2019にぜひ来場していただいたり、放送で見てもらえるとうれしいです。

 また、これからの取り組みのひとつとしては、eスポーツに関わる市場規模の調査・分析事業をJeSUが受託します。eスポーツに関連する環境を調べたり、関係者と検討会を開いたりという、これからの動きにもご期待ください。よろしくお願いします。

※本インタビューは2019年9月初頭に収録されました。

実録オマケ インタビュー中に衝撃のメールが

 ……と、TGS2019でのeスポーツ関連情報満載でお届けしたインタビューだったが、取材中、衝撃的なニュースが飛び込んできたので、以下、その模様を赤裸々に再現しておく。

浜村(ステージの紹介中に)……と、こんな感じで、TGS2019では多くのステージを予定しています。数あるステージの中でも、ぜひ見ていただきたい、要注目の講演があるんですよ。

――どういったものでしょうか。

浜村なんと、TGS会場に、IOCからモドロ・ジャコモ氏が来てくれるんです。ジャコモ氏というのは、IOCの中でeスポーツについて取りまとめているリーダー的な方なんですよ。おそらくこのステージでは、“オリンピックとeスポーツの展望”がかなり具体的に語られることになるのではないかと。

――おお、それは、まことしやかに語られる“eスポーツのオリンピック競技化”、あるいは“IOCはいまeスポーツをどのようにとらえているのか”という内容にも期待できますね……んっ?

(※話の途中、1通のメールをプリントしたものが、秘書から浜村氏に手渡される)

浜村どうしたの。なになに……(読んでいる)……えっ!?!?!? IOCの来日がキャンセル!? ちょっと!

――えっ。

浜村いままさにその話をしているのに!

――インタビューの真っ最中に、まさかのハプニングが……。

浜村衝撃的だなぁ……。う~ん、先方のタイミングが悪かったのかぁ(頭を抱える)……。(気を取り直して)でも、IESFの方がeスポーツとオリンピックの話をしてくれるのは間違いないですから。

 いやあ、JeSU設立からの1年半では、本当にこういう事態は珍しくなかったんですよ。毎日、さまざまなアクシデントやマストで対応しなければならない事態が起きて……それに臨機応変にアクションしなければ……という、日々でした。

――お察しします。

浜村わっはっはっは! もう講演のスケジュールも発表しちゃってるのに(※)、すぐ訂正しないといけないですね(苦笑)。

※現在のスケジュールは修正済。

浜村それにしても、断ってくるタイミングが急だなあ~。またネットで「段取りが悪いぞ浜村!」って叩かれる……。違うんだよ、こういう、避けようがないことが、ままあるんだよ……本当に……(ぶつぶつ言っている)。 

IOCからのメールを読んだ浜村氏、無念の表情。講演キャンセルは残念だが、興味深い内容が盛りだくさんなので、TGS2019ではeスポーツ関連のニュース、ステージにも注目してみよう!