スマートフォン向けアプリとは思えないど派手なアクションやダークな世界観を持つ『ダークアベンジャークロス』。スピーディーかつストレスフリーに遊べる本作の魅力に迫る。

スマートフォン向けアプリとは思えない高クオリティのアクションを体感せよ

 ネクソンより、2019年2月13日に配信が開始された『ダークアベンジャークロス』(以下、『DAX』)。“あなたの闇が目覚める”のキャッチコピーに代表されるように、ダークな雰囲気の世界観の中で、“アベンジャー”(=復讐者)たちによる重厚な物語が、ハイスピードなアクションで描かれた近年希に見る爽快感抜群の作品となっている。

 そんな『DAX』と、人気剣劇格闘ゲーム『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』(以下、『サムスピ』)のコラボレーションが決定した。西洋を舞台にした『DAX』と、和風アクションの『サムスピ』の和洋折半コラボは、本作の魅力をさらに深めてくれるに違いない。

 『DAX』について、スマートフォン向けのアクションゲームということで、操作感などに不安を覚えるユーザーの方もいるかもしれないが、ここで本作の持つ魅力や特徴について紹介していこう。

『ダークアベンジャークロス』STORY
 その昔、世界では光と闇が“太始の戦争”と呼ばれる争いを繰り広げていた。
 争いは天使と魔神によって長きにわたり続いたが、ある時、魔神の指導者“レビデウス”は自身のすべての力を使い、世界を破滅させる力を秘めし“混沌の結晶”を生みだす。
 後継者“バアディン”は、混沌の結晶の圧倒的な力によって天使たちを一気に追い込むが、天使の指導者“カドエル”の自らの命を犠牲にした反撃によりバアディンは返討ちになる。
 バアディンの死と共に破壊された混沌の結晶は、ばらばらに砕け散り誰にも知られず、地上へと散らばっていった。
 その後、天使たちは指導者を失い衰退した魔神たちを魔界へと追いやり、二度と戦争が起きないよう、お互いの領域に絶対的結界を生成した。
 こうして神々の戦争は終わり、平和な日々が訪れた。そして数千年の時が過ぎたころ……。
 “トランテス”大陸には“ロステリア”という王国があった。
 本来オーク種族が暮らしていたこの土地は、追い出されたオークたちの反乱が各地で勃発し、中でも領地“アイアンガード”は激戦区とされていた。
 オークとの領土紛争によって混乱した“アイアンガード”に、今、破滅の影が徐々に近づいていた……。

『ダークアベンジャークロス』の見どころ、魅力、おもしろさを徹底紹介!

  • 『ダークアベンジャークロス』ってどんなゲーム
  • 『ダークアベンジャークロス』の魅力とは
  • 『ダークアベンジャークロス』を実際に遊んでみて
  • 『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』との和洋折半コラボが実現

『ダークアベンジャークロス』ってどんなゲーム

 『DAX』は前述の通り、スピーディかつ爽快感のあるバトルが楽しめるフリースタイルアクションRPGとなっている。物語は、かつて行われていた“太始の戦争”と呼ばれる争いで、地上に散らばった“混沌の欠片”を巡る、人間とオーク族による大いなる紛争を中心に、ロステリア王国の領地“アイアンガード”の護衛兵たちの活躍が描かれている。

 本作に登場する主人公キャラクター(=プレイアブルキャラクター)は、ウォーリア、ウィザード、バーサーカー、アーチャーの4人。この特徴ある4キャラクターそれぞれの復讐の物語がメインテーマとして描かれており、各キャラクターが持つ特性を活かして、“アイアンガード”に巻き起こる試練に立ち向かっていくことになる。

ウォーリア(声:河西健吾)
オークを憎む鬼才の戦士。両手武器の長剣を手に、敵の懐に飛び込んで戦う近接戦闘を得意としている。攻撃するには敵に密接する必要があるが、回避を的確に行いヒット&アウェイで戦うのが鍵となるだろう。
ウィザード(声:松井恵理子)
償いと復讐に惑う天才魔法使い。強力な魔法攻撃で中距離から攻撃可能なうえ、攻撃範囲も広いので、数体の敵をまとめて攻撃することもできる。中ボス、ボス戦では敵との間合いを取りつつ、攻撃をくり出していくといいだろう。
バーサーカー(声:竹内良太)
後悔を背負いし特攻狂戦士。巨大な斧と拳で相手を圧倒するアタッカー。ウォーリアと同じく近接タイプのキャラクターで、豪快なアクションが魅力的ではあるが、その分、攻撃モーションも大きいので、隙をつかれないように注意したい。
アーチャー(声:高野麻里佳)
亜人王家の血を継ぐ気高き射手。巨大な弓矢を使って、中距離からの攻撃を得意としている。攻撃力は高くないが連射速度が早く、攻撃範囲も広いので、複数の敵を相手に戦いやすい。敵に近づかれないように距離を保った戦い方が有効である。

『ダークアベンジャークロス』の魅力とは

 『DAX』の魅力といえば、なんと言ってもスマホアプリとは思えない重厚感のあるグラフィックと爽快アクションに尽きるだろう。とくに、アクションにおいてはプレイしていて気持ちのいい連続技を簡単にくり出すことができるなど、遊びやすさと気持ちよさがバランスよくまとまっている点も魅力のひとつとなっている。本作における基本アクションと操作法は以下の通り。

移動は、画面左の下側にあるバーチャルパッドにて移動。画面に指を触れていないときは、バーチャルパッドは表示されない。
攻撃ボタンをタップすると、通常攻撃が繰り出せる。
攻撃ボタンを押したままだと、連続攻撃が繰り出される。
回避ボタンを押すと、敵の攻撃を避けるアクションが繰り出せる。ただし、一度使用すると、一定時間が経過するまで使用できないクールタイム制が採用されている。
各キャラクターごとに用意されたスキル技。回避同様、一度使用するとクールタイムが経過するまで、使用できない点には注意が必要だ。
ど派手な攻撃で、敵にトドメを刺すフィニッシュスキル。ザコモンスター相手の場合は、HPゲージ下の青ゲージが溜まることで使用可能。ボス相手の場合は、敵のHPの残りがプレイヤーの攻撃値の一定値以下になったときに使用できる。つまり、プレイヤーの攻撃力が高ければ高いほど、早く発動できることになる。

 ここまで紹介したものが、本作の基本操作になるが、これ以外にも一撃必殺技とも言える“アルティメットスキル”や、スキルを連続で発動する“連係スキル”、大型の敵キャラクターに搭乗して操ることのできる“ソウルリンク”といったものも用意されるなど、多彩な攻撃手段が存在している。

 『DAX』にはプレイ中の体力回復といった手段が用意されていないステージもあるので、敵のモーションを見切り、いかに回避するかが重要なポイントになってくる。敵が攻撃モーションに入ったら、回避ボタンを押すことで回避行動に移れるが、前述のように回避ボタンはクールタイム制となっているため、連続使用することができない。そこで活用したいのが、スキルを使った回避テクニックになる。スキル発動中は敵の攻撃を受けないので、回避行動が取れないときはスキルを発動することで、攻撃回避をするといいだろう。

 また、アイテム収集や経験値稼ぎに利用できる“冒険”では、周回プレイに最適な“自動戦闘”や“オートクリア”といった、快適プレイアシスト機能が用意されている点も◎。これらのアシスト機能を駆使すれば、電車内などでスマホの両手保持が難しい状態でも快適なプレイができるはずだ。

ワイバーンやトロールといった巨大モンスターを倒した際、これらのモンスターに搭乗してステージを進むことができる技が“ソウルリンク”(=魂の連結)だ。ソウルリンク時は攻撃とスキルも、搭乗しているモンスター特有の強力なものになる。
“自動戦闘”はスキル攻撃まで自動で使うものと、スキルは使わないで通常攻撃のみで進む“手動スキル”が用意されており、画面中央下段にある“自動戦闘”と表示されている部分をタップすれば、以降は移動操作や攻撃操作を自動で行ってくれるようになる。
再度、“自動戦闘”部分をタップすると、“手動スキル”に移行。手動スキルは、プレイヤーが任意のタイミングでスキルボタンを使用可能。また、いずれのモードでも回避アクションとフィニッシュスキルは使ってくれないが、こちらもスキルと同様にプレイヤーが任意に使用できる。
個性豊かで迫力あるボスキャラクターたちが多数登場するのも、『DAX』の魅力のひとつ。

『ダークアベンジャークロス』を実際に遊んでみて

 『DAX』を実際にプレイしてみて、真っ先に感じたことはとにかくストレスフリーな快適さと爽快感、この2点に尽きると言ってもいいだろう。スマホアクションゲームでいちばんの不安点でもある移動についても、バーチャルパッドは画面左側下段部分のどこを触っても反応してくれるため、思った通りの移動ができるうえ、攻撃ボタンである程度敵をめがけてダッシュしてくれるので、移動に関してのストレスはほとんどないようなもの。

 また、移動→攻撃への変移もスピーディで、攻撃ボタンを押したままにしておくだけで豪快な連続攻撃がくり出されるほか、各種スキルのエフェクトもど派手で爽快に尽きるものばかり。簡単に気持ちのいい攻撃がくり出される様は、まるで自分のゲームの腕が上達しているような錯覚を覚えるほど。

 さらに、プレイ中にはウィンドウを開いてアイテムを選択・使用するなどといった、戦闘を中断させる要素も排除されているためにプレイ感が非常にスピーディで、とにかくストレスフリーな作りになっている点は非常に好感が持てる。

 キャラクターも近距離攻撃が得意なウォーリアとバーサーカー、中・遠距離を得意とするウィザード、アーチャーの4人が用意されている。それぞれのキャラクターは、比較的スマートで標準的なタイプのウォーリア、ウィザードに対し、豪快な大男タイプのバーサーカー、可憐な少女タイプのアーチャーと、見た目もそれぞれ個性的なので、キャラクター選択時は戦闘スタイルで選ぶべきか、見た目を重視するかといったところも、悩ましいポイントだ。

攻撃ボタンを押しているだけの簡単操作で、豪快な連続技を繰り出すことが可能。各キャラクターごとにさまざまな攻撃方法が用意されているだけでなく、派手なエフェクト効果によって、敵の大群をなぎ倒していく爽快感は抜群。
バトルの途中で、敵の武器を奪って攻撃できる“武器強奪”といった仕掛けも用意されている。普段近接タイプのキャラクターでも、槍を奪ったあとは槍投げができるといったように、普段と異なる攻撃手段を楽しむことができる。
爽快&豪快なアクションばかりに目がいくが、重くて暗い重厚なストーリー展開も本作の魅力のひとつ。タイトルにもある“ダーク”(闇)、”アベンジャー”(復讐者)とあるように、“ストーリーモード”では、非常にシリアスな物語が綴られていく。
キャラクターに同行させることで、さまざまな効果を発揮してくれる“ペット”は、2019年4月17日に追加されたばかりの新要素。可愛らしいデザインのキャラクターから、敵として倒した相手まで、さまざまなペットが登場している。

『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』との和洋折半コラボが実現

 今回、『DAX』とコラボレーションが行われるのは、2005年にアーケードで稼動していた『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』。同作はシリーズの9作目で、過去作品に登場したキャラクターのほぼ全員が登場するという、『サムライスピリッツ』シリーズの集大成とも言える作品になっている。

 そんな『サムスピ』から、覇王丸、牙神幻十郎、ナコルル、真鏡名ミナの4名が、『DAX』に参戦。それぞれ、アバターアイテムとして提供されている各部位を集めていくことで、外装を『サムスピ』仕様のキャラクターにできるというわけだ。

 印象的なコスチュームだけでなく、特徴的な髪型や装具まで再現されたキャラクターたちは、西洋ファンタジーをテーマにした『DAX』の世界に、新風を吹き込んでくれるに違いない。

覇王丸(はおうまる):(ウォーリアのアバター)
『サムライスピリッツ』シリーズの主人公とも言えるキャラクター。見た目に違わず豪快かつ短気な性格の持ち主で、腰には愛刀のほかに、つねに酒瓶もぶら下げている豪傑漢。この酒瓶も『DAX』でしっかり再現されている。※右画像は『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』の覇王丸。
真鏡名ミナ(まじきなみな):(ウィザードのアバター)
長い白髪と褐色の肌が特徴的な、琉球王国生まれの神女。『サムライスピリッツ』では弓を手に戦う戦士のため、『DAX』ではウィザードながら長弓を手に戦っていく。※右画像は『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』の真鏡名ミナ。
牙神幻十郎(きばがみげんじゅうろう):(バーサーカーのアバター)
金で人斬りを請け負う、剣客商売を生業とする剣士。恵まれた体躯と鍛え上げられた肉体に、幼き頃に母親に付けられた、背中の大きな刀傷が特徴。『DAX』では大鎌を振るい、豪快に敵をなぎ倒していく。※右画像は『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』の牙神幻十郎。
ナコルル:(アーチャーのアバター)
自然を守るために戦うアイヌの巫女で、小柄な身体ながら数々の神秘的な能力を駆使して、強靱な剣士たちと戦い抜いてきた人気キャラクター。『サムライスピリッツ』ではお供の鷹“ママハハ”をつねにつれていたが、本作ではアーチャーとして弓を用いることに。※右画像は『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』のナコルル。
プレイアブルキャラクターだけでなく、“ペット”にも『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』キャラクターが登場する。こちらは上記の4キャラクターに加え、虎皮の尻尾付きワンピースや猫耳などを身に着けた、南米出身の女キャラクター、チャムチャム(画像右)も登場する。

『DAX』にはほかにもお楽しみ要素が盛りだくさん

 ここまで、『DAX』の魅力を駆け足に紹介してきたが、ここで触れているもの以外にも、バトルをくり返して武器や装備品を集めたり強化していく楽しみもあり、さらに細かくキャラクターを作り込める“キャラメイク”など、『DAX』にはまだまだ楽しめる要素が盛りだくさん。

 ゲーム序盤は本当にサクサクと進めることができるので、基本的な操作を学びつつ、レベルアップや装備品の充実を目指し、(キャラクターのレベルは当然だが、プレイヤーの腕前も)ある程度のレベルに到達したら、ストーリーモード以外のコンテンツにも挑戦してみるといいだろう。

 本作には、ひとりで楽しむ“ストーリー”、“冒険”以外に、“順位争奪戦”や“個人戦”、“団体戦”といった対人用モードや、仲間たちと協力して巨大なボスに挑める“レイドバトル”や“パーティダンジョン”といった協力プレイコンテンツも用意されている。

キャラメイクは、本作のウリのひとつ。髪型や各種カラーなどはもちろん、顔つきもかなり細かく作り込むことができる。同じアーチャーでも、これだけ顔や体型を変化させることが可能。装備品によって容姿が変わるのも、こだわりのポイントだ。
キャラクターは、“攻撃力”、“防御力”、“HP”、“クリティカル発動”、“ダメージ減少”、“防御貫通”といった、6つのステータスを強化していく。すべてのステータスが5段階まで上がると、強化の上限が開放されてさらなる強化が可能になる。
ガチャやプレイで手に入れた武器や装備品を強化していくことも、ゲームを快適に進めていくためにしっかり抑えておきたいポイント。ストーリーを進めるだけでなく、対戦や協力プレイのためにも、装備品の強化もしっかりとしておこう。
キャラクターや装備品だけでなく、スキルも強化していくことで、効果をより強大なものにできる。使いやすいスキルを優先的に強化していくなど、自分好みにカスタマイズしていきたいところだ。
ストーリーと冒険以外に、ゴールドを稼ぎやすい“ゴールドダンジョン”や、装備品強化に役立つアイテムが手に入る“デイリーダンジョン”など、さまざまなコンテンツも用意されている。

スマホのアクションゲームが苦手な人にも遊んでもらいたい、スカッと爽快な『DAX』

 ここまで本作の特徴を紹介してきたが、自分が作り込み、成長させたキャラクターが豪快に活躍する様はとにかく気分爽快で、スカッとした気分に浸れること間違いなし。

 その豪快なプレイ感から一見するとアクション性が強く見えるため、その見た目の雰囲気だけでアクションゲームが苦手な人は敬遠してしまうかもしれないが、そんな心配はせずに騙されたと思って挑戦してもらいたい。その遊びやすさと迫力で、『DAX』に魅了されることだろう。

 また、スマホのアクションRPGなんて……と敬遠しがちなコンシューマー機のユーザーにも、ぜひとも触ってもらいたいところだ。手軽に本格的なアクションが楽しめるだけでなく、ひとり用から対戦、協力プレイまで充実しており、さらに1プレイが程よい時間で遊ぶことができるというのも◎。もちろん、育成・収集といった要素も満載なので、やり込み派のプレイヤーにも満足してもらえるはず。

 そして、『サムライスピリッツ』ファンの人にも今回のコラボで登場する4人のキャラクター+ペットを獲得すべく、このGW中にガッツリと挑戦してもらいたいところだ。