夏の恒例イベント“ピカチュウ大量発生チュウ!”が今年もやってきた。2019年8月6日(火)~8月12日(月)のあいだ、神奈川県・横浜みなとみらいエリアにピカチュウたちが大量発生チュウ! その模様をご紹介しよう。
その数は、なんと2000匹以上と過去最多! また、昨年から昼のみでなく夜のパフォーマンスも行われるようになった本イベントだが、今年は主要イベントの開催は夜がメインとなっている。日も落ち、気温も少し下がる夜の開催は、お子さん連れにもオススメ。会社帰りの方も参加するチャンスだ!
夜の開催に伴い、パフォーマンスも時間帯を活かした演出がなされている。みなとみらいの夜景をバックに登場するピカチュウたちはLED付きの衣装を身に纏い、光と連動したダンスを見せてくれるのだ。
みなとみらいの海×ピカチュウ in 赤レンガパーク
本イベントでは、赤レンガパーク、臨港パーク、グランモール公園の3箇所でそれぞれ違った演出のパフォーマンスが行われる。
赤レンガパークでは、空へと舞い上がる噴水をバックにピカチュウたちがダンスパフォーマンスを披露。ピカチュウたちのダンスはもちろんのこと、カラフルな光に照らされて幻想的に輝く噴水にも注目だ。
みなとみらいの森×ピカチュウ in 臨港パーク
臨港パークでのテーマは森。パーク内の木陰からピカチュウたちがこれでもかと登場し、史上最大数によるパフォーマンスが行われる。
夜のダンスパフォーマンスということもあってか、イベント全体を通してカッコいいピカチュウたちが多く見られる印象だったが、ここでのパフォーマンスはピカチュウのかわいさが全面的に押し出されている。
これだけたくさんのピカチュウたちが、それぞれしっかりと動きを合わせているところがスゴイ! 臨港パークのパフォーマンスに限らずだが、ピカチュウたちのダンス力が確実に上がっている。
みなとみらいの街×ピカチュウ in グランモール公園
LED付きの衣装を身に纏ったピカチュウたちが、壮大なプロジェクションマッピングと連動しながらパフォーマンスを披露。みなとみらいの街に、新たな夜景が浮かび上がる。
有名アーティストの舞台・ライブパフォーマンスや空間デザインを手掛けるmplusplusが総合演出を手掛けており、クオリティがとにかく高い。今年の“ピカチュウ大量発生チュウ!”におけるメインイベントといっても過言ではないだろう。
筆者はこういった演出に関して知識があるわけではないのだが、素人なりに光と闇の切り替えかたがうまいと思った。
ダンサーたちの衣装や、要所要所で使われる投影用の移動型スクリーンは元が真っ黒なので、光を消すとほとんど見えなくなり、闇に消えたように感じられる。そしてその状態から今度は逆に光を付ければ、突然闇の中から現れたように見える。
赤レンガパーク、臨港パークでのパフォーマンスがそれぞれ約10分間のものだったのに対して、こちらは約20分と大ボリューム。質も量も最高なので、絶対に見てほしい。
ピカチュウ&イーブイによる大行進やインスタ映えするフォトスポットも
上記3つのパフォーマンスのほか、毎年恒例のピカチュウ&イーブイ大行進も行われる。ただ、この大行進も含めてパフォーマンスは実施時間帯が被っているものが多い。1日に2~3回行われるものの、すべてを見て回るのはなかなか難しい。
筆者の個人的なおすすめは、やはりグランモール公園でのプロジェクションマッピング。次いで臨港パークのかわいいピカチュウたちだ。なお、実施時間などの詳細は公式サイトをチェック。
また、みなとみらいの街のあちこちに、さまざまなポケモンのフォトジェニックな装飾が施されている。各装飾の前に立って写真を撮れば、映えること間違いなし!?
上記のほかにもまだあるかも……? こちらは時間関係なく楽しめるので、移動中などの空いた時間に探してみてほしい。
日が落ちて涼しくなった夜に、心はアツくなれる今年の“ピカチュウ大量発生チュウ!”。今回はさまざまな会場でパフォーマンスが行われるため、みなとみらいの街をピカチュウファンたちが練り歩く光景が多々見られる。
物販コーナーで売られているピカチュウの尻尾や耳のアクセサリーを付けた方々がいろいろなところにいるので、まるでみなとみらい全体がテーマパークになったような気分が味わえた。
令和になって初の“ピカチュウ大量発生チュウ!”。これまでも参加していた人はもちろん、まだ参加したことがない人にとってもデビューにぴったりのタイミング! ぜひピカチュウたちに会いに、みなとみらいへ足を運んでみてください!