“TFT”は通常のサーバーにも近日中に実装
『Dota Auto Chess』の登場により、2019年初頭頃から一気に注目が集まり始めた、“オートバトル”という新たなジャンル。
多くのライアターもこのジャンルの虜になり、「『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)の世界を舞台にしたらどんなゲームが生まれるだろう?」と考えるようになったそうです。
※ライアター:『LoL』を提供しているライアットゲームズのスタッフのこと)
“チームファイト タクティクス”(以下、TFT)は、まさしくそんな思いが形となったゲームモード。現在は、PBE(テストサーバーのこと)でに実装されており、世界中のプレイヤーが殺到。私もオートバトルが大好きで、2019年6月10日にTFTが発表されてからは「いち早く遊びたい!」と思っていた『LoL』ファンのひとりだったのですが、ログインの待ち時間が13時間と表示されたときは、目を疑いました。
ちなみに、“TFT”は近日中に、ふつうのサーバーでも実装される予定です。オートバトルのジャンルに興味がある方は、いまから『LoL』をインストールしておきましょう。
マウス操作のみで遊べて初心者にも優しい
“TFT”は、『Dota Auto Chess』などのオートバトル系のゲームに触れたことがあるプレイヤーなら、説明なしでもすぐに遊べる、王道の作りになっています。オートバトルを知らない方にゲームのルールを簡単に説明すると以下のとおり。
『LoL』のほかのモードと違い、マウス操作だけで簡単に遊べるので、オートバトルを未経験のプレイヤーでも遊びやすいです。
【1.】ゲームを開始し、対戦相手とマッチング
(“TFT”の場合は総勢8名で戦います)
↓
【2.】ゴールドで駒を購入
↓
【3.】駒を盤面に配置
↓
【4.】ランダムで決まった対戦相手とのバトルがスタート
(駒は自動で動きます)
↓
【5.】制限時間内に相手の駒をすべて倒したプレイヤーが勝利し、敗北したプレイヤーのライフが減る
↓
2~5の流れをくり返し、ライフがゼロになったプレイヤーから脱落。最後までライフが残っていたプレイヤーが優勝
ドラフトラウンドでの交流が楽しい
TFT独自のシステムに、“ドラフトラウンド”というものがあります。ドラフトラウンドでは、対戦相手が一同に会して、チャンピオンのドラフト(選抜すること)を行います。
手順は簡単で、プレイヤーの分身であるリトルレジェンドを操作して、ほしいチャンピオンに触れるだけ。リトルレジェンドは、踊る、挑発する、などのエモートが使え、ほかのオートバトルにはない“みんなで遊んでいる感”が味わえます。
“あと1回”が止まらない!
私が遊んだのはPBEでのテストプレイですし、まだまだ荒削りな面はあります。ですが、ドラフトラウンドやエモート、チャットなど、ワイワイ楽しく遊べる点はTFTならではで、すごく気に入っています。
もちろん無類の『LoL』好きでもあるので、おなじみのチャンピオンで違うジャンルのゲームを遊べる、という喜びも大きいです。消費カロリーが少なめで、勝っても負けてもつぎのゲームを遊びたくなる、オートバトル特有のおもしろさも十二分に兼ね備えています。
正式な実装も目前ということなので、重ねて言いますが、いまから『LoL』をインストールして準備を整えましょう。TFTで、『LoL』の人口がさらに増えてくれるといいな!