2019年4月27日~28日、千葉・幕張メッセにて“ニコニコ超会議2019”が開催中だ。
28日の岩手県ブースでは、プロゲーミングチーム・DeToNator所属のストリーマーであるSPYGEA氏が出演した。
SPYGEA氏の実家は岩手県のアスパラ農家。自身の配信で視聴者にアスパラをプレゼントしたり、“岩手No.1”スタンプを作ったりするなど、たびたび郷土愛(?)をネタにしてきた。
そんな彼が晴れて岩手県のオフィシャルブース&配信に登場。肩書きは期間限定の宣伝部長だ。長く見守ってきたファンにとって、感慨深いものがあるだろう。
岩手県はネットを活用したご当地PRに積極的で、ニコニコ超会議には6年連続で出展している。
また、どうやらゲーム関係にも明るいようで、2019年5月10日~12日に開催されるLANパーティー(※)“C4 LAN”にブース出展。SPYGEA氏は宣伝部長としてC4 LANブースのアピールをしに来たというわけである。
※LANパーティー:参加者が自分の好きなゲーム機やPC本体を持ち込んでひたすら遊ぶイベントのこと。
ブース前では配信スタート前からファンが待機し、ニコニコ生放送のコメントにもSPYGEA氏を登場を待ち望むコメントが流れる。
SPYGEA氏はあまり感情を表に出さないタイプだ。ひとりでうまく出演できるか心配するコメントも流れたが(愛されてますね)、トークは適度に軽快だった。
宣伝部長としての役割をしっかり果たし、C4 LANの岩手県ブースのアピールも完ぺき。
C4 LANの岩手県ブースでは岩手県に関する大喜利などを実施。優秀作の作者には岩手の特産品が贈られるほか、県産品の販売も行われる。
また、アンケートに答えるとDeToNatorと岩手県がコラボした“ゲーミング南部せんべい”がもらえるとのこと。
岩手県にはグルメも観光地もたくさんある。かわいいご当地キャラもいる。大きな(身長192センチ)の期間限定宣伝部長もいる。SPYGEA氏の起用をきっかけに、ゲーマーの興味が岩手県に向いたらおもしろい。
昨今は地方のゲーマーコミュニティによる活動がにわかな盛り上がりを見せている。岩手県とSPYGEA氏のコラボがモデルケースになり、ゲーマーが地元のアンバサダーになる動きが定番化したら、地方はさらに熱くなりそうだ。