セガゲームスは、今冬発売予定のプレイステーション4用ソフト『新サクラ大戦』について、第一話のストーリーやアドベンチャーパートの詳細など、最新情報を公開した。
以下、リリースを引用
第一話のストーリーや、アドベンチャーパートの詳細を紹介
PS4『新サクラ大戦』ゲーム情報第2弾を公開
株式会社セガゲームスは、今冬発売予定のPlayStation®4用ソフトウェア『新サクラ大戦』につきまして、ゲーム情報の第2弾を公開いたしました。
『新サクラ大戦』とは
『新サクラ大戦』は、架空の「太正時代」の帝都・東京を舞台に、悪と戦う「帝国華撃団」の活躍を描くドラマチック3Dアクションアドベンチャーです。
メインキャラクターデザインには「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された漫画『BLEACH』の作者として知られる久保帯人氏を起用。これまでのシリーズでも多数の楽曲を提供してきた田中公平氏が音楽を手がけます。そしてストーリー構成には、ゲーム・TVアニメ・映画とメディアの枠を超えて活躍するイシイジロウ氏を迎えました。
セガが総力を挙げてお届けする本作に、ぜひご期待ください。
ストーリー紹介:第一話「新たなる風」
太正二十九年。ひとりの男が帝都・東京の銀座に降り立つ。
彼の名は「神山誠十郎」。
海軍士官学校を優秀な成績で卒業後、海上で特務艦任務に出ていたが、左遷させられるように陸上任務に回された。
「ここが目的の場所か……大帝国劇場……劇場?」
約束の場所である大帝国劇場に着いた神山は、そこで「天宮さくら」に出会う。
さくらは10年ほど前に一緒に遊んだ、幼馴染の「さくらちゃん」だった。
彼女は、かつて帝国華撃団・花組でトップスタァだった「真宮寺さくら」にあこがれた「夢」を追い、花組に入隊していた。
支配人の「神崎すみれ」より、この場所が帝国華撃団の本拠地であること、神山の新たな任務が「帝国華撃団・花組の隊長となること」だと告げられる。伝説の花組隊員であるすみれに会うことができ、感動する神山。
しかし、詳しく聞くと、花組は以前のような栄光の歴史はどこへやら、予算もなく、人材もなく、帝都の防衛もおぼつかない。すみれはそれを立て直せというのだ。神山は難しいと思いながらも任務を受ける。
「東雲初穂」「クラリス」といった個性的な隊員に出会い、花組の現状を確認する神山だが、ボロボロの設備にメチャクチャな公演。整備の行き届いていない時代遅れの霊子甲冑……さらに、神山に支給されるはずの最新鋭機である霊子戦闘機もまだないという状況で、「こんな状態で本当に立て直せるのか」と悩む日々を過ごすのだった。
ある日、花組に重大な通達が届く。それは、実績を出さなければ、帝国華撃団は解散になるというものだった。「そんなの無理だ」「できるわけがない」とあきらめムードの初穂とクラリス。
そして神山も言う。「仕方ない……」と。さくらはそんな神山に激昂する。
そのような中、10年前の「降魔大戦」以降まとまった数の敵が出現したことがない帝都に、多数の「傀儡機兵」が襲来する。
花組は霊子甲冑で出撃し敵の迎撃に成功するが、何者かにより展開された、霊力を喰う空間「魔幻空間」に帝劇周辺が飲み込まれてしまう。
魔幻空間の降魔を撃退し、脱出に成功した帝国華撃団だったが、突如現れた降魔の存在に、すみれの顔色は優れなかった。
アドベンチャーパートについて
本作では「アドベンチャー」と「バトル」を繰り返し、ヒロインたちとの絆を育んでいく。今回はアドベンチャーパートを紹介。
■イベントについて
アドベンチャーパートでは、ストーリーの合間に「イベント」が発生し、帝劇内や銀座の街を自由に移動することができる。神山を操作しイベントを進めることで、さらにストーリーが進行する。
■イベントの進め方
マップを自由に歩き回り、イベントを進めよう。
イベントの目的地や目的のキャラには緑色の「!」が表示される。
メインイベントを進めるだけでなく、サブイベントを発生させたり、マップ中のオブジェクトを調べたりすることもできる。
光るポイントでは、イベントを進めるための手がかりやブロマイドなどが入手できる。
また、メインイベントで次におこなうべき行動は、画面右上に表示される。
■時間制限イベント
ときには、クリアに時間制限のあるイベントも発生する。
ゲージの示す制限時間内にキャラクターに話しかけたり、情報を集めたりしてイベントをクリアしよう。
LIPS(リップス)※Live&Interactive Picture System
『サクラ大戦』シリーズおなじみのLIPS(時間制限式選択肢)も健在。
選んだ回答によって相手の信頼度やシナリオが変化するので、慎重に選択する必要がある。また、時間切れは「はずれ/失敗」ではなく、選択肢のひとつ。考えながら回答を選ぼう。
■アナログLIPS
回答時に左スティックを上下に入力することで、返す言葉のニュアンスが調節可能に。答えかたは同じでも、強い答えなのか、弱い答えなのかで展開が変化する。シーンによっては、入力に連動してカメラが動く、3Dならではの演出も。
ロケーション紹介:大帝国劇場
本作のメインとなる舞台、「大帝国劇場」の内部を紹介。
『サクラ大戦』について
『サクラ大戦』とは、蒸気技術が発達した架空の「太正時代」を舞台に繰り広げられる、スチームパンク作品です。
1996年9月にセガサターン用ソフトウェアとして発売された第1作『サクラ大戦』は、帝都・東京の平和を守るべく結成された秘密組織「帝国華撃団」の活躍が描かれました。平時は大帝国劇場のスタァとして舞台に立つ「歌劇団」、有事には霊力を武器にして戦う「華撃団」として活躍する物語や、仲間たちとの信頼が力になるゲームシステム、物語を彩るTVアニメーション的な演出は多くのプレイヤーの支持を獲得。CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)’96において作品賞を受賞いたしました。また、当時セガサターンオリジナルタイトルとして最大のセールスを記録し、2005年7月に発売された『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』までのシリーズ作および関連作の国内累計出荷本数は380万本を突破しています。
シリーズを重ね「帝都」「巴里」「紐育」と活躍の舞台を広げた『サクラ大戦』シリーズの人気はゲームだけにとどまらず、TVシリーズおよび劇場用アニメーション、ステージ、コミックなどのメディアミックスにより発展。人気シリーズとしての地位を確立し、誕生から20年を越えた今もさまざまな地域・メディアに広がり続けています。
商品概要
商品名:新サクラ大戦
対応機種:PlayStation 4
発売日:今冬 発売予定
価格:未定
ジャンル:ドラマチック3Dアクションアドベンチャー
プレイ人数:1人
発売・販売:株式会社セガゲームス
CERO表記:審査予定
著作権表記:(C)SEGA
メインキャラクターデザイン:久保帯人
音楽:田中公平
ストーリー構成:イシイジロウ
原作:広井王子