中国のゲーム会社、ネットイースが開発し、DeNAから配信されているスマートフォンゲーム『永遠の七日』。マルチエンディングRPGとなっている本作の魅力を、本作をプレイしたライターがお届けする。

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『永遠の七日』ってどんなゲーム?

 プレイヤーの行動ひとつで物語が分岐していく、マルチエンディング形式のシナリオを採用したRPG。ボリューム満点のシナリオのほか、複数人のチームを結成し、エリアを徘徊する敵を倒す3Dアクションを楽しめるのが特徴。

 ある日突如として現れた“黒門”から襲い来る異界の怪物と、それに対抗することができる不思議な能力に目覚めた者“神器使い”。異世界に対抗するために作られた“境界線都市”を舞台に、神器使いたちが過酷な戦いをくり広げる――というストーリーが展開する。

主人公は、神器使いをサポートし力を与える“指揮使い”と呼ばれる、稀有な力を持った青年(※設定で女性に変更も可能)。プレイヤーはこの青年となり、数々の戦いに臨むことに!

 『永遠の七日』というタイトルでピンと来ている人もいるかもしれないが、本作は“7日間をループする”ゲームとなっている。7日間を1周とし、シナリオの周回プレイをくり返して楽しむ作品なのだ。

 家庭用ゲーム機向けアドベンチャーゲームのように、“〇〇ルート(シナリオ)”をプレイするために、どんな行動を取るか自分で決めていくような遊びかたがメインとなる。

 そのあたりの魅力を詳しく解説する前に、まずはゲームの基本サイクルを見ていこう。

さまざまな登場人物が織り成す物語は超ボリューム。シナリオの文字数なんと100万字以上!

ゲームの流れ

  1. メインストーリーとなるシナリオパートを読む
  2. 怪物に浸食されたエリアに向かい、3Dアクションゲームパートの任務を達成してエリアを解放する
  3. つぎのエリア解放に備え、解放したエリアを強化したり、キャラクターとの親密度を上げていく
  4. 1~3をくり返す

 エリアの強化や戦闘を行うことで、ゲーム内時間が1時間進行。12時間分行動し、21時を迎えると1日が終わり、翌日に切り替わる。この基本サイクルをくり返して物語を進めていくのだ。

黒いドーム状に覆われた場所が戦闘の発生エリア。各種エリアは、ストーリーが進むと選べるようになる。

“決断”と“行動”の重要性を本作で学べる!

 このゲーム、割と頻繁に登場する選択肢がメチャクチャ大切である。“AとBどちらに向かうか”、“意見を肯定するか否定するか”など、選んだ選択次第で仲間にできるキャラクターや、シナリオが変化する。

 それ以外にも、キャラクターの親密度であったり、エリアを解放し、どれだけの“黒核”という重要アイテムを回収できたかなど、さまざまな条件でエンディングが分岐。3~4周した程度では、遊び切ったというにはほど遠いエンディング数が用意されており、遊び応え十分となっている。

どちらを選ぶべきか……重大な決断を随所で迫られる。責任重大すぎる!
シナリオの一部では美麗なイベントCGが表示されることも。1度見たCGは、アルバムの項目で何度でも見返せる。

 たとえば筆者は1周目の終盤で、とあるキャラクターの親密度が足りなかったのか、その人物が自分のもとを去ってしまった。

 そうなると、彼氏に対して「もうウンザリ。私たち、別れましょう」と強い意志を示した女性と同じ(?)で、もはや取り返しがつかない事態に(涙)。
 
 しかし本作はループするゲームのため、「1周目ではうまくいかなかったけど、2周目はそうならないようにがんばろう!」と、どうしたらそのキャラクターが去らずに済むか、前と違った行動を取って軌道修正できるのがポイント。結果、前周と違った結末を楽しむことが可能なのだ。

初回の1周目をクリアーすると、今周でオススメのエンディングに到達するためのヒントも見られるようになる。気になるルート到達に向けて行動するといいだろう。

気軽に&手軽に楽しめるアクションバランスがちょうどいい

 アクションパートは、3Dフィールドを自由に移動しながら敵を攻撃するというもの。

 要所で強力なスキル攻撃をくり出すこともできるが、そこまで戦略や複雑な操作は必要としない。少なくとも序盤はボタン連打でも割と何とかなるなど、「敵が強すぎてストーリーを進められない!」という事態には陥りにくい。シナリオを楽しみたい人は安心しよう。

画面左上のアイコンをタップすると、操作キャラクターを切り替えられる。画面右下のアイコンをタップで攻撃、その周囲の小さいアイコンタップでスキルが発動。
最奥では、巨大なボスと戦闘になることも! 力を合わせて撃退するのだ。

 なお、スキルは強力だが連続発動はできない。1度発動すると、スキルごとにクールタイムが表示され、数字が0になると再度発動可能になるわかりやすいルールのため、戸惑うことはないはず。

 敵の攻撃も、強力な攻撃は攻撃範囲が示されたり、遠距離攻撃などの着弾地点が表示されるので、そこから離れればオーケーという親切設計。シナリオが濃密な分、バトルはあっさり目になっている印象を受けた。

 ゲームが進むと、高難度の敵と戦うバトルモードなども遊べる(難度ごとのクリアー報酬もある)ため、キャラクターを育てることは決して無駄ではない。

 そういう意味では、お気に入りのキャラクターの育成が好きという人も、バトルを楽しめるだろう。

装備することで神器使いのステータスが上がる“影装”を強化する要素もある。コスト制限を超えない限り付け替え自由なので、自分だけの最強装備を見つけよう。

その他さまざまな楽しみかた

 解放した都市のエリアを、どう発展させていくかもプレイヤー次第。建てることでさまざまな効果をもたらす施設を建設し、ゲームに役立てよう。建設によって効果はさまざまあるので、いま何が必要なのか考えながら建設しよう。

  • 幻力:敵のいるエリアには“幻力バリア”が張られており、こちらの幻力がバリアの数値に達していない状態で突入すると、神器使いの体力が大幅に減ってしまう。それを防ぐため、幻力を上げる建物。
  • 技術:より効果の高い建物を建てるのに必要な力。エリアごとに建造可能な建物数は限られているため、なるべくいい建物を建てたい。
  • 諜報:その日のうちに発生したトラブルを解決するための力。トラブルごとに処理に必要な諜報力が異なり、解決しないと翌日に放置した弊害を受けてしまう。
うまくこれらのバランスを見ながら、思い思いの都市を作っていこう。

 ほかにも、解放エリアを巡回することで、巡回を命じた神器使いとの親密度が上がったり、特定のキャラクターとのエピソードが見られる。

 こうしたイベントがエンディングに影響する……かもしれないので、巡回は小まめに行いたいところ。

巡回後、イベントが発生する場合はアイコンで表示される。見たいイベントの“進入”をタップし、シナリオを読もう。

 スマートフォンRPGは、期間限定などのイベントバトルを周回するといった遊びかたが多いと感じていた筆者にとって、“シナリオを周回させる”ことに重点を置いた本作は、ほかのスマートフォンゲームにはない独自性を感じた。

 謎が散りばめられたストーリー、ルートによって異なる展開など、先が気になる要素が多いという点でも、周回が苦にならない。

 加えて戦闘も易しめなので、手軽にプレイしやすいのも大きい。それこそ毎日、ゲーム内時間で1日ずつプレイするのもいいかもしれない。

 筆者はまだまだ駆け出しの指揮使いなので、まだ見ぬシナリオを楽しむためにも、マイペースにプレイを続けるつもりだ!

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ちょっと変わっていておもしろく、かつ地味にうれしいのが、起動画面の変更。デフォルトのほか、自分がプレイして獲得したお気に入りのCGを、ゲーム開始前の画面に設定できる。