iOSとAndroidで、Dragonest Gameがサービスを提供している『Auto Chess:Origin(オートチェス:オリジン)』。初心者に向けた攻略情報をお届けする。

 Dragonest Gameの『Auto Chess:Origin(オートチェス:オリジン)』(以下、『オートチェス』)が、2019年6月6日よりiOSにて配信開始。すでに配信されていたAndroid版と合わせ、両プラットフォームにて遊べるようになった。

 『オートチェス』の出自は、世界的に人気のPCゲーム『Dota 2』のMOD(MODとは簡単に言うと、有志によるゲームの改変プログラムのこと)。MOD版『ドタ オートチェス』は麻雀、シミュレーションゲーム、バトルロワイヤル系対戦ゲームの3種が合体したようなゲーム性が話題を呼び、全世界で700万人以上のプレイヤーが遊んでいるほどの話題作だ。

 そんな『ドタ オートチェス』をアレンジし、スマートフォンで遊べるようにしたのが本作。『ドタ オートチェス』を開発したDrodo Studioが、スマートフォン版も手がけている。駒の名前や用語が異なる(『Dota 2』のキャラクターは出てこない。似てるけどね)など、若干の差異はあるものの、ルールや遊びかたは基本的に同じだ。

 本記事では、スマホ版『オートチェス』から始めた初心者へ向けて、対戦に役立つコツをレクチャーしよう。ちなみに筆者・西川くんは、MOD版『ドタ オートチェス』を2019年初頭から始めたため、すでにある程度はプレイ済み。ハマりにハマったため、ファミ通編集部の北口徒歩2分にオススメしたところ、まんまとハマってくれた。やったぜ。後半には、そんな北口徒歩2分の実戦リポートもお届けする。

種族かジョブでシナジーを作ろう

 駒を盤面に出して、オートでほかのプレイヤーと戦い、最後まで生き残れば勝利となる『オートチェス』。戦いに勝つ基本は、駒の種族かジョブをいくつか揃えてシナジー効果を発揮し、駒の強化を図ることだ。設置できる駒の数は、自分のレベルに比例し、最大10レベルで10駒を配置できる。置ける駒の中から、いかに多くのシナジー(麻雀で言う“役”のようなもの)を作り出すのか考えながら、戦いを進めよう。その中から、シナジーの一例をご紹介。

ウォリアー(ジョブ)

 9種類の駒があるので、比較的揃えやすいウォリアー。3体、6体、9体揃えるごとにウォリアー全員の防御力がアップするため、安定して戦える。比較的狙いやすい、オーソドックスなシナジーだ。さらにウォリアーの中には、シナジーによって全駒の攻撃力が上がるビースト種族の“セイウチボクサー”と“人狼”がおり、ビーストシナジーとも併用しやすい。

メイジ(ジョブ)

 3体、6体揃えるごとに、相手全体の魔法防御を大きく下げる効果を持つ。これにより、メイジは圧倒的な火力を出せるのだ。駒は全7種類なのでやや揃えにくいが、揃えば非常に強力。ただし、メイジだけでは前衛(前衛、後衛の概念は後述)がほぼいないので、ほかのジョブか種族を揃えて、壁役を作ることが大事。やや難度の高いジョブと言えるだろう。

ゴブリン(種族)

 ゴブリン種族の全6種類の駒を揃えることを目的としたプレイスタイル。6駒のゴブリンシナジーが発動した場合、味方の駒すべての防御力が大幅に上がり、さらにHPが自動回復するという、超強力な効果を持つ。ただし、ゴブリン種族のうち1体はレア度がURの“デストロイヤー”なので、駒ショップの運に大きく左右されるのが最大の難点。揃えるのは難しいが、揃えたら超強いという、役満的な存在だ。

序盤は小さなシナジーを作りつつ、レベル2を作ろう

 上記のようなシナジーを見据えながら、ターンを進めていくのが基本の立ち回り。序盤は揃いやすいウォリアー3体や、シナジーが強力なゴブリン3体などを揃えるといいだろう。

 序盤~中盤でもっとも重要なのが、同じ駒を3体揃えて☆2にすること。駒はレベルアップすると、攻撃力と体力が2倍になるのでメチャクチャ強力なのだ(中にはスキルがパワーアップする駒もアリ)。序盤~中盤は基本的に、相手とほぼ同じ駒数で戦うことになるので、☆2の駒を多く作れると、勝率がグンと上がる。

完成した☆2の駒で、シナジーの方向性を決めよう

 ☆2の駒が揃ってきたら、その☆2の駒の種族かジョブをベースにシナジーを伸ばしていくのがベスト。使いたい駒があれば、とりあえず買っておこう。☆1の駒は買値と売値が変わらないので、使わずに売ったとしても損はしない。

 また、1種類の駒が同時にふたつ出現した場合は、購入しておくと☆2の駒を作りやすい。そのほかにも、レア度の低い駒はレベルが低いうちは出やすいので、揃いやすいことも覚えておこう(レベルに応じて、ショップに陳列される確率が変わる)。

 ちなみに、☆2以降の駒の売値は、レア度に応じて変わる。たとえばレア度SR(2ゴールド)の☆2駒は、買値が2ゴールド×3体で6ゴールドだが、売値では4ゴールドしかもらえないので、2ゴールド損をする。構成によっては、☆2の駒でも売却することはあるが、進化させた駒を売ると損をする、ということと合わせて覚えておこう。

最初は決め打ちがオススメ

 上記のような解説をした手前、コイツ何言ってんだ感満載だが、1ターン目から「俺はメイジで行く!」と決め打ちをするのもぜんぜんアリ。というのも、本作はシナジーが大量にあるので、最初からすべてを覚えるのはなかなかにたいへんだ。

 初心者のうちは、「今回はウォリアーシナジーを作ってみよう」、「アサシンを狙おう」などと、決め打ちで駒を揃えていくといい。勝つか負けるかは自分の引き次第という運否天賦になるものの、ゲームの流れや駒の効果、シナジーの強さなどが覚えやすいので、最初のうちは決め打ちで立ち回ってみよう

シナジーを無視しても強い駒を使う

 シナジーの話をさんざんしたが、単体でもシナジーを無視して強い駒が本作にはいくつか存在する。とはいえ、最終的には全シナジーを駆使したほうが勝率が高い。そこまでの道中に、アクセントとして下記の駒を構成に採用するのもアリだ。

人狼(R)3ゴールド

 種族のビースト&ヒューマン、ジョブのウォリアーと、3つのシナジーを狙える駒。スキルを発動すると、狼を2体召喚してくれるのが強力だ。1駒から3駒に増殖するため、壁役としても使える。

雷のスピリット(R)3ゴールド

 広範囲に魔法ダメージを与えるスキルが強力。中盤まではシナジーを無視して採用するのも悪くない。

影の魔王(R)3ゴールド

 HPは低いが、広範囲に魔法ダメージを与えるスキルが雷のスピリット以上に強力。こちらも中盤までは、シナジーを無視して採用するのもアリ。

海賊王(SSR)4ゴールド

 高い耐久力に加えて、広範囲の敵にダメージ&1~2秒間のスタン(駒が行動不能になる)を与えるスキルも強い。あまりに強力なため、☆2以上ならばシナジーを無視して入れても強い。

アクアハンター(UR)5ゴールド

 海賊王の上位互換という感じで、スキルで広範囲に魔法ダメージと2秒間のスタン効果を与える。スキルの発動が非常に早いのがポイントで、単体で見れば本作最強の駒。また、種族マリーンの駒を1体プラスするだけで、味方全員の魔法防御が上がるマリーン2のシナジーが発動する。

ガチャはレベル8前後で回そう

 序盤~中盤の戦力を増強したいが「欲しい駒が出ない」、「あの駒が欲しい」となっても、“ガチャを回す”(2ゴールドを支払い、駒ショップの品揃えを更新することのスラング)のは基本的にはNG。なぜならば、ゴールドは10ゴールド持つごとに、1ゴールドの利子収入があることと、レベルが高いほうがレア度の高い駒が出現しやすいからだ。
 
 利子収入の最大値は、持ち金50ゴールドにおける利子5ゴールド。基本のターン収入や勝利ボーナス(後述)などと合わせれば、後半は毎ターン10ゴールド以上が手に入ることもザラにあり、ガチャやレベルアップにお金を使いやすくなる。ふたつ揃いの駒が大量にある場合など、ガチャを回してもいい場面もあるが、どんなにつらくても、基本的には50ゴールド貯金を目指そう。

上手なお金のやりくり

 欲しい駒がたくさん出て買いまくった結果、ゴールドが貯まらない場合なども多々ある。また、相手にどうしても勝てずにHPが減り続けているので、なんとか駒の構成を強化したい、というときもあるはずだ。そういうときは、たとえば37ゴールド持っていたとすれば30ゴールドまで使うといったように、10の位の数字がなるべく大きな状態を保ちたい。収入が多ければ多いほど、50ゴールドへの到達が早くなるからだ。

そのほかの役立つガチャ知識

 覚えておくと何となく役立つのは、駒の数は有限ということ。駒は1種類ずつガチャで排出される数が決まっており、駒のプールは全プレイヤーと共有している。つまり、自分と同じ駒を使っているプレイヤーがいると、駒の取り合いが発生し、シナジーの完成や進化が難しくなる。とはいえ「同じ構成のプレイヤーがいるから、構成を変えよう」というプレイングは上級者向けなので、最初のうちは頭の隅に置いておくだけでいい。

 また、ショップで購入する駒のリストは、カギのアイコンをタップすればロックが可能。すると、つぎのターンは、前のターンの最後の状態とまったく同じ駒が並ぶ。欲しい駒が出現したのにお金がなくて買えない場合は、ロックしてつぎのターンに購入するといい。もちろん、ロックしていなければ、もっといい駒が出る可能性もあるが、その場の状況を判断して臨機応変に使っていこう。

連勝ボーナスと連敗ボーナス

 バトルに勝つと勝利ボーナスとして1ゴールド手に入るが、連勝か連敗によっても収入にボーナスがつく。内訳は、3~4連勝(連敗)で1ゴールド、5~6連勝(連敗)で2ゴールド、7連勝(連敗)以降は3ゴールド。つまり、中途半端に勝ち負けを重ねるよりも、負け続けたほうが結果的に収入は高くなるのだ。

 もし序盤に駒が揃わず、弱い構成のままターンが進行したら、そこはグッと我慢して、できるだけ敵の数を減らしながら負けるようにするといい(残ったユニット数が多いほど、食らうダメージが増えるため)。HPの減りを最小限に留めながら、連敗ボーナスを獲得できる。もちろんHPは減ってしまうので、あまりにも負け続けたらピンチに陥ってしまう点はご注意を。

レベルアップは一定ターンごとに行おう

 プレイヤー経験値は、1ターンに1増えていく。また、5ゴールドを支払うことで、経験値を4獲得できる。このレベルアップのタイミングには、セオリーがある。下記の流れを覚えるだけで、大幅に勝率がアップするだろう。

ラウンド4~5(レベル5)

 ラウンド4か5で経験値を1回購入し、レベル5にしよう。そのとき出ているショップでいい駒があれば、駒を買ったほうがいい場合もあり、駒の購入とレベルアップのどちらを取るかは構成による。ただし、ほかのプレイヤーはたいていレベルアップしてくるので、どちらかのタイミングで必ずレベルアップしないと、駒の数でバトルが不利になるだろう。

ラウンド9(レベル6)

 ラウンド9で経験値を1回購入すれば、レベル6になる。このレベルアップに関してはマストの立ち回りなので、絶対に忘れないように。忘れたら5対6でバトルが始まり「あっ」と言うだろう。筆者は言った。

ラウンド13~17(レベル7)

 基本はラウンド13にレベル7に上げるべきだが、欲しい駒のコストや利子収入が天秤にかかるので、やや難しいところ。またレベル7になると、低レアリティの駒がかなり出にくくなるので、目指すシナジーによっては、レベルアップを遅らせて、レア度の低い駒を揃えてからラウンド17までに上げるのもいい。

後半ラウンド

 後半ラウンドは、50ゴールドをキープしながら、ガチャかレベルアップにゴールドを費やしていく。基本的にはラウンド23でレベル8、ラウンド29でレベル9を目指すといい(ターンごとにもらえる経験値の関係で、経験値購入が1回いらなくなる)。強力な構成が完成したら、あとはレベル10を目指すのみだ。

駒の配置&前衛と後衛の概念て

 『オートチェス』はオートバトルであるがゆえに、事前の駒の配置がバトルを大きく左右する。基本的には近距離攻撃タイプを前に置き、遠距離攻撃タイプは後ろに置こう(駒の選択時に攻撃範囲が出るのでそれを目安に)。アサシンに関しては、相手の後ろにいるユニットを目掛けて飛んでいくので、基本的にはどこでもオーケー。絶対に守りたいという駒がいる場合は、盤面のスミに配置して“囲い”を作るように配置すると防衛しやすい。

アサシン構成&ラウンド15の“狼の群れ”対策

 ジョブのアサシンや、ラウンド15に出現する“狼の群れ”は、後衛を狙って攻撃する特性がある。ということは、前衛と後衛を入れ換えてしまえば、その特性を潰すことができるのだ。もちろん対戦プレイヤーは毎回ランダムなので、事前に対策して戦うのは難しいが、プレイヤーが2~3人のときには使えるテクニック。ラウンド15に関しては、戦力に自信がなければ絶対にやっておこう。

アイテム装備について

 モンスターを倒すと、装備アイテムをドロップすることがある。最初は適当に装備してもオーケーだが、適材適所で装備させていけば、駒の力をより引き出せる。駒にどのアイテムを装備させるか考えながら戦おう。

 たとえば、物理防御の上がる“皮鎧”や、魔法防御の上がる“抗魔マント”などは、壁となる前衛タイプに装備させよう。攻撃速度の上がる“木の棒”などは、どの駒にも有効だが、後衛タイプに装備させるといい仕事をしてくれる。MPが増える“エルフの髪飾り”などは、スキルが強力な駒に装備させるといい。

 アイテムの中には、装備するとスキルが使えなくなるものも。そういったアイテムは、致命の暗殺者のように、スキル種別が“パッシブ”の駒に装備させるのが常道だ。

 なお、駒に装備させたアイテムは取り外せないが、その駒を売ればアイテムは戻ってくる。

合成もアリ

 数種類のアイテムを揃えると合成が可能となり、より強力なアイテムが作れる。アイテムドロップ自体が非常に運に左右されるので、意識して作ることはできないが、運よく合成できる場合は率先して作ってみよう。