バンダイナムコエンターテインメントとSCRAPは、2019年9月3日より、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の体験型イベント“開幕直前!! 目指せ☆アイドルフェスティバル”を、新宿・東京ミステリーサーカスにて開催される。本記事では、同イベントの開催に先駆けて行われた、メディア向け体験会の模様をリポートする。なお、本記事にはイベントに関して、若干のネタバレが含まれる。「事前情報をすべてシャットアウトした状態でプロデュースに臨みたい!」という方は、ご注意いただきたい。
本イベントは、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ』と、リアル脱出ゲームを中心とした体験型ゲームやイベントの企画・運営を行うSCRAPのコラボ企画第2弾。実際の新宿の街を実際の歩きながら、アイドルのプロデュースを行っていく体験型イベントとなっている。今回の目的は、国内最大規模のアイドルフェス“TOP IDOL FESTIVAL”から代理出演オファーが届いたアイドルたちのステージを無事に成功させることだ。
プロデュース対象となるのは、“Masque:Rade”(佐久間まゆ、北条加蓮、小日向美穂、多田李衣菜、緒方智絵里)、“アインフェリア”(新田美波、鷺沢文香、橘ありす、高森藍子、相葉夕美)、“LiPPS”(速水奏、塩見周子、城ヶ崎美嘉、宮本フレデリカ、一ノ瀬志希)の3ユニットに属するアイドルたち。参加者は3つのユニットの中からひとつのユニットのプロデューサーとなってプレイする。一ノ瀬志希担当プロデューサー(※ここでは『アイドルマスター』シリーズのファンのことを指す)である筆者は迷わず“LiPPS”を選択。なお、いずれのユニットを選択んでも、基本的にプレイ内容やミッションは共通のものであるため、筆者同様、担当アイドルや担当ユニットのコースを選べばよいだろう。
イベントは、事務所にてプロデュースに必要な資料入りのファイルバッグを受け取るところからスタート。バッグの中には、名刺、プロデュースシートなどが入っている。受け取ったあとは、ファイルバッグのポケットに入っている名刺に、所属のプロダクション名とプロデューサー名を記入。名刺は、ファイルバッグの左下のポケットに収納できる。P名刺(プロデューサー名刺)を所持しているプロデューサーは、そちらを利用することも可能だ。
続いて、プロデューサーのサポートをしてくれるアシスタントの千川ちひろさんと連絡を取り合うため、プロデュースシートに記載されているちひろさんのLINEのQRコードを読み込んで、友だちに追加。ちひろさんのLINEを通じて、アイドルたちとのやり取りも行えるようになっている。なお、ゲーム中は頻繁にちひろさんやアイドルたちと連絡を取り合うことになるため、イヤホンを持参しておくと便利だ。
ミッションは東京ミステリーサーカス内や、周辺の街のさまざまなスポットで行われる。イベント中はちひろさんとのLINEやアイドルたちと綿密にやり取りしながら、アイドルたちのプロデュースを進めることになる。ちなみに、制限時間はとくに設けられていないので、途中疲れたときは適度に休憩を挟みつつ、自分のペースで進められる。
筆者は、前回の第1弾“突破せよっ♪難関オーディション☆”にも参加したが、前回は有名音楽番組のオーディション合格を目指して、アイドルたちのボーカル、ダンスレッスンを行うなど、アイドルを直接プロデュースするもので、イベントを通じて、アイドルたちの苦労を肌で感じられる内容だった。
今回は、フェスに出場が決まったアイドルたちの最高のステージを届けるために、ステージ演出を考え、プロデューサー自らラジオ番組に出演するなど、どちらかといえば縁の下の力持ちのような業務内容で、プロデューサーの影の努力を感じられ、第1弾とはまた違うプロデュース体験を体感することができた。それゆえ、初めてのプロデューサーはもちろん、前回参加されたプロデューサーたちも存分に楽しめるイベントとなっている。気になる方は、ぜひ参加してみてはいががだろうか。