『Fate/Grand Order』(FGO)期間限定コラボレーションイベント“レディ・ライネスの事件簿”の高難易度クエスト“もう一つの主従”の攻略情報を紹介します。
本稿では、高難易度クエスト“もう一つの主従”を無課金でクリアーする方法を解説。過去に配布されたイベント限定サーヴァントを入手できなかった人のために、本イベントで配布されたグレイを活用する編成を紹介します。
高難易度クエスト“もう一つの主従”基本情報
敵編成
登場エネミーはアレキサンダー(ライダー)と諸葛孔明(キャスター)の2騎のみ。アレキサンダーのブレイクゲージは2本で、合計HPが約97万あります。
【アレキサンダー】
- レベル:90
- クラス:ライダー
- チャージ:5
- 1ゲージ目HP:352671
- 2ゲージ目HP:320610
- 3ゲージ目HP:299236
【諸葛孔明】
- レベル:90
- クラス:キャスター
- チャージ:5
- HP:450288
特殊ギミック情報
【アレキサンダー】
- 戦闘開始時:若き征服王の威光
- 効果:諸葛孔明に“敵アレキサンダーがフィールドにいる間、すべての攻撃に対する耐性と、攻撃を受けた際に敵単体の防御力をダウン&自身の防御力をアップ”する状態を付与。
【諸葛孔明】
- アレキサンダー1回目ブレイク時:「さて、授業を始めよう」
- 効果:アレキサンダーに5ターンの攻撃力アップとクリティカル威力アップを付与。
- アレキサンダー2回目ブレイク時:「仕方ない、補講といこう」
- 効果:アレキサンダーに3ターンの回避状態(解除無効)とクリティカル発生率アップを付与。
無課金攻略パーティを紹介
パーティ編成
【名称/クラス/装備礼装】
- グレイ/殺/ゴールデン相撲~岩場所~
- エウリュアレ/弓/ペインティング・サマー
- マーリン(フレンド)/術/ベラ・リザ
- マシュ/盾/至るべき場所
- ダビデ/弓/時期当主会議
- ゲオルギウス/騎/瓦礫の聖堂
編成のテーマと攻略レギュレーション
編成テーマは、“完全無課金かつ配布されたばかりのグレイを活用する”です。いつもは星3以下+縛りなしのフレンドを使用するのですが、今回の高難易度は個人的に非常に難しく、一部配布サーヴァント&イベント礼装を活用してみました。
無敵貫通&防御力無視を持つ適正サーヴァントの両儀式(アサシン)を使っていない理由は、“空の境界”イベントに参加したことがない人でも勝てるような無課金編成を考えた結果です。
【攻略レギュレーション】
- サーヴァントはグレイ、マシュ、星3以下のみ使用可
- グレイのスキルレベルはすべて1
- フレンドは宝具レベル1かつ表示されやすいマーリン、孔明、スカサハ=スカディのみ使用可
- 礼装はイベント配布、恒常の星3以下のみ使用可
- フレンドの礼装は戦闘に影響がないもののみ使用可
- マスター装備は恒常のもののみ使用可
- 聖晶石、令呪の使用は不可
筆者の個人的事情で無敵貫通と必中礼装を縛っていますが、どちらかをグレイに装備させるとかなり楽にクリアできます。無敵貫通と必中礼装を装備しない場合は、アレキサンダーを二度ブレイクした後に与ダメージ0のまま3ターン以上の耐久が必要となるため、攻撃役がグレイほぼ1騎となってしまいます。
ちなみに、以下で紹介する真の完全無課金パーティでもクリアー自体は可能です。筆者は下記パーティで2回ほどクリアしているので、イベント配布礼装を使いたくない、あるいは一枚も持っていない人は試してみてください。少しでも効果がよい礼装にアレンジすれば、簡単にクリアできるはずです。
攻略のポイントを解説
アレキサンダー1ゲージ目
本クエストではアレキサンダーが存在する限り、諸葛孔明が毎ターン必ずスキルを使用し、アレキサンダーを強化+チャージ状態を増加してきます。3ターンに1回使用されるアレキサンダーの全体攻撃宝具をどうやって防ぐかが攻略のポイントとなります。
また、孔明のスキルには攻撃力やクリティカル威力をアップするものがあるので、アレキサンダーのクリティカル攻撃への対処も必須です。
そこで筆者が選んだのは、エウリュアレの魅了でアレキサンダーの通常攻撃を封じ、宝具の攻撃力ダウン効果も利用して事故率を減少、マーリンの第2スキル“幻術”で全体攻撃宝具をしのぐ方法でした。
“幻術”には敵全体のクリティカル発生率を下げる効果もあるので、エウリュアレでアレキサンダーの攻撃力を下げておけば、全体宝具をしのいだ後のターンの通常攻撃も比較的安全になります。
諸葛孔明の全体宝具は呪い+スタン+NP20%減少+防御力ダウン効果があり非常にやっかいなので、エウリュアレの“吸血”でチャージを減少し、使用頻度を低くしておくことも大切です。
アレキサンダー2ゲージ目
本編成とイベント配布礼装を活用すれば、アレキサンダーの1回目の宝具ターンにはブレイク可能です。
ブレイク後には孔明が特殊行動でアレキサンダーの攻撃力とクリティカル威力をアップしてきますが、幻術とエウリュアレによる攻撃力ダウンの効果が残っているはずなので、次の宝具ターンまで比較的安全に戦えます。
2ゲージ目の立ち回りでもっとも大切なのは、エウリュアレの宝具とスキルでアレキサンダーの宝具ターンを2ターンほど遅らせること。これを成功させないと幻術のCTが間に合わず、アレキサンダーの3回目の宝具に対処できないので、アレキサンダーのチャージが4か5の時に魅了スキルと魅了宝具を使えるように準備しておきましょう。
アレキサンダー3ゲージ目
アレキサンダーの2回目の宝具ターンには幻術が間に合わないので、グレイの第2スキル“封印礼装解除”の無敵1回で自身を守り、マーリンにはマスタースキルの“オシリスの塵”を付与しましょう。エウリュアレの仕事は終わっているので、アレキサンダーの2回目の宝具を利用してマシュと交代してもらいます。
エウリュアレの魅了でアレキサンダーの行動を封じていない場合、アレキサンダーの通常攻撃→孔明のスキル→アレキサンダーの宝具、という状況が発生します。グレイの無敵スキルはターンではなく1回なので、最初の通常攻撃を受けてしまう場合も。安定感がかなり下がるので、エウリュアレを編成しています。
余談ですが、この編成だと2回目のブレイク後にアレキサンダーに一切ダメージを与えることができず、3ターンのあいだ耐えることしかできないのが悩みどころです。無敵貫通や必中礼装をグレイに装備させれば撃破スピードが速くなるので、ダビデのかわりにライダーを置けるのですが……星3以下の恒常礼装に無敵貫通も必中もないという悲しい現実。
マシュが登場したターンは、アレキサンダーが大幅に強化され、味方パーティに強化がほとんど付与されていない状態のはず。幻術を使う前にマーリンが落ちてしまうと困るので、すぐにマシュの第3スキル“奮い立つ決意の盾”を使って、自身に攻撃を集めましょう。
ここで運が悪いとマシュが1ターンで落ちてしまう場合があるので、安全策をとって第2スキル“時に煙る白亜の壁”の無敵を付与してしのぎます。ちなみに、このターンにマシュのArtsが1枚もない場合、NPをためられないので攻略が運だよりになります。
アレキサンダーの攻撃を無傷でやり過ごしたら、マシュの第1スキル“誉れ堅き雪花の壁”と宝具を使って防御を固めましょう。2つの防御力アップとダメージカット効果が重なれば、ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしません。
上記のように行動すれば、3騎がそろったままアレキサンダーの宝具を幻術でしのぐことが可能です。
もしも孔明の宝具でスタンしてしまった場合、マスタースキル“イシスの雨”で弱体を解除しましょう。これまでの間にマーリンがスタンしてしまっても、エウリュアレがアレキサンダーの行動を遅らせてくれているので、幻術のCTが十分に間に合います。
ちなみに、マーリンが幻術を使用する前に落ちてしまった場合に備えて5thにダビデを編成しています。第2スキル“治癒の竪琴”を使えば、アレキサンダーの宝具を1回だけしのげます。
アレキサンダー撃破後
孔明1騎にできれば、あとは消化試合。最後尾に置いたゲオルギウスを全員でサポートし、時にはゲオルギウスのターゲット集中スキルでサポート役を守りながら、孔明のHPを着実に減らしていきます。
相性が有利な攻撃役がゲオルギウス1騎のため、本編成の場合はここからの戦いが非常に長くなります。実際に、16ターン目に孔明が1騎になったのですが、クリアーできたのは31ターン目でした。
特に縛りを設けていない場合は、配布サーヴァントの坂田金時や坂本龍馬などの優秀なライダー、殿性能が非常に高い絆礼装を装備したヘラクレスなどを編成しましょう。