灼熱の夏と言えば、ChinaJoy。今年で17回目を数える中国最大規模のエンターテインメントの祭典ChinaJoy 2019が、2019年8月2日~5日の4日間に、上海新国際博覧中心にて開催される(ビジネス関係者向けのBtoBエリアは8月2日~4日まで。一般向けのBtoCエリアは8月2日~5日まで)。

 ゲームはもちろんのこと、アニメやコミック、フィギュア、インターネットコンテンツ、eスポーツなど、幅広いエンターテインメントコンテンツを網羅する博覧会の様相を呈しているChinaJoy。

 ChinaJoy 2019の注目ポイントとして、主催者サイドがピックアップしているのがeスポーツとライブストリーミング。両方ともここ数年の動向として見逃せないが、やはり今年も注目のトレンドとしてあるようだ。とくにChinaJoyが着目しているのが、ライブストリーミングによるeスポーツの盛り上がり。過去数年間でライブストリーミングは爆発的な伸びを見せており、eスポーツの人気に拍車をかけているとのこと。『Arena of Valor』のKPLや『リーグ・オブ・レジェンド』のLPLなど、中国トップクラスのリーグは、100億回以上の視聴時間を記録しているとのこと。「ハイレベルな戦いが、ライブストリーミングのプラットフォームに良質なコンテンツを提供し、良質なコンテンツがユーザーの獲得に寄与する」といういい循環ができているようだ。この良好な流れはさらに継続するものと思われる。

 そして、ChinaJoy 2019の出展エリアで、新しく追加されるのが“ファッショントイ”。近年大人向けのトイは中国市場で人気を獲得しているようであるが、ChinaJoyでは、“アートトイ”や“デザイントイ”に代表される“ファッショントイ”を今年大々的に展開する模様。

 また、“ファッショントイ”とあわせて、中国市場で盛り上がってきているのがいわゆるライトノベル。中国ではACG ノベルと言われているようだが(ACGはアニメ・コミック・ゲームの略)、ChinaJoyでは、ライトノベルのためのスペースも展開されるとのことだ。

 デジタルエンターテイメントの中心はIP(知的財産)で、「優れたコンテンツのサポートすることで、IPを巡る企業相互の協力は、途方もないエネルギーを生み出す可能性があります。ユーザーにとって、エンターテインメントや体験のカタチがどのように変化しても、コンテンツに対するニーズは変わりません」(リリースより)と、ChinaJoyではIPを重視している。そのうえで、ChinaJoyは、IPの価値を最大化できるイベントとして機能することを目標としているようだ。

 ともあれ、とんでもない熱気を持つChinaJoyが、今年はどのような内容になるのか、興味は尽きない。