“アメリカをつなぎ直す”。アメリたちからの依頼に、主人公・サムの答えは

 ドイツのケルンメッセにて、現地時間2019年8月20日〜24日に開催されている、ヨーロッパ最大級のゲームイベント“gamescom 2019”。SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)ブースにて、『デス・ストランディング』の最新映像、最新情報が公開された。

SIEの『デス・ストランディング』ブースは、つねに長蛇の列!

 SIEブースの一角でクローズド形式で公開されている『デス・ストランディング』の最新映像。この映像は、先日の“Opening Night Live”で公開されたママー編、ブリッジ・ベイビー(BB)編、ルーデンスファン編に加え、“Briefing(ブリーフィング)”と題された長尺の映像が追加公開されている。

 なお、本映像はすべて英語のセリフであり、難解なセリフが多かったため、一部誤訳をしている可能性があることも否めない。日本語版の公開を待って正確な情報をお伝えしたいところだが、gamescomに行けない方のためにも、速報として本リポートを掲載させていただく。

 映像は、ホワイトハウスの執務室と思われるところから始まり、サム(ノーマン・リーダス。日本語版音声は津田健次郎氏)に加え、仮面を付けた男“ダイハードマン(トミー・アール・ジェンキンス。日本語版音声は大塚明夫)”と、アメリが登場(リンゼイ・ワグナー。日本語版音声は井上喜久子が担当)。彼らは、自分たちがこれまでやってきたことーーある破滅的なイベントによって分断されたアメリカの都市を再度つなぐことを、サムに引き継いで欲しいと依頼する。

アメリ。映像では赤い衣装を着ていた。
ダイハードマン。※“『DEATH STRANDING (デス・ストランディング)』発売日告知 2019トレーラー - 4K(日本語音声)”よりキャプチャー。

 この世界のアメリカは分断され、混乱、無秩序状態。UCA(都市連合。United Cities of America)の新しい大統領であるアメリは、ワシントンからエッジ・ノットシティのある西海岸へ向かう途中、分離破壊主義者(ディメンス)のテロリストに捕えられたことを、サムに説明する。

 この一連のシーンは、ホログラムを使って地形、アメリが捕らえられる場面などを見せているのだが、アメリ自身は捕らえられながらもワシントンにホログラムを送ることができる状況にあるようだ。

 ダイハードマンとアメリ、ふたりの説得も虚しく、サムは最後にふたりの申し出を拒否。ホログラムのアメリをすり抜けるように部屋から立ち去って、映像は幕を閉じる。

 映像では申し出を断るサムだが、おそらくこのシーンはゲームの序盤なのだろう。ほかの映像で見られるサムのいろいろな装備品はまだ身につけておらず、何より“BB”(ブリッジベイビー)を抱えていない。このあと、何らかの理由でサムは依頼を引き受け、アメリカをつなぎ直す旅に出ることになる。

 本作のクリエイター、小島秀夫監督はTwitterで上記のように、この映像でゲームの具体的な目的がわかると話している。

 アメリカをつなぎ直す、それはこれまでの映像にも出てきたキーワードだ。その“つなぐ”ために必要になるのが、ドッグタグのようなネックレス。ルーデンスファン編の映像では、ネックレスをターミナルの中に置いたサムだが、ダイハードマンとアメリふたりからの依頼の中でも、このドッグタグが象徴的に出てきた。これを何らかの方法で手に入れて、ターミナルを通じて“カイラル・ネットワーク”へアクセスすることでアメリカをつなぎ直すことが目的の一端であり、それをアメリ、ダイハードマンから依頼されるというのが、本作の流れであり、目的になるようだ。

 運び屋として、紛失荷物の返却をしながらも、ドッグタグのようなネックレスを集めてアメリカをつなぎ直すことを目指すサム。だが、そこには、分離破壊主義者(ディメンス)のテロリストが立ちはだかる。まだまだ謎の多い本作だが、今回の映像でサムの目的の一端が見えた気がする。本映像の日本語版の公開が待たれる。