今秋登場するメガドライブミニは、全収録タイトル40本のうち現時点で20タイトルが明かされている。週刊ファミ通では過去に2回、メガドライブミニ収録タイトル予想を行ってきたが、その中の何本が実際に収録タイトルとして選ばれているのだろうか。

1988年に登場したメガドライブの復刻機“メガドライブミニ”の収録タイトルを検証

 2019年9月19日に発売される“メガドライブミニ”。つい先日(3月30日)、東京・ベルサール秋葉原で開催した“セガフェス2019”にて、本機の発売日・価格とともに40本のゲームが収録されることが発表されたが、2019年4月30日の時点では20本のタイトルが発表されている。

4月30日時点で発表されているメガドライブミニ収録タイトル

アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス/ガンスターヒーローズ/ゲームのかんづめ お徳用/コミックスゾーン/魂斗羅 ザ・ハードコア/サンダーフォースIII/シャイニング・フォース ~神々の遺産~/スーパーファンタジーゾーン/スペースハリアーII/ソニック・ザ・ヘッジホッグ2/ダイナブラザーズ2/ハイブリッド・フロント/VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー)/ぷよぷよ通/ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌/魔導物語 I/武者アレスタ/ランドストーカー ~皇帝の財宝~/レッスルボール/レンタヒーロー
(五十音順)

 いまから遡ること約1年前、週刊ファミ通2018年5月10・17日合併号にて発表されたばかりの“メガドライブミニ”特集を掲載。同特集にて、本誌編集者とライター&本誌読者が希望するメガドライブミニ収録タイトル予想を取り上げていた。

 当時は発表されたてということもあり、本機の詳細な仕様はおろか、収録本数すらも明かされていない中、編集者が収録されるだろうと予想した(入れてほしいという希望も込めた)タイトルをチョイス。読者アンケートの結果とともに紹介していた。

メガドライブミニ発表直後にファミ通本誌にて掲載した特集、“収録タイトルはどうなる!? 妄想する楽しみを味わうならいま! メガドライブミニ 遊びたいのはこのソフト”。ちなみに発表当時はまだ正式名称ではなく、“メガドライブ ミニ(仮称)”とされており、2018年の発売をアナウンス。2018年9月19日に、発売延期が発表されていた。

 メガドライブミニに収録されるタイトル数は前述の通り40本ということだが、その中の20本は“セガフェス2019”ならびに2019年4月18日に配信されたファミ通生放送“メガドライブミニないしょ話”にて公開。

 現時点で半分のタイトルが明かされているわけだが、ファミ通編集者&ライターと読者が予想していたタイトルはどれだけ的中しているのか。実際の発表タイトルと照らし合わせてみた。

コアなゲームファンが多いことでも知られる“メガドライブ”だけに、“メガドライブミニ”発表直後から多くの人気タイトル、マニアックなタイトルなどを要望する声が噴出していた。

 編集者&ライターがチョイスしていた収録希望タイトルだが、これは“四者四様! メガドライブミニではこれを遊びたい!! メガドライブソフト最強のフルコース”という形で、集まった4人が自分で遊びたい&人にも勧められそうなソフトラインアップを、料理のフルコースに準えてセレクトするという企画。

 まずは座談会形式で話し合いが行われた結果、41本のタイトルをピックアップしたわけだが、メガドライブミニの収録数40本に近い数をチョイスしていたのは偶然とはいえ、なかなか鋭いところを突いていたのかもしれない。前述の通り、現時点で20タイトルが発表されているが、その正答率は!?

上記の編集者&ライターの収録希望ソフトで、現時点で予想が当たっているタイトル(41本中8本的中+ニアピン2本)

  • スペースハリアーII ◎
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ △
  • ぷよぷよ △
  • ランドストーカー ~皇帝の財宝~ ◎
  • シャイニング・フォース 〜神々の遺産〜 ◎
  • VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー) ◎
  • スーパーファンタジーゾーン ◎
  • レッスルボール ◎
  • レンタヒーロー ◎
  • ガンスターヒーローズ ◎

※タイトルの横に◎印が付いているものは予想が的中したもの。△印はナンバリング違いの作品が収録されるため、ニアピンという扱いにしている。

 正答の結果を見てみると、全41本中8本が的中、2本はナンバリング違いのニアピンという結果に。同企画では、最終的に4人の編集者&ライターが厳選した8本を、メガドライブミニで遊びたい究極のソフトとして取り上げているのだが、発表されているタイトルと照らし合わせてみると、みさいル小野と齋藤モゲが全部ハズレ、藤川Qは『スーパーファンタジーゾーン』をなんとか的中。メガドライブ発売時はまだ生まれていなかったゆーみん17は、『バンパイアキラー』を的中させたほか、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』をセレクトするなど、いちばん惜しいと言える結果になっていた。ベテランほど、個人の思い入れが強すぎるのか!?

こちらがファミ通本誌の編集者&ライターが料理のフルコースに準えてセレクトした、“収録希望ソフト最強フルコース”。全員で32タイトルをピックアップしているが、その中で現時点で収録が決定しているのは、2本のみという体たらくな結果に。20タイトルが未発表なので、まだまだ挽回の余地はあるものの、この中から何本の収録タイトルが選ばれるのだろうか……。

“メガドライブミニ”収録希望タイトル緊急アンケートで集まったユーザー希望タイトルは、どれだけ収録されている!?

 続いて、ファミ通読者に緊急アンケートを実施した“メガドライブミニ”収録希望タイトルをチェック。こちらはユーザーの投票数をもとに、ランキング形式で収録希望タイトルの上位を取り上げたものだが、まったくの偶然からメガドライブミニ収録数と同じ40本を掲載。

 こうも偶然が続くと、「ファミ通は収録数が40本と知っていたのではないか」と思われそうだし、「じつは知っていたんです」と言いたいが、残念ながら本当に知らなくて偶然なので、むしろ誇りたい。閑話休題。

 答え合わせをしてみると全40タイトル中、12本が的中。とくに、ユーザーが求める1位〜5位までが的中しているという、まるでユーザーの声をセガの人が見ているかのような好結果が見られた。……セガさん、見ていましたか?

上記は、読者が収録を希望するタイトルのアンケート結果。編集者が選んだタイトルは純粋なメガドライブソフトよりセレクトしたものだが、ユーザーアンケートでは“メガCD”タイトルや、未発売に終わった『テトリス』を推す声も聞かれるなど、堅実ながらよりバラエティーに富んだ結果に。『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』はCPU思考速度の向上、『サンダーフォースIV』はFM音源の再現を希望するなど、マニアックな意見もあがっていた。

上記の読者の収録希望ソフトで、現時点で予想が当たっているタイトル(40本中12本的中)

  • 1位:シャイニング・フォース 〜神々の遺産〜 ◎
  • 2位:ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜 ◎
  • 3位:ガンスターヒーローズ ◎
  • 4位:武者アレスタ ◎
  • 5位:VAMPIRE KILLER(バンパイアキラー) ◎
  • 7位:魂斗羅 ザ・ハードコア ◎
  • 18位:サンダーフォースIII ◎
  • 18位:ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌 ◎
  • 18位:レンタヒーロー ◎
  • 25位:ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 ◎
  • 33位:ダイナブラザーズ2 ◎
  • 35位:ぷよぷよ通 ◎

 編集者とライター&読者の収録希望タイトルと、実際の収録タイトルを照らし合わせてみた結果、読者が希望するタイトルが多く的中するという結果となった。

 言い訳がましく説明させてもらえば、今回予想を立てた編集者・ライターはとくにメガドライブに思い入れが強い人物が多く、そのため一般的な傾向というよりも、個人的な希望に片寄っていった結果が現れたものと思われる(とくにみさいル小野と齊藤モゲは個人的な趣向に走った結果、最終チョイスを全ハズシしている)。

 反対に、ユーザーアンケートは純粋に思い入れのあるタイトルが必然的に上位に集まっており、その結果が見事に現れていると言えるだろう。

2016年にもメガドライブ小型機を希望する特集ページを掲載!?

 小型復刻機の先駆けとも言うべきニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータが発売された2016年にも、本誌2016年12月22日号では「こんな小型機が出てほしい」という特集“決定! ファミ通的ミニ○○”を掲載。このときは「もしメガドライブの小型機が出たら?」という妄想のもと、編集者が収録を希望する30タイトルを勝手に予想。読者アンケートによる収録希望タイトルと合わせて紹介していた。

 結果は、ファミ通セレクトは30本中6本的中、3本がニアピン。読者アンケートは10本中4本的中、3本ニアピンと、こちらも読者希望タイトルが編集者の予想を上回る結果に。

こちらの記事は、メガドライブミニが発表されるよりさらに2年ほど前に行った企画。この時はででお、みさいル小野、阿部ピロシという、メガドラ現役世代の編集者たちが収録希望タイトルをチョイス。現時点で決定している収録タイトルとの正答率は決して高くはないが、どれが選ばれてもおかしくないラインアップが揃っていると言えるだろう。

上記の編集者の収録希望ソフトで、現時点で予想が当たっているタイトル(30本中6本的中+ニアピン3本)

  • ガンスターヒーローズ ◎
  • シャイニング・フォース 〜神々の遺産〜 ◎
  • スペースハリアーII ◎
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ △
  • ぷよぷよ △
  • ベア・ナックル 怒りの鉄拳 △
  • ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜 ◎
  • レッスルボール ◎
  • レンタヒーロー ◎

上記の読者の収録希望ソフトで、現時点で予想が当たっているタイトル(10本中4本的中+ニアピン3本)

  • 1位:ソニック・ザ・ヘッジホッグ △
  • 2位:シャイニング・フォース 〜神々の遺産〜 ◎
  • 3位:ぷよぷよ △
  • 4位:ベア・ナックル 怒りの鉄拳 △
  • 5位:ガンスターヒーローズ ◎
  • 7位:ランドストーカー 〜皇帝の財宝〜 ◎
  • 8位:レッスルボール ◎
本記事中では、“ミニメガドライブはこうしてほしい!”と、もし登場するならといった前提で、初期モデルのデザインと16-BITのロゴの再現、メガCD&メガCDカラオケへの対応などを提言。初期モデルのデザインと16-BITロゴの再現は確定しているが、メガCD&メガCDカラオケの機能が盛り込まれるのかは、今後の展開に期待したいところだ。

残る20タイトルは、どんな名作・傑作が収録されるのだろうか

 メガドライブミニの収録タイトルはまだ20本が未発表なので、今後この中にあるタイトルが選ばれる可能性は存分にあるはず。中には権利関係で難しそうなタイトルも見受けられるが、第2回の収録タイトル公開時に『アイラブ ミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス』が発表されるなど、まさかのディズニー作品が発表されるというサプライズも。

 また、メガドライブの周辺機器として登場していたメガモデム対応ソフト『ゲーム図書館』といった特殊なタイトルも含まれており、もしかしたらどのタイトルが選ばれてもおかしくないのでは……と思える雰囲気になってきたことは、いちゲームファンとしてもよろこばしい限り。読者からの希望の声もあったメガCD向けのタイトルや、機能拡張型の周辺機器スーパー32X向けタイトルの収録にも俄然、期待が高まってくる。

メガCD
(1991年12月12日発売)
メガドライブの拡張アダプタ型CD-ROMドライブ。本体内に大容量のRAMや、拡大縮小処理機能を搭載。メガドライブ単体では処理できない映像表現を実現していた。
スーパー32X
(1994年12月3日発売)
メガドライブを32ビット機にする、機能拡張カートリッジアダプタ。メガドライブのカートリッジスロットに装着し、この上に専用ソフトを挿すことになる。

 ちなみに、2019年2月25日〜3月4日にセガゲームスが実施した“メガドライブミニ 収録タイトル国民投票”では、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』or『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ぷよぷよ』or『ぷよぷよ通』、『シャイニング・フォース 神々の遺産』or『シャイニング・フォースII 古えの封印』という、シリーズ作から1本を選ぶという投票企画を実施。

 最終的に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ぷよぷよ通』、『シャイニング・フォース 神々の遺産』の3タイトルが選ばれていた。

 この企画から考えると、今回メガドライブミニに収録されるタイトルは、シリーズ作から1本ずつが選ばれることになるのでは……と予想することもできるだろう。

 編集者や読者希望タイトルのいずれでもあげられていた『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』や、『ファンタシースターII 還らざる時の終わりに』、『大魔界村』、『獣王記』といった王道タイトルや、『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』、『マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー』といった傑作タイトルなど、まだまだ多くの候補タイトルが残っているが、最終的な40本はどんなセレクトになるのだろうか。

 気になる収録タイトルの続報は、5月16日に10本が発表されるとのことだが、それまでいろいろな思いを馳せながら発売を待ち侘びたい。

メガドライブミニは、コントローラがひとつセットになった通常版(左画像)のほかに、対戦・協力プレイ用にふたつのコントローラが同梱された“メガドライブミニ W”(右画像)が発売される。

メガドライブミニ 仕様

商品名:メガドライブミニ/メガドライブミニ W
発売日:2019年9月19日(木) 発売予定
価格:メガドライブミニ:6,980円(税抜)/メガドライブミニ W:8,980円(税抜)
収録タイトル数:40タイトル予定
プレイ人数:1~2人
本体サイズ:幅154mm×高さ39mm×奥行116mm
コントローラサイズ:幅140mm×高さ70mm×奥行29mm
入力端子:HDMI端子、USB端子(Micro-B)
映像出力:720P、480P
音声出力:HDMIからのリニアPCM出力
同梱物:本体…1台 コントローラー…1個(“メガドライブミニ W”は2個) ハイスピードHDMIケーブル…1本 USBケーブル(電源供給用)…1本 取扱説明書・保証書