Playmajiは、同社が開発中のレトロゲーム互換機“Polymega”のPCエンジン用モジュール“Turbo”に、エクストリームが権利を持つメサイアブランドの5タイトルがプリインストールされることを発表した。

 収録されるのは、『モトローダー』(日/米)、『モトローダーII』(日本版)、『ダブルダンジョン』(日/米)、『改造町人シュビビンマン2 新たなる敵』(日/米)、『どらごんEGG!』(日本版)の5種類計8本。

 Turboモジュール単体の価格は59.99ドル。Polymega本体に接続することで、PCエンジンおよびPCエンジンスーパーグラフィックス、そして米版であるTurboGrafx-16のタイトルがプレイ可能となる。

レトロゲーム互換機“Polymega”のPCエンジン用モジュールに『改造町人シュビビンマン2』などメサイア系タイトル5本が公式収録へ_02
本体にTurboモジュールを挿すと、HuCARDを使えるようになるという寸法(CD-ROM2/TurboGrafx-CD用ソフトはPolymega本体だけでプレイ可能)。
レトロゲーム互換機“Polymega”のPCエンジン用モジュールに『改造町人シュビビンマン2』などメサイア系タイトル5本が公式収録へ_01
付属コントローラーは連射機能つき。なおTurboモジュールにはミニDIN端子が2つ付いており、オリジナルのコントローラーも使える(ただしTurboGrafx-16用コントローラーは変換が必要)。

 Polymegaは、ベースユニットに別売りの各種モジュールを合体させることで対応機種を拡張できるという、マルチプラットフォーム対応のレトロゲーム互換機。2019年第4四半期に、ベースユニット299.99ドル、モジュール各59.99ドルで発売を予定している。

 なおベースユニット単体では初代プレイステーション、セガサターン、PCエンジンCD-ROM2、メガCDなどCD-ROMを使ったプラットフォームに対応し、拡張モジュールについては欧米のNESに対応する“Power”モジュール(現状ではファミコンは非対応)、スーパーファミコン/SNES系の“Super”モジュール、メガドライブ/スーパー32X系の“Mega”モジュールが登場予定となっている。

 なおTurboモジュール以外にもプリインストールのソフトが用意される予定で、各収録タイトルは以下の通りとなっている。

ベースユニット:『40 Winks』(PS1)、『Viper』(PS1)、『アイアンコマンドー 鋼鉄の戦士』(SNES版/SFC版)、『トップレーサー』(SFC日本版)、『ホステージ』(北米NES版)、『Battle Squadron』(北米Genesis版)

Powerユニット:『エイト・アイズ』、『Nightshade 』、『Target: Renegade』(※『熱血硬派くにおくん』の海外企画続編)、『Power Punch II』、『Treasure Master』 ※すべて北米NES版

Superユニット:
スーパードラッケン』(SFC版/北米SNES版)、『トップレーサー2』(SFC版)、 『美食戦隊 薔薇野郎』(SFC版/北米SNES版)、『Legend』(SNES)、『Push-Over』(PAL版)

MEGAユニット:
Tinhead』、『トップレーサー2』(日本版)、『ソード・オブ・ソダン』(北米版)、『Brave Battle Saga - The Legend of The Magic Warrior』 (※台湾製RPGの北米版)、『Water Margin a Tale of Clouds and Wind』(※台湾製アクションゲームの北米版)