2019年3月17日に茨城県大洗町で、“大洗 春まつり 海楽フェスタ 2019”が開催された。メインステージで行われた“ガールズ&パンツァー キャストトークショー”をリポートする。
渕上 舞(ふちがみ まい)
大洗女子学園 西住みほ役
植田佳奈(うえだ かな)
大洗女子学園 河嶋桃役
原 由実(はら ゆみ)
BC自由学園 マリー役
津田美波(つだ みなみ)
BC自由学園 安藤役
安済知佳(あんざい ちか)
BC自由学園 押田役
『ガルパン』キャスト5名が大洗のステージに登場
ステージでは、バンダイナムコアーツの鳥居玲さんが司会進行を務め、5人のキャストを呼び込んだ。ステージ前に詰めかけた大勢の観客を見て、マリー役の原由実さんは
原すごいすごいとは聞いていたこの光景が、本当に想像以上ですごくびっくりしています! でも、このステージの、この景色を見てみたいと思っていたので、今日はすごく楽しみにしていました。
とコメント。押田役の安済知佳さんも、
安済もう、どこまで続いているのかが……果てしない地平線のような(笑)。
と、驚いた表情を見せた。
河嶋桃役の植田佳奈さんが、
植田3年前、初めて海楽フェスタに来たときの記憶が焼き付いていて。今日も「知ってる、この感じ!」と思いました。だから、3人の反応がすごい新鮮じゃない?
と、BC自由学園組の3人の話を、渕上さんに振ると
渕上もう、昨日からずっと私は傍らでニコニコと(笑)。私は大洗出身ではないんですけど、大洗初体験のみんなに向かって「今日は楽しんでいってね」という(笑)。
と、大洗の先輩である頼もしさ(?)を見せていた。
原さんは、初めての大洗の感想を聞かれ、
原昨日からテンション上がりっぱなしで、特に津田ちゃんは子供のようで(笑)。
津田あんこう鍋がおいしくて!本当に大好きになりました。
原そう。「舞さんいつもこんなのやってるんですか!」って(笑)。
津田「ずるいずるい!」みたいな(笑)。
あんこう鍋に舌鼓を打った様子を思い出しながら、会食時のエピソードを披露した。
『ガルパン』応援大使 蝶野正洋、入場!
ステージでは声優陣だけではなく、大洗大使であり『ガルパン』応援大使でもある蝶野正洋氏も登場。
(入場曲が流れる)
蝶野 大洗の魅力は“人”です。大洗町の人たちが、親切にみなさんをガイドしてくれますので、町を歩きながら写真を撮ったりして、ぜひTwitterなどでどんどん拡散してください。このイベントは8年目ということですが、2011年の震災のとき、大きな人的な被害はありませんでしたが、たくさんの被害がありました。ほかの被災県は手厚く報道されたことで復興の手も多く差し伸べられましたが、茨城県は空白地帯のようになってしまったんです。
その後たまたま『ガルパン』の舞台になった事で、ファンの皆さんが大勢来てくれるようになって賑わいが戻ってきました。本当にみなさんのおかげなんです。という形で、大洗町の宣伝もやっています。そして、こっちがボコ、こっちがなんだっけ……?
渕上アライッペですよ!(笑)。
蝶野 アライッペか! この体のシラス。後ろの方にもありますが、名物がたくさんあります。ここに遅刻していらっしゃった常盤さん。常盤(良彦)さん(Oaraiクリエイティブマネジメント代表取締役)も偉くなって、すぐ後ろの建物の管理者になりましたが、そんな常盤さんもおいしいトンカツを出してますし、大洗、茨城県というのはおいしいものがたくさんあります! 回るところも沢山あると思うので、この後はみなさん町を練り歩いていってください。そのかわりゴミはちゃんと持ち帰ってください。
(会場) はーい!
蝶野 そして今回は、俺の「分別しろよ」という看板がありますが、看板にいたずら書きもしないようにしてください(笑)。よろしくお願いします!
蝶野氏のピーアールコーナー後、『最終章』第2話のアフレコの話題になると、『ガルパン』の収録は多人数で望むことが多く、収録ブースに一度に全員が入れなかったり、待ち時間が長かったのが印象に残っている、とのコメントが。
待ち時間のあいだは、「『たまねぎの歌』の「じぇめらにょーん♪」っていう参考用にもらった音声を聞いてました」(安済)とのこと。フランス語で歌うことは相当に難しかったそうだが植田さんが「(先に作中に出ていた)ロシア語がネイティブ過ぎたから、かなりハードル上がったよね」とコメントすると、会場からも笑い声が上がった。
また、『最終章』第2話の話題では、すでにアフレコが(一部を除いて)終了していることが明かされ、キャストがネタバレにならない範囲でそれぞれが演じるキャラクターについて解説した。
まず、渕上さんは「きりっとした戦車戦のときのみほも好きなんですけど、『第2話』ではかわいいみほも見られますし、そんなみほを演じていて楽しかったです(笑)」とコメント。続いて原由実さんが「マリーは、『第1話』のときは優雅さであったり、ケーキ食べてたりで、ふんわりした感じがあったと思うんですが、『第2話』になると、戦いも佳境に入るので、結構キリッとしていたり、真剣な姿をご覧いただけます!」とマリーの凛々しさをアピール。
さらに、安藤役の津田さんが、「まぁ……俺たち、仲よしだよな!」と言いながら、押田役の安済さんと肩を組むと、会場からは大きな歓声が上がった。
最新情報発表の模様
『最終章』第2話の話題では、キービジュアル第2弾などが発表された。
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キービジュアル第2弾を見た観客からは拍手が上がり、ステージ直後には本予告も公開された。
さらに劇場来場者特典のキャラクター原案・島田フミカネ氏描き下ろしミニ色紙4種類がオープンされ、
再び会場から歓声が上がったが、安藤と押田のイラストを見た津田さんと安済さんは
津田なんかひとつだけ背景黒くないですか? 我々だけテイストが違うんですけど(笑)。
安済花咲いちゃってる(笑)。
と、笑顔でコメント。さらに、杏と柚子が卒業証書の筒を持っているイラストを見た渕上さんがなにかに気づき「佳奈さんがいない!」と叫ぶと、植田さんも「いないんだけど! ふたりは卒業証書持ってるのに!」と慌て、お銀と遊んでいる様子に気づいた安済さんが「危機一髪してる場合じゃないですよ!」と突っ込むと、植田さんは「そうだよね!」と答え、賑やかな掛け合いで最新情報コーナーを終えた。
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その後司会から劇場本予告の公開についても告知があり、新情報の公開が終了。最後は、渕上さんの「パンツァー・フォー!」」で観客を含めた記念撮影が行われ、閉会となった。